※ネタバレ注意!観てない人はスクロールしない様に!!
まずは恒例の前回のラブライブスーパースター。
担当・かのん
かのん「遂に始まったスクールアイドルの大会ラブライブ。地区予選お題として出されたのはまさかのラップゥ!?」
すみれ「私の 名前は ヘアンナスミレ AB型の神社の娘ェ!」
かのん「私達はすみれちゃんの新たな才能を発見し、センターを任せる事を決断!!」
すみれ「センター・・・届いて・・・!!!!」
可可「すみれ・・・」
すみれ「初めて名前呼んだわね」
かのん「いよいよ今日が結果発表!!『Liella』の行く末は如何に!?」
アバン
いよいよラブライブ東京地区予選の結果発表。5人は緊張の面持ちでノートパソコンのモニタを見つめていた。
「う・・・!」
恋「ああァ神様ァ・・・」
すみれ「どうなのったらどうなの!?」
千砂都「12時になったよ」
恋「いよいよ発表!」
可可「大丈夫!!みんな頑張ったですし!!!」
かのん「じゃ、いくよ」
かのんは結果発表をクリックした。
かのん「地区予選通過は8組」
まず1組目。
かのん「エントリーナンバー1、サニーパッション」
可可「デスヨネェ~」
千砂都「当然だよ」
かのん「そして・・・」
2組目。
かのん「エントリーナンバー21、ネオミュータントガールズ!」
※μ‘sの時もそんなのがあったな~(ラブライブ アニメ2期4話より)
3組目。
かのん「エントリーナンバー62、浅草スカイラブリー!エントリーナンバー70神楽坂ダッシュ組!!」
5組目。
かのん「エントリーナンバー・・・」
すみれ・可可・千砂都「来い~!」
恋「ううう・・・」
かのん「あ、あれェ?」
パソコンにトラブル発生。かのんは何度もクリックしたが。
かのん「パソコン固まっちゃったァ・・・」
フリーズが起きてしまったのだ。
すみれ「もったいぶらないでったら、ぶらないでェ~!!」
と可可を揺らすすみれ。
可可「もう動け!動けェ!!」
逆にすみれを揺らす可可。
恋「みんなが同時に接続しているからでしょうか?」
千砂都「スマホで見てみよう」
するとかのんのスマートフォンから振動音が。
かのん「ん?サニーパッションさん?」
それはサニーパッションからのラインで、メンバーの聖澤悠奈と柊摩央から祝福のメッセージだった。
千砂都「おめでとう」
恋「という事は・・・」
フリーズが直って。
かのん「あっ、動いた」
それはLiellaの画像が・・・
「あ・・・!やったァッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
こうしてLiellaは無事地区予選を突破したのである!!!
Aパート
Liellaの地区予選突破の報告して、祝福を受けるLiella。
「おめでとう!!!!!!!!!!!」
ヤエ「絶対、地区予選突破したってみんなで話してたんだよね!!」
ココノ「すみれちゃん、すっごいカッコ良かったよ!!近くで見ていた人もみんなファンになったって言ってたし」
すみれ「と、当然でしょォ?誰だと思ってるのォ?」
可可「まァ、直前までの怖気(おじけ)づきのグソクムシだったデスけどねェ?」
すみれ「五月蝿いィ!!!!」
ココノ「かのんちゃん達が頑張っているから、私達も元気もらえた!!」
ヤエ「かのんちゃん達はこの学校の希望だね!」
ナナミ「何か力になれる事があったらいつでも言ったね!!」
かのん「ありがとう!!」
放送のチャイムが。声は理事長だった。
理事長(スクールアイドル部の皆さんにお伝えします。スクールアイドル部の部員は放課後理事長室に来て下さい。繰り返します。スクールアイドル部の部員は放課後理事長室に来て下さい)
かのん「ん?」
ナナミ「もしかして表彰?」
ココノ「だといいけど、怒っていた様な気も・・・」
千砂都「何だろう?」
恋「はッ!!!」
※恋ちゃんの清楚さが台無し・・・
階段踊り場で。
恋「わたくしのせいですゥ・・・」
