ラブライブ!スーパースター!!TVアニメ2期1話 ようこそLiella!へ!ー1

※ネタバレ注意!観てない人はスクロールしない様に!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずはこれまでのラブライブスーパースター。

かのん「私、澁谷かのん。歌が大好きなんだけど、人前だと歌えなくて・・・」

可可「落ち込んでいたかのんを誘い、可可達は、活動をスタート!」

千砂都「目指すはスクールアイドルの大会ラブライブでの優勝!!」

すみれ「次々と仲間は増え、いよいよ迎えた東京大会!!」

恋「ですが、結果は次点・・・だからわたくし達は・・・」

かのん「もっともっと沢山の人に歌を届けよう!」

「優勝を目指して!!!!!」

アバン

朝食でかのんは慌ててジャムをのせたパンを食べていた。

かのん「はむッ!ん ん ん!」

かのんママ「毎日、偉いわねェ」

ありあ「入学式は明日でしょ?」

かのん「休んでる暇なんてないのォ!!」

ありあ「え・・・」

かのん「御馳走さま!」

かのんはコノハズクのマンマルに挨拶するけど、マンマルは目を閉じていた。

かのん「マンマル!・・・あ」

かのん(小言)「行ってきまーす」

道中かのんは巨大モニタで前回大会の覇者、サニーパッションの画像を見て。かのんは気を引き締めた。

かのん「んッ!!」

その頃、黄色いキャリーバックを引いている結ヶ丘の制服を着た生徒が歩いていた。桜小路きな子(さくらこうじきなこ・CV・鈴原希実)という少女だ。

きな子「ハァ、ハァ、ハァ・・・ハァ・・・ハァ…東京は何でこんなに暑いんすかァ・・・溶けるゥ」

きな子「・・・しかし、ここが天下の原宿ヒルズ族・・・きな子の家は・・・どこっすかァ~!!!」

OP「WE WILL!!」歌詞

さあ戦うんだ いま 僕らの風

巻き起こそう 駆けのぼってくのさ

絶対負けないんだ 勝つんだ!

もっと もっと もっと!!

いつだって昨日の 自分飛び越えていこう

どれだけやれるか

分からなくたって燃やすんだ 出会えたから

熱さをくれる願い 行けるよ

ありえないことだって もう

一緒に笑ってたい 

まだ知らない世界知りたい

もっと強くなるよ 諦めたくないや

準備はいいかな 今すぐ Start up!

てっぺんを目指すんだ いま以上

これ以上 胸が高鳴るよ

叶えるんだ!この瞬間(とき)

目一杯に! 夢みて 精一杯さ

起こしちゃおう 信じ続けるんだ

そう WE WILL!

