ラブライブ!スーパースター!!TVアニメ2期2話 2年生と1年生ー1

※ネタバレ注意!観てない人はスクロールしない様に!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは1期と同様前回のラブライブスーパースター

担当・千砂都

千砂都「春、2年生になりラブライブ優勝に向けて、新たなスタートを切った私達5人!!でも・・・」

かのん「誰も来ないィ・・・」

千砂都「入部希望者はゼロ、理由は・・・」

メイ「入部しても練習についていけないんじゃねーかってみんな言ってる」

千砂都「今の5人まま続けるしかないのか・・・そう言ったところに」

きな子「桜小路きな子と申します」

千砂都「健気で一生懸命な一人の新入生が!」

かのん「ようこそ!!」

「Liella!へ!!!!!!」

アバン

可可「いつもこんな感じで集まってマスゥ!!」

千砂都「お菓子もい~っぱいあるよォ~♡あ、今度たこ焼きも持ってくるね」

千砂都「ん?」

すみれ「チョコも~らい♡」

と可可が邪魔する。

可可「コラァ!!きなきな(きな子)が先に取るデスゥ~!!」

すみれ「堅い事、言わないでよォ!!」

可可「きなきなが先デスゥ!」

そしたら、かのんと恋が部室に来た。

かのん「アッ、お待たせ~きな子ちゃん!」

きな子「どうもっす・・・」

可可「こうやって全員揃ったら練習開始デス」

きなこ「ラブライブに向けて?」

可可「そうデスゥ!!」

可可はスマートフォンラブライブ決勝ステージをきな子に見せた。

可可「スクールアイドルの夢のステージ!それがラブライブ!!!」

きな子「わァ・・・ここに私も・・・!」

かのん「うん!一緒に頑張ろ!!」

きな子「かのん先輩・・・はいっす」

きな子は気合い充分で練習を始めたが・・・

きな子「はわわわわァ~!!!!ああああ~!!!!んん~!!!」

バランス感覚を養う練習で、きな子はバランスを崩してしまい、倒れるところをかのんが受け止めた。

かのん「大丈夫!?」

きな子「しゅいません・・・」

かのん「初めは誰でもそうなるよ」

きな子「あ、頑張ります!」

千砂都「じゃあ、次のメニュー」

腹筋だが、きな子は。

きな子「う~ううゥゥ~」

一回しただけでバテてしまった

きな子「ぐゥ~だはあッ!!」

ランニングでも

「ハァ、ハァ、ハァ」

きな子が遅れ始めた。

きなこ「あ~あ~」

遅れている所を気付いてきな子は無理してスピードを出したが・・・

きな子「ハァ、ハァ・・・ふんぬゥ~!!!」

シニアカーにも抜かれる有様だった。

屋上に戻り、ステップの練習。

千砂都「ワン、ツー、スリー、フォー!ファイブ、シックス、セブン、エイト・・・」

かのん達2年生はうまくステップしていて、きな子は滅茶苦茶だった。

きな子「あれェ?」

かのん「アハ・・・」

Aパート

きな子「やっぱ駄目っすゥ・・・」

かのん「まだ初日だよォ?」

可可「そうデスヨ!」

きな子「昔から、運動は苦手で・・・」

小学生時代のきな子に回想。雪の日、きな子は疲れた表情で。

きな子「待ってェ~」

「きなこちゃんが鬼ィ~!」

「アハハハッ!」

きな子「待ってェ~待ってェ~ああ」

きな子はバランスを崩して壁にある雪に体当たり。

「ん?」

回想が終わり。

きな子「いつも一人で置いてかれたっす・・・」

可可「そんな事、心配ないデスゥ!」

すみれ「そうそう。この娘なんて、入った時、腹筋一回も出来なかったんだからァ♡」

可可「それはもう過去の事!!可可も必死で・・・!」

すみれは小声で。

すみれ(小声)「この娘を安心させる為でしょォ!!話、合わせなさいよォ!!」

可可「うッ・・・」

可可「そうデスゥ!きなきなの方が昔の可可よりずっと凄いデスゥ!!!!」

しかしきな子は半信半疑で。

きな子「・・・そうなんすか?」

かのん「うん、だから前向きに!そうだ!センター立ってみて」

きな子「きな子がっすか?」

かのん「うん」

きな子「あ・・・」

きな子は5人の所にきて、隣にいる千砂都がきな子の手を繋いだ。

きな子「あ」

千砂都だけじゃなく、全員手を繋いだ。

きな子「わ・・・」

かのん「フフッ、気持ちいいでしょ?」

きな子「はい」

