ラブライブ!スーパースター!!TVアニメ2期3話 優勝候補ー2

※ネタバレ注意!観てない人はスクロールしない様に!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

代々木スクールアイドルフェス当日。

オニナッツこと、鬼塚夏美はバテながら、特大な四角い箱を背負っていた。

夏美「ハァ、ウヘェ・・・グッヘ!!」

夏美は小休止して、スマートフォンを見ていたら。

夏美「ガッデーム!!!たった1分遅れただけで低評価ァ・・・」

そして、どこからか歓声が。

夏美「?」

夏美「随分・・・賑わっているんですの」

それは代々木スクールアイドルフェスの会場だった。

露店やキッチンカーなど何軒か設置してあって、記念グッズも販売していた。優勝候補のLiellaも会場に来ていた。

きな子「これが・・・代々木スクールアイドルフェス!!!スクールアイドルが沢山いるんすねェ!!!」

可可「幸せデスゥ!!スクールアイドルまみれェ~」

千砂都「はい、かのんちゃん、こっち見て~♡」

かのん「エッ」

千砂都「ステージに向けた意気込みを!!」

かのん「ちょっ・・・何これェ!」

可可「ライブの裏側を後でアップしようと思っています」

かのん「じゃあ、みんな見るって事ォ!?」

すみれ「当たり前でしょォ?」

かのんはカメラ目線から外して。

かのん「すみれちゃん、お願い!!!」

すみれ「まったく、しょうがないわねェ~♡いい?こういう時は・・・」

すみれ「ギャラクシー!平安名すみれで~す♡」

丁度、千砂都のスマートフォンのバッテリーが切れて。

千砂都「バッテリー切れたァ」

すみれ「何でェ!?」

※無題アニメ2期8話のにこっち(矢澤にこ)の告白シーンを思い出すww

同級生のナナミ、ヤエ、ココノがかのん達のところに。

ナナミ「かのんちゃん」

かのん「あっ、来てくれたんだ!」

ナナミ「うん!今日のフェス、凄い人気あるみたいでさ、うちの生徒でも入れなかった娘、沢山いるみたい」

かのん「そうなの?」

ココノ「みんなネットで応援してるって言ってたから、頑張ってね!!」

かのん「うん!」

千砂都「実は一番緊張してるのはかのんちゃんだったりして」

かのん「エヘヘヘ」

千砂都「自分達のやってきた事、信じよ」

かのん「うん」

かのちぃ「ういっす~」

残りメンバーも

「ういっす~!!ういっす~!!!!!!!」

夕方になり、いよいよ開演。Liellaは準備が進み。

かのん「よし!!」

かのんはステージへ向かいながら、周りのスクールアイドルの会話が。

「何だか緊張してきちゃった」

「大丈夫だよ、頑張ろ!!」

そして、どこから聞いた声が。

「澁谷かのん!!」

かのん「アッ!!」

かのんは振り向いて、それは先日、公園で会った少女だ。どうやらステージ衣装は紺色のドレスで、両耳には紺色の羽の様な物を飾っていた。少女は何も喋らず振り向いて去った。

※アッ、浦女の制服だ!

