※ネタバレ注意!観ていない人はスクロールしない様に!!
Bパート
5人は屋上でバランスの練習。
千砂都「しっかり前を見て!!フラフラしない!!!あと5秒!!!!」
可可「ああっ!」
かのん「う・・・」
千砂都「3、2、1、はい終わり!!」
可可「ああ~!」
千砂都「次はジャズダンスを少しやってから、今度は腹筋スクワット3セットずつ!」
可可「足が棒ですゥ~」
すみれ「そんなに!?」
恋「殆ど、運動部ですね・・・」
千砂都「仕方ないよ、曲も振り付けも決まってないから、基礎的な事をやるしかないし」
可可「こんなのでホントに間に合うのデスカァ~?」
千砂都「それは・・・」
すみれ「ん・・・」
かのん「うう・・・」
かのん以外「ジィ~♡」
恋達に睨まれているところをかのんは気づき。
かのん「う、分かってる!わかってるよ!!」
かのん「でもこのグループと学校を代表する様な曲って言われるとなかなか・・・」
千砂都「そんな難しく考えなくてもいいんじゃないかな」
可可「そうデス!この5人を見て感じた事をそのまま歌にすれば良いのデスヨ!」
かのん「じゃあ聞くけど、可可ちゃんはこの5人を見て何を感じる?」
可可「ん?そうですね、それは・・・『最強』とか、『最高』とか、『エクセレント』とか、ではないかもしれません」
かのん「ほら~」
すみれ「そんなのギャラクシーに決まってるったら決まってるでしょォ!?」
千砂都「ええ~まるだと思うけどなァ。名前もまるまるサークルなんだし!!」
恋「その名前は拒否されました」
可可「じゃあ何だというんですか?」
恋「それは・・・」
かのん「ほら、みんなだってそうでしょ?難しいんだよ。この5人ってバラバラだし、最初から何か目的を持って集まったわけでもないし・・・」
恋「まあ、それは分かりますが・・・」
千砂都「でもエントリー期限まであと少ししかないんだよ?」
すみれ「まさか諦めるの!?」
可可「そんなわけありますかァ!!!!」
可可「こうなったら・・・」
かのん「なったら?」
可可「なったらァ~」
5人は葉月邸に場所を変えて。
かのん「これって・・・」
可可「ジャパニーズ缶詰めデス!!完成するまで帰れませんので!!!」
可可がドアを閉めて。
かのん「へ!?」
しばらく経って。
かのん「うう、ズルいヨ。私にばっかり押し付けて~う~ん・・・う~ん・・・」
かのんは考えたが。なかなか思い浮かばなかった。
かのん「ほ、は、ほ、は、ほ!」
かのんは青いカーテンに気づいて。
かのん「ん?ここは?・・・うわあ!!」
かのんはカーテンを開けて。
かのん「すっご~い大きなベッド!!!」
かのんはベッドにめがけて飛び込んだ。
かのん「と~う!ふわふわだ~!!こんなベッドに一度寝てみたかったんだ~」
かのんがベッドでゴロゴロになって。
かのん「ごろりん、すやァ~♡」
しかし、
千砂都「かのんちゃ~ん♡」
かのん「えっ?」
千砂都「歌は出来たァ♡」
かのんの背後には可可が横たわっていた。
かのん「ちぃちゃん?・・・可可ちゃん!?」
すみれ「どうやら・・・」
かのん「はッ!!」
かのんの前にはすみれと恋が。
恋「監視が必要な様ですねェ♡」
かのん以外「ジィ~♡」
4人に監視されて、かのんにとって蛇に睨まれた蛙である。
かのん「う、うう・・・あの~そのォ~」
可可「何デスカァ?」
※漫画家に例えると、締め切りに追われてまだかまだかとイライラする担当者みたいw
かのん「うう・・・うわ~!!まるまるギャラクシーがァ!!!!」
かのんは4人が目を離した隙を突いて逃げだした。
かのんは逃げたが方向転換したところ、バランスを崩してしまい躓いてしまった。
かのん「あいた!何?・・・あっ!」
それは恋の愛犬チビだった。
4人も来て。
かのん「チ、チビ、久し振りだねェ~」
チビはかのんを襲った!
