ラブライブ!スーパースター!!TVアニメ2期11話 夢ー1

※ネタバレ注意!!観てない人はスクロールしない様に!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは前回のラブライブスーパースター。

担当・かのん

かのん「東京大会突破の為に、合宿で結束を強める事にした私達。そんな時、会見でマルガレーテちゃんが・・・」

ウィーン「本当の歌を教えてあげる」

かのん「本当の歌ってなんだろう?」

かのん「みんなで協力して曲作りしていく中で・・・」

かのん「一生懸命頑張って、皆に応援して貰って、皆と一緒に成長出来る」

かのん「9人で見つけた、私達の本当の歌。東京大会の結果が今!!!!!!!!」

アバン

前回の続きで2位の発表。会場周辺はざわめいていた。緊張の時、果たして。

かのん「ん・・・」

かのんの隣にいる千砂都がかのんの手を繋いだ。

かのん「あ・・・」

千砂都「うん!!」

千砂都は大丈夫だよって笑みを浮かぶ。

かのんもそれを応えて、笑みを浮かんだ。

モニタには2位のスクールアイドルが映し始めた。

2位は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウィーン・マルガレーテだった。

それを見たウィーンは愕然とした。

ウィーン「クッ・・・!?」

一方、Liellaの方は。

可可「という事は・・・」

巨大モニタにはファイナリストの発表。

Liellaの映像が映し出された。

周りから拍手と歓声が響いた。

千砂都「Liella!!」

かのん「勝った・・・」

すみれ「これで・・・」

メイ「全国大会ッ!!!!!」

そう、Liellaは悲願の全国大会の切符を手にしたのだ!!

喜び合うLiella。

千砂都「かのんちゃん!!!!」

かのん「ちぃちゃん!!!!!」

メイ・夏美「やったァ~!!!!!」

きな子「嬉しいっす!!」

可可「9人で・・・」

恋「勝ちました!!!!」

ギャラリーのナナミ達も。

ナナミ「次は全国大会だァ!!!!」

ヤエ「Liellaァ!!!!!!」

ギャラリー達はLiellaの勝利に祝福している。

かのん「見て・・・みんな喜んでくれてる!!!」

恋「やっと・・・去年の記録を超える事が出来ました・・・!!!!!!」

かのん「私達と学校のみんなの力で!!!!!」

メイ・四季・夏美「うん!!!」

千砂都「フフッ♡」

かのん「やったァ!!!!」

しかし、2位に終わったウィーンは負け惜しみなのか、結果に納得出来ない様子だ。

ウィーン「有り得ない!!!!!!」

ウィーンはシブヤレポーターが持っているマイクを奪い。

シブヤレポーター「ひゃああァ!!」

こう叫んだ。

ウィーン「私は、この結果を認めない!!!!!!!!!!」

そして、マイクからハウリングが鳴り響く。

Aパート

結果に納得いかないウィーンに対し、かのんはウィーンにこう指摘した。

かのん「マルガレーテちゃん!!この結果は、聴いてくれたみんなが出してくれた答えだよ!スクールアイドルは独りじゃない!!みんなと一緒だから素敵なライブが生まれるんだと思うの!!!」

かのん「それが伝わらないなら、マルガレーテちゃんにはスクールアイドルのステージに立って欲しくない!!!!!!」

かのんに正論で叩かれ、反論出来なくなったウィーンはそのまま会場を立ち去った。

ウィーン「クッ・・・!!!」

ウィーン「フンッ!!!!」

そしてLiellaはかのんの店で祝勝会が行われていた。

「かんぱ~いィィ!!!!!!!!!!」

※勿論、ジュースだよねェ?