Aパート

Liellaの5人は体力づくりの為のランニング。

千砂都「ハァ、ハァ、ハァ」

可可・恋・すみれ・かのん「ハァ、ハァ、ハァ」

それが終わると発声練習。

「ア~」

次にバランス感覚を養う練習。

千砂都「まだまだ~!まだまだまだ~!!!」

休憩で可可のスマートフォンでLiellaのフォロワーが10万を超えていた。

可可「フォロワーが倍になりましたァ~!!!」

かのん「ええェェェ~!?」

可可「一部のサイトではLiellaは次回の優勝候補とも」

すみれ「まあ、当然よねェ」

かのん「違うよ!これは優勝したサニパさん達が・・・」

神津島で優勝インタビューを受けるサニーパッションの聖澤悠奈と柊摩央はこんなコメントだった。

悠奈「初めにこの大会に参加した全てのスクールアイドル、そして応援して下さった方々に敬意を表したいと思います」

摩央「一番強かった相手?みんな素敵なグループでした」

悠奈「でも、私達が一番心踊ったグループは・・・」

二人は一斉に。

悠奈・摩央「Liellaです!!!!」

それを聞いた可可は大感激し。

可可「ありたかき(ありがたき)幸せェ~!」

しかし、恋の顔は曇った表情に。

恋「でも・・・」

かのん・可可「ん?」

恋「わたくし達は大会でまだ、何も結果を残せていませんよね」

千砂都「名前だけ一人歩きしてもね・・・」

かのん「だからこそ、次は絶対結果を残すの!!そして・・・この学校の皆と一緒に喜びたい!!!!」

そう、前回のラブライブ東京大会でLiellaは2位で終わった為、次回の東京大会はLiellaにとってリベンジである。

恋「ええ!!!」

すみれ「当然ったら当然よ!!」

その頃きな子は、原宿周辺を徘徊していた。

きな子「ああァァァ~」

きな子「ここは・・・」

きな子「ここはァ~」

きな子「ここは一体・・・」

きな子「どこっすかァ~!!!!!!」

きな子はベンチで小休止。

きな子「だっはァ~くたびれた~!な、何としても家に辿り着かねば・・・あ・・・あァ~素敵な神社っすねえェ~」

そこはすみれが巫女している隠田神社だった。

その頃Liellaは

すみれ「ねえ」

可可「ん?」

すみれ「アンタさァ、上海に戻るって話はどうなったの?」

可可「すみれには関係ありません!!」

すみれ「別に私もどーでもいいんだけど・・・ただ、もし本当に帰るって話になったら!」

可可「サニーパッションさまに認められたので、一先ず(ひとまず)次の大会まで猶予は貰えました」

すみれ「でも、それって、やっぱり今回優勝するしか・・・!!!」

可可「すみれが気にする事ではないのデス!!」

すみれ「でも!!」

可可「かのん達には内緒デスヨ!!もし言ったらそのく~るくる、ぜ~んぶ切り落としマスから!!!!」

※お仕置き軽いな~例えば髪をマルガリータにするとか・・・

可可は屋上へ向かった。

すみれ「ったく」

その頃、きな子は結ヶ丘の前に通りかかっていた。

きな子「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ん?もしかして・・・」

きな子はポケットからパンフレットを取り出し確認した。

きな子「間違いない!きな子が通う高校っす!!素敵な高校っすねェ~」

その時どこから不敵な笑い声が。

「んふふふふ・・・」

きな子「?」

「むふふふふ・・・しゅごいィ~!!」

それは新入生なのか赤い髪が乱れていて、リボンが付いていなかった。米女(よねめ)メイ(CV・薮島朱音)という名前で、外見は不良っぽいが正義感が強い少女だ。

メイ「あの屋上に今、Liellaが、Liellaがァ~!!!!!」

きな子「ん?Liella?」

メイ「ヒィィッ!!!!」

メイはきな子を睨んで。

メイ「な~に見てんだァ!!!!」

きな子「えッ、あ・・・すまないっす!」

メイ「フンッ!!」

メイは不愉快な顔で去ってしまった。

そして千砂都の声が。

千砂都「ワン・ツー・スリー・フォー!」

きな子「?」

千砂都「ファイブ・シックス・セブン・エイト!」

きな子「勝手に入っちゃ・・・マズイっすよね。でも、このままだと・・・」

きな子は勇気を出して結ヶ丘に入った。きな子は恐る恐る屋上へ向かい、そして千砂都の声が。

千砂都「じゃあ、ここからフォーメーションの確認、いくよ!かのんちゃんは0の位置。すみれちゃんは2の位置」

すみれ「は~い」

千砂都「よーし、じゃあ頭から!」

扉がガラスなので、きな子はそーっと覗いた。

千砂都「ワン・ツー・スリー・フォー・ファイブ・シックス・セブン・エイト!」

きな子は感激のあまり声を出した。

きな子「わあ・・・!!」

扉が完全に閉めてなかったのか開いてしまい。躓いてしまった。

きな子「はにゃ♡」

物音に気付くLiella