チビ「わん!!!」
かのん「うわ!!!」
そして、かのんの断末魔。
かのん「いやあああああァァァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!」
翌日、かのんは教室で疲れた状態で。
かのん「ハァ・・・ていう事がありまして・・・」
ナナミ「それは大変だったねェ」
ヤエ「かのんちゃん、一人で可哀想・・・」
かのん「でしょォ!?大体作詞は私がやるべきだ~とか、曲は詞がなきゃ作れない~とかァ、みんな私に頼り過ぎなんだよォ!!!!」
4人が教室に。
千砂都「おはよ~」
可可「あっ、かのん!!」
かのん「うッ!」
可可「詞は完成しマシタカァ?」
かのん「いや、それがァ・・・」
すみれ「あなた、昨日・・・」
昨日、かのんはチビに捕まえられながら
かのん「思い付いたから、もう大丈夫!!!あとは家で書いてくるからァ!!!」
すみれ「って言ってなかったけェ・・・」
かのん「いや、でも・・・そうでもしないと、帰れそうもなかったから・・・」
可可「嘘を吐(つ)いたのデスカァ!?それではこのグソクムシと同じデスゥ~!!!!!」
すみれ「うっ・・・さらっと言うなァ!!!」
しかし、ナナミ達はかのんをフォローして。
ナナミ「まあまあ、かのんちゃんも一生懸命なんだから」
ヤエ「そうだよ、それにかのんちゃんの気持ちが分かるよォ。あなた達ってこれっていうイメージがないもの」
千砂都「やっぱり?」
ココノ「ほら、この前のグループ名も募集していたでしょ?」
ナナミ「あれね、みんなと話してたんだけど、考えてもイメージが湧かなくて・・・」
ヤエ「そう、あなた達って始まったばかりというか、まだ真っ白っていうのかなあ」
かのん「あっ・・・」
ヤエ「う~ん特徴がないって言っちゃうと、よくないかもしれないけど・・・」
かのん「あ!」
夕方、5人はナナミ達の言葉に気になって。
「じゃあね~」
「まったね~」
千砂都「特別、凄い才能があるスターが集まっているってわけでもないし・・・」
恋「普通の子が一つになって、何かを突破しようって感じもない・・・ですか」
すみれ「ショウビジネス的には致命的よね、それって」
可可「『スクールアイドル戦国時代』とも言われる今、勝ち残れません・・・」
かのん「そうかな・・・」
千砂都「かのんちゃん?」
かのん「今日、私、練習休む」
恋「急ですね」
かのん「何かね、今、聞いてて浮かびそうな気がしたの」
可可「作詞デスカ?それともグループ名?」
かのん「分からないけど・・・でも、ぜ~んぶ!!!!」
千砂都「全部!?」
かのん「うん、何かこの5人が何なのか分かった気がした!!」
かのん「ん?」
千砂都「かのんちゃん!!!頼ってばかりでゴメン」
かのん「私の方こそ時間がかかってゴメン。でもやっと見つかった気がする!!!」
千砂都「その顔は大丈夫そうだね!!!!」
可可「では可可達は練習デス!!!まずはランニングから!!ついてくるデスゥ~!!!」
すみれ「すぐバテるクセにィ!!」
挿入歌の「Dreming Energy」 歌詞
大丈夫だよ! 答えてる その声は
誰だろう じっとしていられない
街は こんなにも いい天気
何かが起こりそうなんだ
だんだん駆け足になってしまうね
君と 偶然 出会っちゃいそうだよ
聞いて 聞いてよ!
今日から始めたいけど
ああ まだ うまく言えない
ずっと(Dreaming)心に(Dreaming)
持ってたよ Dreming Energy
聞いて 聞いてよ! 今日から始めたいから
いますぐ伝えたい みんなで繋がったら
本気で面白いことができるよ きっとね!
詞を完成し、千砂都達に見せた。
千砂都「ん~」
かのん「どうかな?」
千砂都「すっごくいいよ!!!」
恋「今のわたくし達をとてもよく表している歌詞だと思います」
かのん「ありがとう!それでねグループ名も思いついたんだ!!!」
アルファベットで「Liella!」と書いて恋達の反応は。
恋「リエ・・・ラ・・・ですか?」
かのん「うん!フランス語で『結ぶ』って意味の言葉から作ってみたの!!!」
かのん「ほら、恋ちゃんのお母さんって、学校を通して一つに結ばれるって想いから『結ヶ丘』って名付けたでしょ?
恋「ええ」
かのん「私達もそれと同じで、スクールアイドルを通して、色んな色の光で結ばれていくといいなあって思ったんだ!!!!」
千砂都「光かあ!」
かのんは部室の窓を開けて。
かのん「赤だったり、青だったり、緑だったり、繋がったり結ばれていく中で、私達自信想像しない様な色んな色の光になっていく」
かのん「それはまだ何色でもない私達だから出来る事。始まったばかりのこの学校だから出来る事」
千砂都「私達だから・・・」
すみれ「悪くないんじゃない?『Liella!(リエラ)』」
恋「Liella!」
千砂都「Liella!」
可可「Liella!」
かのん「Liella!」
可可「そうと決まれば!!どりゃ!!!!!」
可可は屋上のドアを開けて、再びカッターで縄を切って。
横断幕で「Liella!」の文字だった!!
可可「結ヶ丘女子スクールアイドル『Liella!』で~す!!!!!!!!!!」
すみれ「だから大きすぎるっていうの!!うふふ」
千砂都「この位でいいよ!どんどん有名になっていかなきゃだし!!!」
恋「勝たないといけませんね!!」
かのん「うん!」
「フフフッ!アハハハッ!!!!!!!」
可可「それでは皆さん、エントリーしますよ!!!!!私達の名は?」
『「Liella!」!!!!!!!!!!!!』
Liellaはラブライブ出場のエントリーした!!
今回はここまでですが、前回の神回とは対照的でギャグが多かったですね。いよいよラブライブが始まりますね。Liellaというグループ名も決まって、どんな風に成長するのか見届けたいと思います。
次回は「チェケラッ!!」ですが、いよいよラブライブの予備予選かな?
最後は恒例の「リエラのうた」
曲名「Ringing!」 歌・可可
歌詞
僕は僕で、人は人さ
マイペースに頑張ればいい
頭では分かっててもやっぱ
誰かとくらべちゃう
なんとなく広がるモヤモヤ
まだ今日も持て余してても
ちょっとずつさ、進むたび
小さな鐘がリンに鳴る
迷っても悩んでも 明るい未来 夢みよう
あの花より 可憐な鐘
僕らしく咲かせて鳴らせ!