かのん「これがラブライブのステージになったら、応援してくれる人が沢山集まってくれて、私達に力をくれるんだ!」

きな子「素敵っす・・・」

千砂都「だから元気出して!!!!」

きな子「頑張ります!!!!」

部活終了後、可可はきな子にプリントを渡した。

可可「どうぞ」

きな子「強化メニュー?」

可可「可可が体力ゼロだった時の秘密のメニューデス。きなきなにあげマス!」

きな子「午前5時起床、柔軟の後、ランニング3キロ・・・凄く事細かに!ありがとうっす!」

かのん「でも、無理しなくていいよ。あくまで自分のペースで」

きな子「はい!明日から早速、実践すね!!」

千砂都「もう何人か、1年生が入ってくれるといいんだけどねェ・・・」

恋「ええ、矢張り一人では・・・どうしても自分だけ遅れてる様に感じてしまいますよね・・・」

その頃、四季は掲示板でスクールアイドル部の募集ポスター見ていて、目には怪しげなゴーグルを付けていて、紙パックのドリンクを飲んでいた。

※ただの変態やんwww

きなこ「お先で~す!」

四季「はッ!」

四季の足には電動のローラースケートらしきものを履いて移動した。

四季は嬉しそう走るきな子を追った。

四季「ちょっと」

きな子「ひえッ!!!ひええええェェェッッッ!!!!・・・え」

四季「時間、ある?座って」

四季はきな子に中庭のベンチに座れとジェスチャーした。

きな子「はい」

四季「どんな感じ?」

きな子「・・・と言いますと?」

四季「スクールアイドル部」

きな子「もしかして興味あるんすか!?」

四季「うん、メイが」

きな子「メイ?」

きな子の回想で。

メイ「何見てんだァッ!!!!!!」

回想は終わり。

四季「それで?」

きな子「え~え?」

四季「スクールアイドル部は?怖い先輩とかいない?」

きな子「先輩はみんな優しいっすよ!!練習は確かにちょっと厳しいっすけど、でも、ラブライブに目指すんなら仕方無いっす!!!!」

四季「ラブライブ・・・」

きな子「ん?」

四季「お願いがある」

翌朝、時刻午前5時になろうとしている。かのんの部屋では、かのんはスマートフォンも持ったまま熟睡している。

午前5時になり、アラーム音が鳴り始めた。かのんは起床し。

かのん「あ~あ・・・ハァ」

窓を開けて深呼吸。

かのん「スーハー」

かのんは練習着を着て、かのんママに挨拶。

かのん「おはよ!」

かのんママ「行ってらっしゃい!!気を付けてね」

かのん「うん」

勿論、マンマルにも挨拶。

かのん「マンマル、おはよ!・・・あ」

マンマル「!」

かのんは外の様子を見たら、きな子が結ヶ丘のジャージ姿でランニングをしているところを見かけた。

きな子「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・」

きな子はかのんの店の前に止まって。

かのん「行ってきま~す!」

かのんは店を出た。

かのん「きな子ちゃん!」

きな子「あっ!かのん先輩!!」

かのん「エヘヘ、見つけちゃった。一緒に走ろ」

きな子「うわあ!はいっす!!」

「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・」

公園で小休止。

きな子「は~ひィ~ハァ、ハァ・・・ううゥ・・・」

かのん「はい」

かのんはペットボトルの水をきな子に渡した。

かのん「ゆっくり飲んで」

きな子「ありがとうっす」

かのん「ちょっと、オーバーペースだから注意して」

きな子「すいません・・・どうしても力んじゃって・・・」

かのん「自分のペースで無理が一番良くないよ?」

きな子「でも・・・」

かのん「ん?」

きな子「かのん先輩達、優勝目指してるんすよねェ・・・」

かのん「あ、うん」

きな子「きな子・・・」

かのん「ん?」

きな子「きな子、足を引っ張りたくないんです!!」

かのん「あ・・・分かるよ。でもラブライブで優勝したい!!!それは大事な目標なんだ!!それと同時に・・・みんなに『スクールアイドルは楽しい』って、知って貰いたい」

きな子「かのん先輩・・・」

かのん「きな子ちゃん以外の1年生にも、楽しいなって思って貰えて、一緒にやれたら最高だなって」

かのん「でもそれにはどうしたらいいんだろう」

きな子「すいません・・・」

