ラブライブ!スーパースター!! アニメ10話 チェケラッ!!ー2

※ネタバレ注意!観ていない人はスクロールしない様に!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Bパート

教室でかのんはフォーメーションのポジションを考えていた。

かのん「うん~やっぱりここもすみれちゃんが歌った方がいいよね」

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千砂都がかのんの所に。

千砂都「かのんちゃん」

かのん「あ、おはよ、どうだった?動画」

千砂都「うん・・・それがねェ・・・」

すみれが耳にヘッドホン当てて指を鳴らしながらラップの練習。

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かのんと千砂都は裏庭に場所を移して。

かのん「代えた方がいい?」

千砂都「うん・・・歌の内容は凄く評判良くてね、みんな『大好き』とか『これなら予選突破出来るよ』とか、言ってくれるんだけど・・・」

かのん「センターは違う人がいいっていうの?」

千砂都「うん・・・かのんちゃんとか恋ちゃんとかの方がいいんじゃないかって」

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かのん「それは今までそうだったから何となくそう思うだけなんじゃないの?」

千砂都「私もそう言ったんだけど・・・」

かのん「友達に聞いても、みんな同じ意見。気負いすぎちゃってて、ちょっと、予選突破を考えたら代えるのも手かなあ」

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辛辣な意見ばかりだ。そこで誰かが来たかの様に足音がした。

千砂都「どうしたらいいと思う?」

「そんなの決まっているでしょ!」

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かのん・千砂都「あ!!!」

かのん「すみれちゃん・・・」

すみれ「この学校のスクールアイドルなんだから、みんなの意見に従うのは当然でしょ?」

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千砂都「でも!」

すみれは池まで歩を進んで。

すみれ「そもそも、ショウビジネスの世界を歩いてきた私が、ラブライブなんていう素人の大会の予選くらいで、センターやるのは可笑しいって思ってたの」

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すみれ「私の出番は決勝に取っておくわ」

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そう言ってすみれはかのん達の所から去っていった。

千砂都「あ!」

かのん「すみれちゃん、待って!」

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すみれは今にも泣きそうな状態だった。そこで可可と鉢合わせ。可可はすみれを通せんぼ。

可可「何、逃げようとしてるデスカ!!」

f:id:gonmoku:20211006060928j:plainすみれ「え?」

可可「可可は反対デス!!!一度決めた以上、あなたがセンターをやるべきデス!!!!」

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すみれ「ハァ?」

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可可「聞こえなかったのデスカァ!!!!衣装も作ったのデスヨ!!誰が何と言おうと関係ありマセン!!!!!センターをやるべきデス!!!!」

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かのん「可可ちゃん」

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すみれ「・・・無理よ・・・」

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可可「え?」

すみれ「そんな事、言っても分かってるの!!!!どうせ最後はいつも私じゃなくなるんだから!!!!!!」

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かのん「すみれちゃん!!」

かのんと千砂都はすみれを追ったがやめてしまった。

放課後、すみれを除く4人は屋上でストレッチ体操しながら。

千砂都「来ないね、すみれちゃん」

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かのん「うん」

恋「矢張り、センターの事と ハッキリすべきなのでしょうね」

かのん「恋ちゃんはどう思う?」

恋「難しい問題ですね。すみれさんのレベルは歌もダンスも高いところにあります。ただ、グループの中で一番かと言われると・・・」

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千砂都「歌はかのんちゃん」

かのん「ダンスはちぃちゃん。優雅さは恋ちゃんが一番だし、華やかなところは可可ちゃん」

千砂都「すみれちゃんにはどれも備わっているけど・・・」

恋「だからなのでしょうね・・・今まで希望が叶わなかったのは」

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かのん「うん、だからこそ、すみれちゃんがセンターやるべきだと思う。だって実力では全く引けを取ってないんだから」

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可可はスマートフォンを操作しながら。

可可「あ・・・」

そして、すみれが部室に向かうところ、可可が電話で中国語で話していた。すみれは慌てて隠れた。

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すみれ「ん?」

可可「喂,姊姊」(もしもし、お姉ちゃん)

可可「嗯,對」(はい)

可可「收到爸爸發的消息了」(パパのメッセージが届いた)

可可「Lovelive?」(ラブライブ?)

可可「 嗯,是快開始了」(はい、始まるんだね)

可可「馬上就預賽了,最近在努力練習呢」(もうすぐ予選だから、最近頑張って練習してるよ)

すみれはスマートフォンで音声翻訳のアプリを起動し。

可可「嗯,知道了」うん、わかってるよ)

可可「 不是说好了拿不到成绩就回去的吗」結果が出なかったら帰るって約束でしょ)

すみれ「帰る!?」

f:id:gonmoku:20211006061850j:plain可可「 嗯,那就这样,我忙着练习呢,挂了啊 」(うん、じゃあ、今練習で忙しいから切るね)