かのん「恋ちゃん・・・」
すみれ「恋が?何したの?」
恋「実はこの前、部室に入ったら、パソコンがついていまして・・・」
回想。恋は誰もいない部室で、ノートパソコンが開いたままに気付いて。
恋「もう!」
恋はノートパソコンのモニタを観て。
恋「ん?」
パソコンのモニタには「レディース・ウエア・ストア」という通販サイトで「禁断のセカイ」という百合サイトを見つけた。
恋「あ・・・あっ・・・フー♡」
恋は興奮気味になって、禁断のセカイをクリックしようとしていた。
クリックしまい恋は叫んだ。
恋「はあああァッ!!!!」
※やっちまったなァ・・・恋ちゃん・・・
恋「興味本位でつい・・・生徒会長ともあろう者がァ、あんなものを・・・あァ・・・失格ですゥ、停学ですゥ、退学ですゥ・・・わたくしの人生終わりましたァ・・・」
※ラブライブシリーズの生徒会長って、最初はスクールアイドルを嫌ってたけど、仲間になると、ポンコツになるというのラブライブシリーズの伝統なのだろうかw
かのん「いやァ、流石にそれはバレてないんじゃ・・・」
5人は理事長室に来てノックした。
理事長「はい」
かのん「失礼します」
理事長室に入ったLiella。理事長は様子が可笑しいと気づく。
理事長「どうぞ、どうしたの?何か悪いものでも食べたァ?」
かのん「い、いえ、ただァ・・・」
そして恋が。
恋「申し訳ありません!!わたくし葉月恋、生徒会長ともあろう者が、興味本位であの様なものを見てしまいまして!!」
理事長「何言ってるのォ?」
恋「え・・・」
理事長「来てもらったのはこれが来たからです」
理事長は一枚のプリントを見せた。
理事長「澁谷さんと嵐さんの母校の小学校から、あなた達に歌って欲しいって依頼」
かのん「私とちぃちゃんの?」
千砂都「あ・・・」
理事長「ええ、母校の卒業生が始めたスクールアイドルの歌を生徒に聴かせたいって」
恋「そういう事でしたかァ~」
可可「素晴らしいデス!是非、参りましょう!!」
理事長「じゃあOKって事でいい?」
かのん「えっ?」
理事長「ん?どうかした?」
恋「あ~良かったァ~」
かのん「いえ、とても素敵なお話だと思います」
その後、5人は練習して。
可可「クッ・・・」
恋「しっかり!バランスをキープして!」
可可「ううううう、ああ!!」
可可は苦しそうな表情。
恋「可可さん!!これ位、出来て当たり前ですよ!!あと10分!!!!」
かのんは小学生の自分を思い出し、合唱コンクールの頃だった。
かのん達は本番前の発生練習で最後の調整をしていて、緊張気味。
かのん「ラーラーラーラー ラーラーラーラー」
「うう、もう次だよね・・・」
「アーアーアーアー」
かのん「大丈夫!!」
「かのんちゃん!!」
かのん「歌は怖くない!!楽しいものだよ!!!みんなが頑張って練習してこられたのは、歌う事が楽しかったからでしょ?」
「あ・・・」
かのん達が眺めているのは世界地図だった。
かのん「その気持ちで歌っていればきっと伝わる。この楽しい気持ちが世界中のた~くさんの人達に!!!だから歌おう!!楽しく!!!!えへへへ♡」
「続きまして、青山南小学校、合唱部の皆さんです」
拍手送られながら、ステージに向かう部員達。かのんもステージに向かうと思いきや。
かのん「あ!」
かのんの心臓の鼓動が早くなっていた。その後、あまりの緊張で何も歌えず倒れてしまったのだ。(1話のBパートより)
「かのんちゃん!!」
「歌、始まってる!!」
今は人前で歌っても、まだそのトラウマが完全に消えたわけではない。千砂都がかのんを見つめて気になっていた。
練習が終わり。
千砂都「じゃあ、今日は私バイトだから」
かのん「そっか、頑張ってね!」
千砂都「ういっす~♡」
恋「練習後なのに大変ですね」
可可「でも、楽しんでるみたいですから」
すみれのスマートフォンから千砂都のメッセージが。
千砂都(この後時間ある?)