すると恋が来て。

恋「かのんさん?」

かのん「すぐ戻る!」

かのんは少女の跡を追ったが見つからなかった。

かのん「あの子・・・」

すると歓声と拍手が。かのんの後ろから水色の蝶が飛んでいた。

かのんは蝶を追って、ギャラリーへ向かった。

かのん「ゴメンなさい!!」

かのんはステージを見て。

かのん「あ・・・!!」

それは少女が空中ブランコに乗っていて、そして飛び降りた。

※着地した際に、床が壊れたら笑えるけどなw

少女の他にメンバーがいなくて、どうやらソロアイドルだ。そして、少女のライブが始まった。

挿入歌「Butterfly Wing」歌詞

暗闇の中を うごめきながら 進んでく

今にも消えそうな 月灯かりが道しるべ

戦うべき相手がいるほど

心はそっと磨かれ輝きだす 翼などなくても

飛べるの 魂に蝶を宿し

空を翔る あの鳥よりも 

眩しい色を吐き出しながら Fly sky

選ばれるのは 強く願い者だけ

少女のライブを観てLiellaの面々はただ茫然としていた。

代々木フェスが終え、歩道橋でLiellaが何故か落胆していた。

きな子「うう・・・」

すみれ「ここでいつまで佇んでいるつもりよォ!!」

可可「いいから黙っているデスゥ!!!!」

恋「優勝は出来ませんでしたけど・・・」

千砂都「そうだよ。2年続けて特別賞だって、立派な事だと思うよ?」

かのん「うん・・・」

きな子「すみません・・・きな子が上手くなかったせいですよね・・・」

きな子は自分のせいで、あんな成績になってしまった事に責任を感じている。

きな子「先輩達だけで歌っていれば、きっと・・・」

かのん「そんな事ない。何言ってるの?」

すみれ「そうよ」

きな子「え?」

すみれ「みんなでステージに立っているんでしょ。誰のせいとか、誰のお陰とかじゃない。みんなで作り上げるものでしょ、スクールアイドルって」

可可「すみれが言うと説得力無いデスけど、その通りデス。失敗は成功の準備運動!!次はきっと上手くいきます!!!」

※失敗は成功の準備運動という言葉は始まりは君の空の歌詞にもあったな

きな子「可可先輩・・・はい!」

かのんのスマートフォンから受信音が。

それは同級生のナナミ、ヤエ、ココノのメッセージだった。

かのん「また・・・気、遣わせちゃったな・・・」

かのんはメンバーと別れ、自宅に戻って部屋でかのんと対峙した少女のデータを調べた。

かのん「優勝はまだ中学3年生ながら、その実力を認められて参加したウィーン・マルガレーテ」

かのん「中学生・・・中学生に負けたのか・・・ハァ・・・」

自分達より年下に負けてしまって、更に落胆するかのん。

かのん「あ・・・」

かのんは水色の点滅しているところを見て家を出た。

かのん「あっ」

ウィーン・マルガレーテだった。

かのん「あなた・・・!」

ウィーン「ラブライブって凄い大会と聞いていたけど・・・あなた達が優勝候補って事は、そこまで大した大会じゃないみたいね」

ウィーン「これなら問題なく勝てそう」

ウィーンは捨て台詞を吐いて去ろうとしたが。

かのん「違うよ!ラブライブは凄い大会!!私達は・・・優勝候補じゃない!!」

ウィーン「そうなの?」

かのん「私達は偶々、優勝した凄い人の目に留まって褒められただけ。何も結果は残してない!!!」

ウィーン「じゃ、ここに来たのは無駄足だったって訳ね」

ウィーン「少なくとも、今日聴いた中では、あなたには才能があった・・・歌のね」

ウィーンは去って行った。

学校に来て、かのんはスクールアイドル部のポスター見ていた。

部室では。

すみれ「ファ~」

可可「気合い入れていくデスヨ!!欠伸禁止ィ!!!」

ホワイトボードには「打倒ウィーン!」と書かれていた。

可可「『打倒ウィーン!』デスゥ~!!」

かのんが部室に入り。

千砂都「ういっすゥ~」

かのん「お待たせ。ちょっと時間いいかな?」

「ん?」

かのん「練習前にみんなに話したい事があるんだけど・・・」

「あ・・・」

かのん「私達、また結果を残す事が出来なかった。そんな私達が『優勝』を目指す・・・本当にそれでいいの?」

ところが。かのんのクラスメイト達がお祝いに駆け付けた。

「おめでとう!!!!!」

いきなりの出来事にLiellaは唖然。

「エッ?」

可可「あ」

かのん「みんな・・・」

ヤエ「特別賞取ったんでしょ?」

ナナミ「良かったね!」

ここの「さっすが~!!」

かのん「ありがとう。でもホントは・・・」

ヤエ「いいんだよ!!」

