ラブライブ!スーパースター!! アニメ7話 決戦!生徒会長選ー2

※ネタバレ&下ネタ注意!観ていない人はスクロールしない様に!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Bパート

恋は紙パックのアップルティーを手に取って、かのんは話し始めた。

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かのん「葉月さん、前に言ってたよね?スクールアイドルじゃなきゃ、応援するって。私達の事が嫌いとか意地悪したいって事じゃないんでしょ?理由が知りたいんだ。それが分かれば私達も何か方法がないか、考えられるから」

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かのん「葉月さんは受け入れられないのかもしれないけど、スクールアイドルはやっぱり悪いものじゃないって思うから・・・」

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恋「別に何もありません。ただ、学校の為にはスクールアイドルは無い方がいい。それがわたくしの考えです」

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恋は去っていった。

f:id:gonmoku:20220209101804j:plainかのん「学校の為にはって、どういう意味?」

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翌日、体育館で全校集会が始まろうとしていた。

「ではここで、初代生徒会長、葉月恋さんからの挨拶です」

恋は一礼して壇上に上がった。

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恋「改めまして、この学校の初代生徒会長に任命された葉月恋です。この名誉ある仕事に就く事が出来、光栄であると同時に、身の引き締まる思いです」

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恋はポケットから書状を取り出し。

恋「わたくしは、この結ヶ丘女子を地域に根ざし、途切れる事なく続いていく学校にする為に、誠心誠意、努力する所存です。その為に・・・」

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恋は言葉を詰まらせて。

f:id:gonmoku:20220209101853j:plain館内は騒然となって。

かのん「ん?」

可可「どうしたのでしょう?」

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恋は挨拶を続けて。

恋「その為に・・・最初の学園祭は音楽科をメインに行う事と決定しました!!」

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可可・千砂都「ええ!!」

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全校生徒はその言葉にざわめき始めた。

「どういう事?」

かのん「葉月さん・・・」

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恋の表情は真面目だった。

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しかし、集会が終わって、普通科の生徒達は恋に対する不満の声が相次いだ。

ヤエ「完全な公約違反だよねェ!!」

ナナミ「そうだよォ、みんな学園祭楽しみにして!クラスの出し物とか考えてたのにィ!!」

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ココノがヤエ達の所に来て。

ココノ「隣のクラスが抗議の署名集めるって!!」

ナナミ「おお、協力する!!協力する!!!」

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すみれ「クークックックックッ・・・抗議より手っ取り早い方法があるわ!!・・・リコールよォ!!!!!!」

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ナナミ「リコール?」

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すみれ「そう!成立すれば公約違反で現生徒会長は解任!そして、やり直しの選挙の末に、この私が・・・」

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可可がすみれの前に出て。

可可「かのんが生徒会長にィ!!!!!」

すみれ「ギャラァ?」

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ココノ「かのんちゃん立候補するのォ?」

かのん「私!?ええ!?」

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ヤエ「応援するよ!」

ココノ「私達、かのんちゃんがいいんじゃないかって話してたんだ!」

ナナミ「うん!うん!」

かのん「いや、ないないない!そんな話、全然ない!!」

と否定。

かのん「ほら私なんて全然目立たないし・・・」

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すみれ「アンタァ、それ嫌われるタイプよォ」

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かのん「へッ!?」

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かのん「いや、違う違う違う違う!!そういうんじゃなくて~!!」

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部室で。

千砂都「でも、本当にその位にしないと駄目かもしれない」

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可可「デスデス、公約を破る位ですから、ほっておいたらスクールアイドルも禁止って言ってくるに違いないデス」

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かのん「う~ん、確かにそんな気もするけど・・・それにしても何か理由がある気がするんだよね・・・」

千砂都「でも、昨日聞いても教えてくれなかったんでしょ?」

かのん「それは・・・」

f:id:gonmoku:20210913203204j:plain恋は下校し、4人は恋を追った。

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すみれ「それで尾行!?」

かのん「仕方ないでしょ!音楽科の子達も、葉月さんの事は殆ど分からないって言ってたし」

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可可「殺るなら徹底的デスゥ!!!」

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かのん・すみれ・千砂都「え!」

4人は恋の尾行を開始した。恋は歩を止めて後ろを振り向いた。すると4人の姿はなかった。

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恋は気のせいかな思い、歩き始めた。

かのん「あぶなッ!」

千砂都「流石、葉月さん。音楽科でもいつもきちんとしてて、周りに注意を払ってるから・・・」

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可可「気配を察知する能力という事デスカァ?」

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かのん「となると・・・すみれちゃん!」

すみれ「え?」

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すみれ「ギャラ?」

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すみれは頭にピンクの帽子、胸元には黒いリボン、目にグラサンをつけて、子供用のワンピースを着て変装した。