すみれ「ん?」
恋のスマートフォンでも。
千砂都(かのんちゃんには内緒で)
可可のスマートフォンでも。
千砂都(たこ焼き屋に集合)
かのん「どうしたの?」
可可「な、なんでもありませ~ん!!お先デ~ス!」
恋「さよなら~」
すみれ「グッバーイ!!」
かのんを除く可可達は千砂都がバイトしているたこ焼きのキッチンカーに集まって、恋、すみれ、可可はたこ焼きをほおばりながら。
恋「それで、話というのは何なのですか?」
すみれ「しかも、かのんには秘密なんて千砂都らしくもない」
千砂都「うん・・・」
可可「小学校の事デスよね」
千砂都はかのんが歌えなかった挙句、倒れたという話をして3人は。
恋「倒れた?」
千砂都「うん、それが、かのんちゃんが歌えなくなった最初の事件で・・・」
すみれ「成程ね。そのステージに立ったら、また、ぶり返すんじゃないかって事?」
千砂都「大丈夫だと思うんだけど・・・」
可可「そうですよ!かのんは可可とステージに立って歌いマシタ!!あの時から一度だって歌えなくなった事はありません!!」
恋「寧ろ、率先して歌っているというか・・・」
千砂都「うん、それは分かってるんだけど・・・ただ・・・かのんちゃん、凄く繊細なところ・・・あるから」
その頃、かのんは小学生の自分をスマートフォンで閲覧していた。
すみれ「でもさ、それで歌えなくなっちゃう様だったら、ラブライブで歌っていく事なんて出来ないんじゃない?」
可可「同意するのは気に入りませんが、すみれの言う通りデス」
千砂都「だよね」
恋「では一度、下見に行ってみるのはどうでしょうか?そこでかのんさんの反応を見てみるというのは」
千砂都「下見か・・・」
5人はかのんと千砂都の母校である青山南小学校に訪問した。
「わざわざ来てくれるなんてありがとうね」
千砂都「家も近いので」
「『スクールアイドル』っていうの?この学校の生徒でもい憧れている子は結構いてね」
かのん「本当ですか?」
千砂都「嬉しい!!」
教室に入って。
千砂都・かのん「うわ~!!懐かしい!!!」
千砂都「ここ私とかのんちゃんがいた教室」
すみれ「机、ちっさァ!」
恋「小学生ってこんなに小さかったですね」
かのん「ウフフフ♡ちぃちゃん、いつもここでダンスしてたよねェ~」
千砂都「かのんちゃんだっていつも歌ってたよ?」
かのん「そうだっけェ?」
教室にある掲示物には「合唱コンクール めざせ!優勝!!」と掲示してあった。
千砂都「行こうか」
かのん「うん」
今度が講堂へ案内されて。
「当日は、この講堂のステージで歌って貰う事になります」
すみれ「思ったより広い!」
可可「当たり前デス!!生徒みんな集まるのですから」
千砂都「かのんちゃん、ちょっとステージに上がってみる?」
舞台裏に来て。
かのん「ここは・・・」
かのんは世界地図を見て、小学生の頃のかのんが見た時と当時のままだった。
5人はステージに来て。
千砂都「かのんちゃん、ちょっとだけ歌ってみせてよ」
かのん「え?」
恋「練習です。折角、来た事ですし、しておいた方がよいでしょう?」
かのん「うん」
かのんは深呼吸して。
千砂都「あ・・・」
かのん「ゴメン、ちょっと待って」
歌えなかったトラウマなのか、かのんはなかなか歌えそうにもない。
可可「かのん・・・」
千砂都はかのんの手を繋いだ。
かのん「ちぃちゃん・・・」
残りのメンバーも手を繋いだ。
かのん「みんな・・・」
「ラーラーラーラー ラーラーラー ラーラーラー」
ー2につづく