※ネタバレ注意！！観ていない人はスクロールしない様に！！
Bパート
屋上で練習でも。
夏美「オニナッツゥ～♡あなたの心のオニサプリ。オニナッツこと、鬼塚夏美ですの～！」
夏美「本日はLiellaの練習にいよいよ密着ですのォ♡ラブライブ優勝候補Liellaがどんな練習しているか全国のファン、そしてスクールアイドル注目の動画ですの～！！！気になるあなたはチャンネル登録、アーンド高評価お願いですの♡それが夏美の心のサプリですの～♡」
近くにいる２期生３人は。
メイ「相変わらず、うっぜーな！」
きな子「今日も暑いっすね」
四季「ちょっと心配」
「ん？」
夏美「ではLiellaに新たに加入した１年生を紹介ですの～」
夏美はきな子達に近づいてきて。
夏美「ん？何ですのォ？何が暗いですの」
メイ「いや別に・・・」
きな子「今日も一日撮影するんすか？」
夏美「勿論ですのォ～この前のゲームの動画であれだけ稼げたんですのよ？練習となれば・・・」
四季「稼げたァ？」
夏美「うあッ！いやいや・・・」
かのんと千砂都が来て。
かのん「遅れてごめ～ん！ん？」
夏美「ナッツ～」
千砂都「ちょっと話があるの」
夏美「おや、今はちょっと・・・」
千砂都「これからの練習をどうしていくかって」
夏美「あ、そっちの話？」
かのん「ん？」
夏美「ナッツ～！！」
部室に戻り。
可可「では夏休みの練習予定を配りマス」
可可はプリントを配った。
メイ「うわ・・・毎日ィ・・・」
すみれ「本当にこんなにやるつもり？」
可可「当たり前デスゥ！！サニパ（サニーパッション）さまは今年も出場するのデスヨ！！」
千砂都「ただ、オーバーワークにならない様、考えたよ」
かのん「サニパさん達に勝たなければ全国には行けないから、それなりに厳しくはあるけど」
きな子「そうっすよね。相手はサニパさんすもんね」
四季「そんなに凄いの？」
メイ「そりゃ、去年のラブライブの優勝者だからな！！パー！ウッ！！」
恋「それに夏休み明けには学園祭もあります」
千砂都「そっか、そこでも歌いたいよね」
メイ「って事は別にもう一曲？」
四季「Heavy…」
すみれ「１年生にそこまで求めるのは流石に可哀想じゃないの？」
恋「確かに・・・１年生は地区大会に備えて、学園祭は２年生だけという事も・・・」
千砂都・可可「あ・・・」
可可「・・・かのん？」
かのん「それは駄目だと思う」
きな子「かのん先輩・・・」
かのん「だって、この８人でLiellaになったんでしょ？学校のみんなの前で歌うんでしょ？みんなそれを楽しみにしてると思うんだ」
千砂都「私はかのんちゃんに賛成かな。出来る範囲でいいから頑張ってやってみない？」
かのん「完璧じゃなくてもいいと思うの。大切なのは８人で学校のみんなに歌を届けるって事だと思うから」
きなこ「ん・・・きな子はいいっすよ！」
四季「Me too」
メイ「・・・分かったよ」
かのん「メイちゃん！みんな！！」
Liellaのミーティングを聞いた夏美は。
夏美「成程、そういう構図になっているんですのね」
夏美の隣にいた、すみれは怪しそうな目で。
すみれ「どうかした？」
夏美「うァッ！いえ、何も」
可可「ではランニングいきまショウ！！！」
かのん「夏美ちゃんはどうする？」
夏美は遅れて。
夏美「あ～では撮影しながらついていきますの・・・ハァ・・・ハァ・・・ひィ～」
それでも夏美はさらなる登録者数＆高評価を得る為、奮闘する。
夏美「だがしかし、登録者数の為！！！マニーの為！！！！Liellaは使える～ゥゥゥ！！！！！！」
※目が尋常じゃないｗｗｗ
公園で休憩。とうとう夏美はバテてしまい。
夏美「ハァ・・・みんな・・・どうかしてるんじゃないィ？」
かのんは水の入ったペットボトルをメイ達に渡した。
かのん「お疲れさま！はいお水！」
メイ・四季・きな子「ハァ・・・ハァ・・・」