かのん「エッ」

ヤエ「それでもいい」

ココノ「それでもいいんだよ!」

ナナミ「来て!」

かのん達は結ヶ丘のショーケースを眺めて、それはトロフィーや盾が展示されている。

かのん「これは・・・」

ココノ「去年1年間のこの学校の部活の成果」

ヤエ「全然ないでしょ。入賞も殆どないし。そりゃそうだよね。1年生しかいなかったんだから」

ナナミ「かのんちゃん達は自分達の事、まだまだって思ってるかもしれないけど」

ココノ「この学校の生徒にとっては誇りなんだよ!自慢なんだよ!!」

ヤエ「Liellaはこの学校のスーパースターなんだよ!!!」

かのん「私達が・・・」

きな子「スーパースター・・・」

ココノ「この事は忘れないでほしい!!」

ナナミ「私達はいつも誇りに思ってる!!」

ヤエ「いつか一番輝くって信じてる!!」

ココノ「だから・・・これからも優勝を目指してほしい!!」

恋「ライブしましょう!!!」

かのん「え?」

恋「場所は決まり!!ですよね?」

かのん「あ・・・うん!」

ショーケースにあるラブライブ東京大会の2位のガラス盾が燦然と輝いていた。

ライブ当日。

ココノ「始まるよォ~」

ナナミ「Liellaのライブ、間もなくですよ~!」

ヤエ「時間があったら見て行ってね~!」

会場の体育館ではファンがざわめき出した。

可可「わ~下面坐满了!坐得超满!」(訳・超満員だよ!)

すみれ「中国語になってる」

すみれは可可の頭にチョップ!

千砂都「1年生もみんなも観に来てくれているみたい」

メイ「さ、さささ最前!さいぜ~ん!!!」

メイの指の間には数本のブレードを挟んでいた。

メイ「なッ!?」

四季が待っていた。

四季「メイの為に席を取っておいた。不要?」

メイ「必要!!!!」

舞台裏では。

ナナミ「いつでもOKだよ!!」

かのん「みんな、今日はセンターは無しでいきたい」

千砂都「え?」

かのん「センターは・・・ここにいる全員!」

「フフッ」

かのん「そして・・・結ヶ丘の生徒全員!!!この最高に素敵な学校全部!!そういう気持ちを込めたいの」

6人はピースの円陣。

そしてLiellaのライブが始まった!!

挿入歌「GO!!リスタート」歌詞

楽しいだけじゃないことばかりでも

できたときは100倍嬉しいよね

たまに泣いても 全力でぶつかろう

いつも 今見てる空は青いように

くよくよしない 躓きは

成長のインビテーション

次のステップへ さあ進もう

いくぜ! Right now!

みんなで 上 向いて

立ちあがるんだよ 何度だってさ 上昇気流

作ろう(Go!)飛び乗ろう(Go!)

星を目指そう

チクッと痛む気持ち 抱いていこうよ

信じられるから きらめく未来

絶対 待ってる はずだよ

Go!!リスタート Go!!Yeah

Go!!Yeah Go!!Yeah

Go!!

そして拍手と歓声。

Liellaのライブを観たメイは感動のあまり、涙を流し始めた。

メイ「は・・・わわわわ・・・さい・・・こう・・・!!!!」

「かのんちゃん素敵ィ!!」

「千砂都~!ダンスキレキレェ~!」

「きな子、頑張ったァ~!!」

きな子「えへへ!」

かのん「フフッ」

Liellaのライブは大成功に終わった。

今回はここまでですが。代々木フェス、またしても、優勝逃してリベンジにならなかったのが残念だったが、特別賞貰えたのがせめての救いかな?謎の少女ウィーンちゃんは中学生でありながら圧倒的なパフォーマンスや歌は凄かった。後にかのんちゃんのライバルになる事は間違いないでしょう。ヤエちゃんが言った「いつか一番輝くって信じてる!!」のが良かった。それが現実になるまでその日まで!!頑張れLiella!!!

次回は「科学室のふたり」ですが、メイちゃんと四季ちゃんが主役だけど、二人がLiellaの仲間入りするのかな?

最後は恒例の「リエラのうた」

「エンドレスサーキット」 歌・可可 歌詞

気合いバッチリいれて

決めてやったぜロケットスタート

驚く君に手を振ってぶっちぎりGo!Go!Go!

努力は十分 自分を信じて! 一瞬でピタッとね

くっついちゃって君がさらりかわす

読めないレース 競い合うたび

いいところ知るんだ

いつも Run and Fight!負けらんないよ

Run and Fight!君にだけは 最高のライバルさ

きっとね

Run and Fight!つまずいても

Run and Fight!走れるのは

君がいるからさ