かのん「クゥ~幸せェ~」

きな子「こんな美味しいジュース初めてっす」

メイ「マルガレーテのせいで、一時はどーなるかと思ったけどなァ」

千砂都「1年生が頑張ってくれたから乗り越えられた!!」

可可「頼もしかったデスゥ~」

メイ「本当に!?」

夏美「ネットでも評判になってますの。今年から入った新メンバーが凄く頑張ったって!!」

夏美はスマートフォンで「熱闘!!Love Live!速報」でLiellaの東京大会突破の記事で画像には夏美達4人が映し出された。

メイ「ホ、ホントだァ・・・」

四季「メイは泣き虫」

可可「遂に次は全国大会・・・」

そして、話題はウィーンの話に。

可可「ムッ!!それにしてもムカつくのはあのウィーン・マルガレーテェ!!!!」

メイ「そうだ!!神聖なラブライブに泥を塗りやがってェ!!!!!」

怒り心頭の可可とメイ。

夏美「あの子にとって、あの発言は最悪ですのォ。物凄い勢いで批判されてますのォ」

かのん「『もう、ラブライブに出て欲しくない』」

四季「『あんなにいい歌だったのに残念』」

恋「『不満があってもあんな所で言うのはどうかと思う』」

と批判が相次いだ。

すみれ「まあ、悪いけど自業自得ね」

かのん「・・・何であんな事言ったんだろう」

すみれ「それは悔しかったからに決まってるでしょ?」

かのん「それだけなのかなァ・・・」

すると、何処から足音が。

かのん「ん?」

かのんの妹ありあが、巨大なクラッカー持って割った。

ありあ「パッピーニュー・・・イヤァー・・・!!!イエーイ!!!!フフフフッ」

※この巨大クラッカー、攻撃力ありそう。

メイ「ハッピー」

四季「ニューイヤー?」

恋「そういえば、今日は・・・お正月・・・」

かのん「あら?」

かのんはスマートフォンで確認し、時計は0時1分に回っていた。

かのん「年・・・明けた」

「えェェェェェ~!?」

9人は神社へ初詣に行ったが、人が混んでいた。

すみれは手に息を吹きかけた。

すみれ「うう・・・ううっ、流石に夜中だけであって冷えるわねェ」

きな子「北海道に比べたら、何て事はないっす。それにしても凄い人っすねェ~」

かのん「毎年こうだよ」

可可「かのんは毎年来てるのデスカァ?」

かのん「まっさか~人込み苦手だし、炬燵(こたつ)でゴロゴロしてる方がいいよ」

恋「炬燵でゴロゴロォ?」

すみれ「エッ知らないの?炬燵」

恋「はい、実は家には炬燵がなくて」

9人は他の神社に移して、本殿でかしわ手して。

可可「ここの方が空いてて良いデス」

すみれ「いちいち言わなくていいィ!!」

実はすみれが巫女している神社だ。

千砂都「でも、地元民としてはこっちの方が落ち着くかも」

かのん「だよねえ~では改めて・・・」

かのん「今年1年みんな仲良くいい歌を作って、いいライブが出来るいい年であります様に」

「あります様に!!!!!」

元旦の朝を迎えて、因みにかのんの店は正月三が日は休みで、店の外には着物を着た子供達が。

「お年玉!お年玉!お年玉!お年玉!!」

かのんは部屋でスマートフォンラブライブの記事を閲覧。

かのん「いよいよ決勝か・・・」

スクロールしながら、今でもウィーンの批判が叩かれている。

かのん「マルガレーテちゃん、まだ言われてる・・・」

かのんはマルガレーテを検索した。すると、ウィーンのSNSが映し出され。

かのん「マルガレーテちゃんのSNS・・・」

かのんは電話でトレーニングしている千砂都に連絡。

千砂都「音楽学校?」

かのん「うん?マルガレーテちゃん、高校からはお姉さんのいる、ウィーンの音楽学校に入ろうとしたみたいなんだけど・・・不合格になって・・・」

千砂都「わあァ・・・」

かのん「SNSの投稿をお父さんにちゃんと翻訳して貰ったら、そう書いてあったの」

千砂都「そうなんだ。でも、ラブライブにはどうして出場を?」

かのん「それは書いてないんだ。不思議だよね・・・見返す為・・・とか?」

千砂都「でも、ウイーンにいたんでしょ?その為だけにわざわざ日本に?」

かのん「だよね・・・」

千砂都「気になる?」

かのん「え?・・・うん。不合格になったって聞いて、気持ち分かる気がするんだ。こんなに歌、頑張って来たのに、どうしてって」

千砂都「そうだよね」

かのん「あ、トレーニング中、ゴメンね。また何か分かったら連絡する」

会話を終え。かのんはウィーンのツイッターを閲覧し、一枚の画像に気付いて。

かのん「あっ・・・これ・・・今・・・」

※ウィーンのフォロワー数、東京大会前はかなりあったけど、問題発言以降、急激に下がった様だけど、それでもごんもくのフォロワー数より多いじゃねーか!!