かのん「いやいや!きな子ちゃんを責めてる訳じゃないの!寧ろ、謝るのは私の方。負担かけちゃってゴメンね。もうちょっと考えてみる」

かのんはきな子に手を差し伸べた。きな子はそれを応えたのか手を伸ばした。

その後、学校ではきな子は呟いた。

きな子「他の1年生かあ・・・」

夏美「ナッツー!」

きな子の席の後ろには夏美が悲鳴を上げた。

きな子「あ!」

夏美はでスマートフォンのモニタを見て表情が驚愕になった。

夏美「日経平均全面安ゥ!!!これは想定外ですのォ!!!!!このままでは今月の目標がァ・・・」

夏美「マニー!マニー!!マニィッ~!!!!」

きな子「あ・・・」

きな子は四季の顔を見ながら。

きな子「本当に・・・行くんすか?」

きな子は昨日の四季との会話が脳裏に来て。

四季「お願いがある。メイを誘って欲しい。スクールアイドルに」

四季「メイ、あの子が話があるって」

メイ「ん?」

きな子「えッ!?あッ、いや~そのォ・・・」

メイはきな子にガンを飛ばした。

きな子「ヒィィィ!!スクールアイドル部の為・・・!ん~!んァッ!!」

きな子はメイのところへ向かった。

きな子「あ、あなたも・・・」

メイは驚いて

メイ「うっ!ううッ・・・」

きなこ「あなたもスクールアイドルやってみませんか!?」

きな子の言葉が教室内に響いた。それを聞いた周りの生徒達は。

「エッ、米女さんがァ!?」

「スクールアイドルゥ!?」

「好きだったんだ・・・!」

メイは突然の勧誘ですぐに言葉を返せなかった。

メイ「うッ・・・ううッ・・・!」

メイはきな子の右手を握った。

きな子「ワッ!米女さん!!・・・あれェ?」

しかし、メイの表情は鬼の様な形相だった。

メイ「くッ・・・ちょっと来いィッ!!!!!!!!!」

きな子「ひェ~命だけはお許しを~ッ!!お金は今ないんす!!仕送りで暮らしており~!」

と必死の命乞い。

きな子「はッ!パン!パンならあるっすよ!!」

必死にパンを探すきな子。

きなこ「カルボナーラパン!!今マイブームで・・・」

メイ「何も取らねーよ」

きな子「・・・え?」

メイ「四季に言われたのか?私の事、スクールアイドル部に誘えって」

きな子「はい」

メイ「今後は無視しろ」

きな子「はァ・・・」

メイ「あと、みんなでいる時に、スクールアイドルの話を私にしてくるな」

メイ「私はスクールアイドルなんか興味ねーんだ」

とメイは捨て台詞を言いながら去っていった。

きな子「あ・・・」

メイ「次、体育だぞ。急げ」

きな子「あっ、はいっす」

きな子は準備しようとしたが、腰から痛みが来た。

きな子「イタタタ!朝、張り切りすぎったっすかねェ・・・」

その体育の授業はマラソンで、きな子は苦しそうな表情で走っていた。

きな子「はひィ~」

教師「桜小路さん?桜小路さ~ん?」

きなこ「ハァ~」

「大丈夫かなァ・・・」

「桜小路さん、最近スクールアイドル部に入ったんだよね?」

バテているきな子をメイが助け。

メイ「大丈夫かよ?」

きな子「申し訳ないっす」

メイ「バテてんじゃねーか。いきなり朝練とか無理するから」

それを見ているクラスメイト達は。

「やっぱり、スクールアイドル部って大変なのかなァ」

「だろうねェ」

きな子「違うっすよ!練習が厳しいからじゃなくて、きな子が全然体力ないっす」

「朝も走ってるきな子ちゃん見たよォ?」

きな子「あれは、きな子が自主的に・・・」

「昨日も夕方遅くまで練習してたって」

きな子「それは先輩達にステップを習っていて・・・」

そこでホイッスル

きな子「アッ!」

教師「は~い集合!」

メイ「行くぞ」

きな子「何か誤解されちゃってるんすかね・・・」

メイ「気にすんなよ。みんな何も知らないんだよ・・・って私もよく分からねーけど」

一方、かのんはスクールアイドルのポスターを見ながら、そこで恋が来た。

恋「1年生の入部状況を調べてみましたが、スクールアイドル部希望の生徒はいないみたいです」

かのん「そっか・・・」

そして2人組の1年生の生徒が通りかかって。

吹奏楽にしようかなァ」

「スクールアイドル部は?」

「そんなァ!!私なんかじゃついていけないよォ!!」

「優勝、目指しているんだもんね」

「凄いよ、あの先輩達」

ー2につづく