すみれ「不本意なんですがァ・・・」

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「う〇ちだァ~!」

「う〇ちィ~!!」

すみれ「五月蝿いィ!!!!!」

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※にこっち(矢澤にこ)を思い出すw(ラブライブ アニメ1期5話にて)

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すみれは恋に接近した。

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恋「ん?」

すみれ「はうわァッ!!!」

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すみれはもしかして変装がバレたのか体中カチカチになっていた。しかし、恋は気のせいだったのか、怪しまれなかった。信号が青になって恋は歩き始めた。

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すみれ「ぶはァ~」

かのん「さっすがすみれちゃん!」

千砂都「全然気付かれてなかったねェ!」

すみれ「褒めないで。傷つくから」

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可可「かのん!!」

かのん「あっ!行こう」

4人は引き続き恋の尾行を再開。

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そして恋は自宅に帰宅した。それは豪華な家だった。4人は恋の家の前に着いた。

かのん「ここに入っていったけど」

表札にはローマ字で「HAZUKI」と彫っていた。

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千砂都「ここが・・・」

可可「葉月さんの家!?」

f:id:gonmoku:20210913204504j:plainすみれ「お金持ちだろうとは思ってたけど、想像の銀河上ね・・・」

可可「とりあえず、呼び出しましょう」

可可はインターホンを押そうとした。

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かのん「待って!」

千砂都「もう少し、探り入れてからの方が」

可可「尾行までしてここに来たのは、葉月さんの事を知りたいからではないのデスカ?」

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かのん「う・・・」

インターホンの方から音声が。

「どちらさまですか?」

かのん「うわっ!あ、いや、えっと~」

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可可「私達、結ヶ丘女子の生徒なのですが・・・」

すみれ「恋さんとお話ししに来ました」

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すると門が自動的に開いた。

「あっ!」

4人は家内に入り。

「どうぞ」

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家政婦のサヤ(CV・花澤香菜)が4人に紅茶を置いた。

かのん「ありがとうございます」

サヤ「今、お嬢さまを呼んで参りますので、ごゆっくりお寛(くつろ)ぎ下さい」

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かのん「はい!」

サヤが部屋を出て、かのんが慌て始めた。

かのん「どうしよう!約束も何もしてないのにィ!!」

千砂都「尾行してきたからね」

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かのん「うわ~!葉月さんに何て言えば分かってくれるかなァ・・・」

f:id:gonmoku:20220215211848j:plain千砂都「あっ、美味しい」

すみれ「いきなり怒るんじゃないのォ?話す事はありません、帰りなさいったら帰りなさい的な」

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かのん「そうなるよね~」

かのんの右手には赤いボールが置いてあって、かのんはボールを拾った。

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可可「それにしても立派なお家デスネ」

可可の隣には白い大きな犬(CV・麦穂あんな)の置物らしきものが置いてあって、首には青いスカーフを巻いていた。

可可「見てクダサイ!大きなぬいぐるみデスゥ!!!」

f:id:gonmoku:20210913204948j:plainすみれ「ぬいぐるみ?剥製じゃないのォ?」

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可可「こんな大きな犬、いるわけないじゃないデスカァ。わあ~暖か~い♡」

すみれ「暖かい?」

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すみれ「・・・あ。ホントだあ~♡それに、トクン、トクンって」

可可「何、言ってるのデスカァ。また適当な事ばかり言って~♡」

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「わん!!!」

犬は吠えた。

すみれ「え!?」

可可「おっ」

犬は荒い息遣いして

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すみれ「ほ・・・」

可可「ほ・・・」

「本物だァッ!!!!!!!!!!!!!!!」

4人は逃げ始めたが、犬も4人を追い始めた。

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すみれ「何なのォ!?あのデタラメな犬はァ!?」

かのん「知らないよォ!!」

可可「遺伝子組み換えデスカァ!?あるいは巨大化改造ゥ!!」

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千砂都はスマートフォンで検索し、追われている犬を検索していたのだ。

千砂都「あった!ホントにいる犬だって」

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かのん「あんなにおっきいのがァ!?」

すみれ「とにかく早く誰かに助けをォ!!!」

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4人がくまなく部屋を開けたが、誰もいなかった。

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「誰かァ~!!!!!!」

かのん達が悲鳴を上げているのもお構いなしに、犬は執拗にかのん達を追った。

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かのん「誰もいないよ!!」

千砂都「どーなってるのォ?」

可可が遅れ始めた。

可可「もう、駄目デスゥ・・・」

かのん「可可ちゃん!あっ!」

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かのんは右手に持っている赤いボールに気付き、ボールを投げて犬はボールの後を追う様にUターンした。