かのんは神宮競技場(新国立競技場)に向かい。

かのん「ハァ・・・ここだ・・・あ!」

そこにはウィーンがベンチに座っていた。ウィーンは寒空の下、空を眺めていた。

ウィーン「ん?」

かのん「マルガレーテちゃんだよね?」

ウィーン「え!人違いじゃない?」

すると、ウィーンのスマートフォンからエーデルシュタインが流れ。

ウィーン「いっ!?」

慌ててスマートフォンお手玉して。

ウィーン「うわああああ!!!」

ウィーン「もー!ハァッ・・・」

ウィーンはベンチの右側に移動しかのんに隣に座れとジェスチャー

ウイーン「フンッ!」

かのん「ウィーンの音楽学校・・・入学出来なかったんだよね?」

ウィーン「え・・・」

かのん「お姉さんと同じ学校に入りたかったのに、入れなかったんでしょ?」

ウィーン「何処で聞いたの?」

かのんはスマートフォンでウィーンのSNSを見せた。

かのん「書いてあった」

かのん「私もね昔、受験失敗したんだ。音楽科目指してたんだけど落ちちゃって・・・」

ウィーン「一緒にしないで!!!アンタなんかとはレベルが違うんだから!!!!」

かのん「でも夢が奪われた様に思えたのは、きっと同じ」

かのん「私ね、小さい頃から夢があったの。世界に歌を響かせたい。自分の歌で世界中の人を笑顔にしたいって、だから一杯練習したけど、それが楽しくて何も苦じゃなかった」

かのん「でも、人前で急に歌えなくなった。その時の私には音楽科なんて夢のまた夢・・・」

ウィーン「同情してるっていうの!?」

かのん「違うよ!!同情なんかじゃなくて・・・」

ウィーンの怒りが収まらず。

ウィーン「ふざけないで!!!!!私に勝って、人の夢をあなたは奪ったのよ!!!!!!!」

かのん「夢を奪った?」

ウィーン「アッ・・・」

口が滑ってしまったウィーン。

ウィーン「何でもない!」

かのん「どういう事!?」

ウィーン「・・・帰る」

かのん「マルガレーテちゃん!!」

かのんは去っていくウィーンを止めて。

かのん「私がマルガレーテちゃんの夢を奪ったってどういう事!?」

かのん「どういう事!?」

しつこく詮索するかのん。

かのん「教えて!!!」

ウイーン「条件だったの」

かのん「え?」

ウイーン「向こうでもラブライブは少し知られた存在でね、受験に落ちた私がそこで優勝出来たら、推薦で編入を考えてもいいって」

かのん「編入・・・」

ウィーン「私の家は、音楽一家なの。家族に推薦して貰えば、学校に入れる可能性は上がる。お姉さま達と肩を並べる事が出来るかもしれない」

※音楽一家といえば虹学のミア・テイラーの家族もそうだったな。

かのん「それでラブライブに・・・」

ウィーン「当然でしょ?じゃなきゃ私があんな下らない大会に出る筈ない」

しかしかのんは反論し。

かのん「下らなくないよ!!ラブライブは!!!」

ウィーン「下らないわ!!!!私より、あなた達の方が上だなんて。そんな評価を下すステージも観客も、みんな下らない!!」

音楽一家のプライドからなのか、スクールアイドルを見下すウィーン。