きな子「ありがとうございま～す・・・」
メイ「かたじけない・・・」
四季「同意」
かのん「ゆっくり休んでいいからね」
夏美「ハァ・・・ハァ・・・あんなに運動したのに全然息、上がってないんですのォ・・・？」
きな子「そうなんすよ」
メイ「どんだけ、鍛えてるんだ・・・」
可可「今日は無理せずここまでにしまショウ！歩いて学校に戻るデスゥ！！」
夏美「ハァ・・・ハァ・・・頑張るんですのォ・・・全ては再生数ゥ、マニーの為ェ・・・」
夏美はカメラ目線をLiellaに向けた。
「ん？」
夏美「では皆さんから一言ずつ貰いますのォ～」
かのん「え？今日は練習風景だけじゃ・・・」
夏美「堅い事言わず！LiellaのPRの為ですの！！！」
夏美「カメラ目線で明るく、画面の向こうの皆さんへ思いを込めて～」
かのん「え・・・え・・・ええっ・・・えっと～いやあ～Liellaの澁谷かのんといいます。好きな食べ物は・・・」
夏美は不快な表情に。
夏美「ムッ！」
夏美（小声）「自己紹介ではないんですの！！もっと自然に笑顔ですの！！」
かのんは夏美に迫られ。
かのん「えっ！えっとォ～ハ・・・はッ・・・ハハハ・・・ハ・・・ハハッ・・・ハハハハハ～」
かのんは一目散に逃げた。
すみれ「かの～ん！！」
可可「後退していきマシタ！！」
千砂都「ていうか逃げたねェ」
夏美「全く・・・仕方無いですの」
そしてすみれが夏美の所に。
夏美「では・・・ん？」
すみれは夏美にスマートフォンでオニナッツチャンネルを見せて。
すみれ「これについて話があるんだけど」
恋「エルチューブ・・・ですか？」
可可「急に何の話デス？」
すみれ「これ、この前の動画とか確認したんだけど、結構、再生数、稼いでるみたいねェ」
夏美は苦笑いしながら。
夏美「ウッ！それは良かったですのォ～」
すみれ「アンタァ、プロデュースとか何とか言いながら、私達を利用してお金儲けしようとしてるんじゃないのォ！？」
ズバリ、すみれの推理は鋭かった。
夏美は驚きの顔を表した。
夏美「えっ・・・」
可可「何を言い出すかと思ったら、すみれみたいな卑しい考えと一緒にするなデスゥ！」
千砂都「そうだよ、今日だって・・・」
四季「実は私も調べた。このままいくと、将来的な収益は・・・」
四季はシミュレーションで恋達に見せて、千砂都達は驚き。
恋「こんなにですか！？」
可可「知らなかったデスゥ！！！！」
千砂都「私達に内緒で・・・！！！！」
Liellaの面々は憤慨し、夏美にガンを飛ばした。言い逃れ出来ない夏美は戦慄する。
夏美「ううッ！！いやァ、え～と・・・これはですねェ・・・」
すみれ「ちゃんと説明して貰える？ショウビジネス的には有り得ない話だけど！！！！！」
流石、子役時代、ショウビジネスの世界を歩んだ、すみれにはこういった勘を持っているのは当然だろう。追い詰められた夏美。
夏美「うう～」
夏美「ああっ！そこに伝説の神、マニータイガーガガガガァァァ！！！！！」
すみれ達が目を離した隙に夏美は逃げだした。
すみれ「アッ！！！コラァッ！！！！！」
夏美「ガガガガガァッ！！！！」
※逃げ足出来る体力残ってんだなｗｗ
その頃、かのんは夏美から逃げ切って木の下で小休止。
かのん「ふゥ～！あ・・・あれ？」
夏美はかのんを無視して逃げていた。
かのん「？」
下校の時。夏美の顛末を聞いたかのんは。
かのん「夏美ちゃんが？」
恋「すみれさんの話が正しければですが・・・」
可可「お金に関しては流石、勘が鋭いデスネェ！！」
すみれ「言い方ァッ！！！！」
千砂都「かのんちゃんはどう思う？」
かのん「私は・・・少し様子を見てみない？」
すみれ「えェ？」
かのん「すみれちゃんの言う事が間違ってるって言ってる訳じゃないんだよ。でも、何かある気がするんだよね・・・駄目？」
すみれ「ハァ・・・ホント、お人好しなんだから！ここで私が駄目って言ったら私が悪者みたいじゃない」