「ん?」

きな子「はッ!しまったッ!!!」

かのん「あなたは?」

きな子「え~と・・・」

かのん「もしかして新入生!?」

きな子「あッ、エッ、え~と・・・はい」

「わあァァァァ~!!」

可可「後輩?後輩デスヨネ!?可愛いデスゥ~♡」

きな子「はわわわわわ~!!」

可可は中国語で

きな子「ハァッ!」

すみれが割り込み。

すみれ「待ちなさいよ!!何先に話し掛けてるのよォ!!!」

恋「まず、生徒会長のわたくしが!」

千砂都「もしかしてスクールアイドル部に入部希望!?」

きな子「え?スクールアイドル?」

きな子はスクールアイドルを知らない様だ。

千砂都「だって新入生でしょ?スクールアイドル部はれっきとした部活だよ!!」

かのん「この子が・・・」

きな子「エッ?」

恋は涙ぐみながら。

恋「ありがとうございます!」

千砂都「ずっと、この日を待ってたよォ!」

可可「一緒に光を追い求めましょう!」

きな子「えええ?」

すみれ「素直じゃない娘ねェ」

かのん「ようこそLiellaへ!!!!!」

きな子「違う!!違うっすよォ~!!!!」

6人は部室に移し。

かのん「道に迷った?」

きな子「はい」

千砂都「ゴメンね勝手に勘違いして」

きな子「いえ・・・」

かのん「もしかして東京初めて?」

きな子「えッ!?んなわけね~っす!!東京は庭!庭っすよォ!!!散々検索したっすし~あ~ヒルズ族っすよねェ。ヒルズ族・・・ヒルズ族ゥ・・・」

千砂都「どうやら送ってあげた方がよさそうだね」

かのん「私が行くよ。住所分かる?」

きな子「・・・はい」

かのんときな子は一緒に帰る事に。

きな子は結ヶ丘の桜を見て。

きな子「うわあ!綺麗っすね~」

かのん「どこから来たの?」

きな子「きな子の実家は北海道の何もない様な所で・・・家を出る時はまだ雪で真っ白でした」

かのん「そうなんだ。でもそれも素敵!!あっ名前きな子ちゃんって言うんだ?」

きな子「はい!桜小路きな子と申します都会に憧れてやって来ました!!!」

かのん「私、かのん。澁谷かのんって言います」

きな子「宜しくお願いします、かのん先輩!!」

かのん「エッ!かのん・・・せん・・・ぱい?」

きな子「はい!先輩!!」

かのん「そっか~私先輩かァ~」

きな子「はい!」

かのん「そっか~」

かのんはウキウキしながら。

かのん「え~?先輩~?え~?私が~?フハッ!!」

きな子「はい!」

かのん「え~?」

きな子「先輩です!」

かのん「あのォ~もう一回ィ・・・もう一回呼んでくれるゥ?」

きな子「かのん先輩!!」

かのん「クゥ~何かむず痒いけど、いいよねェ~その響き~ィ!!・・・さァ行こう!!」

きな子「え?」

かのん「先輩の家も案内しちゃうぞォ~♡レッツゴー!!アハハッ!!!!」

きな子「・・・変わった人っすねェ・・・」

かのんの店に入った二人。

ありあ「お待たせしました!」

きな子「うわ~なんとハイカラな」

きな子はカフェオレを飲み干して。

きな子「これが東京・・・」

ありあ「新入生の方?」

かのん「私先輩だから!!!!」

ありあ「ええ・・・」

かのん「飲み終わったら家まで送るよ」

きな子「何から何まで」

かのん「いいえ」

きな子「あの・・・」

かのん「?」

きな子「さっきのスクール何とかと言うのは・・・」

かのん「スクールアイドル」

きな子「スクールアイドル・・・」

かのん「うん。すっごく楽しくて遣り甲斐あるよ!・・・って私も初めてまだ1年しか経ってないんだけど・・・けど・・・私はスクールアイドルと出会って人生が変わった。頑張ろうって前向きな気持ちになれたの。興味があったら部室に来てよ」

きな子はスマートフォンでLiellaが東京大会で歌ったライブ動画を観た。

その頃、かのんはメンバーとリモート配信。

恋「自宅まで無事に遅れましたか?」

かのん「うん、すぐ近くだったから」

可可「もしかして6人目のLiellaの誕生ゥ⁉」

かのん「気が早いよ。でもちょっと不思議な感じ。私この5人で優勝目指すのかと思っていたから」

恋「わたくしもです。大会終わった直後はこの5人で今度は勝ちたいって・・・」

千砂都「じゃあ、二人は入ってきて欲しくないの?1年生」

恋「いえ」

かのん「私、きな子ちゃんと話しているうちに思ったんだ。新入生と一緒に頑張りたいって」

恋「ええ、そうやって、一つの紐と紐が結ばれて繋がっていく、それが母の願いでもあると思いますから」

恋の部屋には愛犬のチビが横たわっていて、壁には恋と亡き母、花とチビの写真が飾っていた。

かのん「じゃあ、明日から新しい仲間を見つけられるよう、改めて頑張っていこう!!!」

「オー!!!!!!」

きな子は小学校の卒業アルバム閲覧しながら。

きな子「私が・・・アイドル・・・」

ー2に続く。