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すみれ「今のうちにこの中に!」

可可「かたじけないデス・・・」

何とか犬から逃げ切ったが、かなり走ったのかまだ息が荒れている4人。

千砂都「ういっすゥ~」

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可可「ハァ、ハァ、ハァ」

すみれ「何なのここは!」

千砂都「こんな大きい家なのに誰もいないんなんて・・・」

かのん「ちょっと変だよねェ・・・」

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かのんの前には卒業アルバムを見つけた。

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かのんは卒業アルバムをめくってみたら。

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それは、制服や校舎を見ると結ヶ丘と似ていて、学校生活の思い出が一枚一枚込められていた。

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かのん「これ・・・あ?」

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千砂都「かのんちゃん」

千砂都は額縁付きの一枚の大きな写真を見つけた。

千砂都「卒業写真かな」

可可「結ヶ丘っぽいですけど・・・」

すみれ「それにしては随分古くない?」

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すると部屋の外から。

「いけません!」

かのん・千砂都「ん?」

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それは恋とサヤの会話だった。

4人がドアをこっそり開けて二人の会話を聞いた。

恋「本当に今までありがとう。この御恩は一生忘れません!!」

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恋が持っているのは現金が入った封筒らしいが、サヤは受け取りを拒否する。

サヤ「いいえ、受け取れません!!」

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恋「お願い!来月からはあなたを雇っておけるお金もないのです」

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サヤ「必要ありません!!私はこの葉月家に仕えているだけで・・・」

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恋「そういう訳にはいきません。あなたの様な人をただ働きさせたら、それこそ亡くなったお母さまに怒られてしまいます」

と恋は封筒をサヤに渡した。

サヤ「しかし、それではお嬢さまは本当に独りきりに・・・」

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恋「平気ですよ」

するとさっきまでかのん達を追いかけた犬が二人の所に。

口にはかのんが投げたボールを銜(くわ)えていた。

恋「わたくしにはチビがいますから」

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すみれ「チビィ?あれがァ?」

可可「シッ!」

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恋はチビが銜えているボールを取り出して。

恋「あなたがここに来たのは、まだチビが産まれたばかりの頃でしたよね。あの頃はお父さまがいて、お母さまも元気で、皆、仲が良くて家の中はいつも賑やかで・・・」

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サヤ「お嬢さま・・・」

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恋「悲観しているのではありませんよ。わたくしにはまだ、お母さまが遺してくれた、結ヶ丘がありますから」

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チビはかのん達に気づいて吠えた。

チビ「わん!!!」

恋「チビ?」

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かのん「いっ!!!」

するとチビはかのん達の方へ向かった!

かのん「アハハハッ!!」

すみれ「うわあああァ!!!」

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恋「誰・・・え?」

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かのん「アハハハ!ハハ!!ハハハ!!!」

チビはかのんが気に入ったのか舐め始めた。

かのん「そこォ!そこは駄目だよォ!!アハハッ!!」

すみれ「うううう~!!」

恋「あなた達・・・」

かのん「こらァ!!くすぐったいって!アハハッ!!!」

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サヤ「チビ、Come」

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チビ「わん」

チビはサヤの所に来て。

サヤ「Sit」

チビ「わん」

サヤ「Stay」

サヤに相当躾けられたのかチビはおとなしく正座した。

恋「聞いていたのですか?」

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かのん「一人ってどういう事?お金がないって・・・!!」

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そして、恋の口から衝撃的な言葉が!

恋「そのままの意味です。この家に残っているのは、わたくし一人。お金もありません!!このままでは学校を運営していく事も!!!」

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かのん「えっ・・・」

恋「母が遺した学校を続ける為には、わたくしが頑張るしかないのです!!!」

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かのん「葉月さん・・・」

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今回はここまでですが、選挙は・・・案の定ですねェ・・・。

それより恋ちゃんのお母さん、葉月花さんが若くして他界されたのは衝撃的でした。

じゃあ、お父さんはどうしたんだと思ってしまいますが、ラブライブの世界には男性キャラは登場しないので、行方不明扱いかな?学園祭で音楽科メインで開催するというのは、生徒数が少なくて、学校運営を存続させる為、苦渋の決断をしたんだと思います。

次回は「結ばれる想い」ですが、恋ちゃんがスクールアイドルを嫌う理由や結女の前身、神宮音楽学校や葉月家の過去が明らかになるかと思います。次回予告に映っていた鍵が気になります。実はアニメ観た日、次回が気になって気になって眠れず、寝不足でしたw

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最後は恒例の「リエラのうた」

タイトル「message」歌詞 歌・かのん

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嬉しかった夜の景色 ずっと忘れないでいて

花のように咲く街あかり 木々は風に歌う

険しい坂ものぼってゆこう

やさしい星の瞬きが ある日雲の覆われて

さびしくても 涙あがったら

夢の虹 架かるのさ なにもこわくない

願うよ いま

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