かのん「フフフッ、ゴメン」
千砂都「じゃあ、また明日学校で」
かのん「夏美ちゃんに会ったら気にしてないから言っておいて」
きな子「ラジャーです」
メイ「メッセージも送っといた」
「それじゃ」
四季「お疲れさまです」
かのん達と別れた２期生の３人は。
きな子「夏美ちゃんどこに行っちゃったんすかね・・・既読にはなるんですけど・・・」
メイ「どう思う？」
四季「多分、すみれ先輩が言ってる事が真実。でも、かのん先輩の言う通り、夏美ちゃんには何かある気がする」
きな子「きな子も夏美ちゃんの事、嫌いじゃないっすし」
するとどこかで聞いた事のある声が。
「そこのあなた達！！！」
３人「アッ！」
夏美の声だ。
メイ「どこだ？」
夏美「こっこでっすのォ～」
メイ「どこだ？」
メイの背後に夏美の姿が、グラサンを付けていた。
メイ「うわああッ！！」
夏美「ナッツー！」
メイは左手にグーの形にして夏美を睨んだ。
夏美「まあまあまあ～」
四季達の話を聞いた夏美は。
夏美「では本当に怒っている訳ではないんですのね？」
きな子「はいっす」
四季「明日も良かったら来て欲しいって言ってた」
夏美「ふう～思ったよりちょろかったですの」
きな子「ちょろ？」
夏美「はッ、いえいえ、では明日からも普段通りに」
メイ「って事は、これからも動画を公開するのか？」
夏美「勿論！！それは私の仕事ですので。ん？何かあるんですの？」
メイ「いやァ・・・事実だからしょうがないんだけどさ・・・もし日常じゃなくて、歌やダンスの動画をLiellaのファンが見たら、１年生と２年生で実力に差があるって、ハッキリ分かっちゃうよなって・・・」
夏美「それは・・・」
きな子「きっと笑われるっす」
四季「間違いない」
夏美「はッ！にゃは～！思いつきましたの！私達は全員１年生・・・皆さんにちょっと、ご相談がありますの」
翌日部室で。
「え～」
きな子「お願いするっす！！」
千砂都「夏休み中、別行動したいって・・・」
恋「何か気に障る事がありましたか？」
かのん「言って！すぐに直すから！」
きな子「そうじゃないんす！ただ先輩と一緒だと、どうしてもきな子達迷惑かけてるなって・・・」
メイ「だから１年生だけで、自分達を見つめてみたいって思ったんだ」
かのん「みんな・・・」
千砂都「分かった、部長として許可します！」
かのん「ちぃちゃん！！」
千砂都「ゴメンね、でも私、この娘達の気持ち分かる。私もそうだったから」
きな子「千砂都先輩」
千砂都「私達も精一杯頑張るから、夏休みの終わりに成長した姿、見せて」
千砂都「フフッ」
２期生「はい！！！」
その頃、夏美は部室の扉で盗み聞きしながら。
夏美「クックックッ・・・上手くいきましたァ～♡上手くいきましたの～」
夏美「分断成功ゥ。あとは夏美の思うがまま♡」
夏美は屋上に出て。
夏美「マニーですの！！にゃはァ！！マニーですのォ～！！！！」
今回はここまでですが、オニナッツはこういう金儲けはこち亀の両さんといい勝負ですね。オニナッツは何故お金に執着する理由が次回明らかになるのかな？
次回は「DEKKAIDOW！」ですが「でっかいどー」？どうやら２期生の合宿先は北海道らしいけど。夏休みは学年別に練習する事になったLiella。果たしてどうなってしまうのか？あと、３枚目の「俺達の戦いはこれからだ！」的な画像が気になるけど？
最後はこれも恒例の「リエラのうた」
「迷宮讃歌」歌・恋 歌詞
ひとたび飛びこめば 二度とは戻れない
出口はどこだろう 押し寄せる不安
行く手をはばむモノ えいやっ！と乗り越えて
君と手をつなぎ 入り込んだ世界をいく
右なの？ 左なの？
信じよう ひらめきを！
Days! 僕たちはいつだって 何か待つか知らない
一秒先でさえ手探り Maze! それでも進んでいこう
この長い迷宮を 最後にはかならず
空に出会えるはず