ウィーン「あなたなら分かるでしょ?どっちの歌が上手かったか。何なら今から決勝を辞退してもいいのよ?」

かのん「それは出来ない!だって私達の方から勝っていたと思うから!!!」

ウィーン「何かを言うかと思ったら・・・」

かのん「私達は全員、みんなに歌を届けたいと思って歌っていた。一つになれたらと・・・」

かのん「その想いは・・・あなたより強かった」

ウィーン「フンッ!イミワカンナイ!!!」

西木野真姫かよw

ウィーンは不機嫌そうにかのんの所から去っていった。

新学期が来て、結ヶ丘の体育館でLiellaの決勝進出の報告会が行なわれた。

恋がLiella代表として挨拶し。

恋「皆さんのお陰で、決勝に進出する事が出来ました!!!!」

恋「生徒会長として、Liellaのメンバーとして、改めてお礼を言わせて下さい!!ありがとうございます!!!!」

列の最後尾に並んでいるヤエ・ナナミ・ココノの3人は叫んで。

ヤエ「その勢いで優勝だァ!!!!!」

ココノ「今のLiellaなら夢じゃな~いィ!!!!」

ナナミ「結ヶ丘全員の力を合わせて応援しよう!!!!」

恋「皆さん・・・!!」

ヤエ「優勝だァ~!!!!!!」

かのん「優勝・・・」

千砂都「ここまで来たんだもん。次も笑顔で終われるよう頑張ろ!!」

かのん「うん!!!」

可可「1年生も2年生も、いい人ばかりで、可可、幸せデス!!」

かのん「きっと引き寄せるんだよ。恋ちゃんのお母さんが・・・」

Liellaの隣には理事長が拍手を送っていた。

すみれ「そうね」

夏美「その通りかもしれませんの!」

きな子「二人が言うと、微妙に説得力がァ・・・」

すみれ・夏美「何でェ!!!!」

きな子「はわわわわァ!!!」

千砂都(小声)「ステージ上だよ!」

すみれ・夏美「うわあ!」

きな子「アッ」

報告会終了後、部室で、きな子はすみれによるジャンケンブルドッグの刑。

きな子「ううゥゥ~」


すみれ「さっきの『微妙』ってどーいう意味ィ~♡」

きな子「ふィィィ・・・人徳というか、何というかあ~」

夏美「そうですの。すみれ先輩の人徳のなさには納得ですがァ」

すみれ「待ちなさい!!どいつもこいつも!!!私はあなたみたいにお金に意地汚くなんかないわァ!!」

夏美「意地汚いとは何ですのォ!?グソクムシ先輩でも、言っていい事と悪い事がありますのォ!!」

これにはすみれは驚いて。

すみれ「誰に聞いたァ!?」

夏美はスマートフォンですみれが子役時代に歌った「グソクムシの歌」の動画を見せた。

夏美「既に結構有名ですのォ♡」

すみれ(子役)「グソクムシィ~グソクムシィ~」

すみれは両手で顔を隠し。

すみれ「あああああァァァァ!!止めてェ~!!!」

それを見た千砂都は可可に聞いて。

千砂都「ほっといていいの?可可ちゃん」

可可「はい!遊び相手が出来たみたいで清々するデスゥ」

夏美「遊び相手ではないんですの!!」

千砂都「はい、お喋りはそこまで!!」

かのん「決勝に向けて、今日から練習だよ!!」

すると部室の扉から誰かが来た音が。

かのん「理事長?」

ー2につづく