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可可は電話を切って屋上に戻った。

すみれ「あ・・・」

可可「お待たせしマシタァ!」

かのん「じゃあとりあえず4人で始めようか」

千砂都「すみれちゃんには後でもう一度連絡してみるね」

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そこですみれが屋上に来て。

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かのん「あ、すみれちゃん!」

丁度、風が吹いてきて。

すみれ「遅くなったわね」

可可「全く!センターがそれでどうするのデスカ!!だから、甘く見るなと言ってるのデス!!!」

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すみれ「センター?」

かのん「うん。私達さっきまでその事、話していたんだけど」

千砂都「やっぱり、すみれちゃんがセンターでいこうって」

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すみれ「・・・どうして?」

かのん「どうしてって・・・」

すみれ「私が可哀想だから?頑張っているのに、いつもセンターになれないから?」

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恋「そうではありません!!かのんさんは!」

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すみれ「それ以外、何があるっていうのよ!!!!!!」

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4人「・・・・・・」

すみれ「別に同情なんかで、センターになったって嬉しくない!!!!学校のみんなは他の人がセンターの方がいいって言ってるんでしょ?だったら・・・!!」

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可可「同情なんかではありません!!!!」

すみれ「え・・・!」

可可「可可は同情なんかで衣装を作ったりはしません!!!!!」

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再び風が吹いてきて。

すみれ「・・・あの衣装は返すわ。それでも私にセンターやれって言うなら、スクールアイドル辞める」

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恋「そんな!!!」

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可可は激昂し、

可可「あなたのスクールアイドルへの想いはそんなものなのデスカァ!!!!!!ラブライブで光を手に入れるのではなかったのデスカ!!!!!!!」

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すみれは逆ギレし、

すみれ「勝たなきゃいけないんでしょ!?」

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可可「あ」

すみれ「うッ、アンタァ、絶対勝たなきゃいけないんでしょ?」

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とうとうすみれが泣き出してしまった。

可可「まさか・・・」

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すみれは屋上から出ていった。

かのん「すみれちゃん!!」

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可可「待って!!!」

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すみれを追うかのん達。そして可可が校門に向かうすみれを見つけて。

可可「待って!ハァ、ハァ・・・」

すみれ「・・・五月蝿いわね、もう話は終わったでしょ!!」

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可可「さっきの可可の電話聞いていマシタネ?盗み聞きとは、矢張り、根性が曲がっていマス!!!」

すみれ「かのん達は知ってるの?」

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可可「いいえ」

すみれ「何で、言わないのよ!!」

可可「可可の事を気にして、スクールアイドルをやってほしくありません!!!」

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すみれ「でも、勝たなきゃいけないんでしょ!?結果を出さなきゃ!だったら・・・!!」

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可可「その為にあなたがセンターがいいと言ってるのデス」

すみれ「何意地になってんのよ!」

可可「意地になどなっていません!」

すみれ「なってるでしょ!!!ホントは嫌なのにかのんが勧めるからとか、何だかんだで練習しているから仕方なくとか、可哀想とか・・・」

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すみれ「練習しているところもコッソリ見てたでしょ!!!!全部分かってんのよ!!!!アンタの事なんて!!!!!!」

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可可「何も分かってませんよ!!!そんな事で可可が神聖なラブライブのセンターを任せると思っているのデスカ!!!!!」

すみれ「任せたでしょ!!実際!!!!!」

可可「可可があなたに任せたのは、あなたが相応しいと思ったからデス!!!!!」

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すみれ「あ・・・」

可可「練習を見て、その歌声を聴いて、Liellaのセンターに相応しいと思ったからデス。それだけの力があなたにあると思ったからデス!!」

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すみれ「・・・」

可可「だから、受け取りなさい!!!!私が想いの全てを込めて・・・」

可可が持っているのはすみれ色のティアラだった。

可可「あなたの為に作ったのですから!!!!!!」

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すみれ「あ、それは・・・」

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かのん達も来て。

かのん「すみれちゃん!!」

可可「あなたの為に作ってきました!!!!センターのあなたの為に!!!!!!!」

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すみれ「あ」

すると風が強くなって、可可が持っているティアラが舞ってしまった。

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可可「あ!!」

すみれ「この!」

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すみれは舞っているティアラを追った。

すみれ「待て~!!!!!」

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すみれは右腕を伸ばして。

すみれ「クッ・・・届いて・・・届いて!」

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しかし、すみれはバランスを崩して躓いてしまった。

すみれ「わあッ!!」

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かのん「すみれちゃん!!!!」

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可可「あ!」

すみれ「イタタ・・・ったく・・・フフッ・・・」

f:id:gonmoku:20211006205448j:plainすみれの手にはティアラを持っていてティアラ自体は無事だった。

可可「すみれ・・・」

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すみれ「あ・・・初めて名前読んだわね」

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可可「そんな事はどうでもいいデス。Liellaのセンターとして恥ずかしくないステージにしてクダサイ」

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すみれ「当然でしょ?誰だと思ってるの・・・!」

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恋「いよいよ結ヶ丘のスクールアイドルがラブライブのステージに立つのですね!!」

千砂都「楽しみだね」

かのん「うん、私達Liellaが、沢山のスクールアイドルと繋がって、歌を響かせるんだ!!!!!」

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そして予選当日。

すみれ「ギャラクシィー!!!!!!」

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すみれの髪型は縦ロール、頭に可可のお手製のティアラ。

かのん達も紫色のドレスを身にまとっていた。

挿入歌「ノンフィクション!!」歌詞(一番)

ヘイ もっと笑いたいのに もっと素直になりたいのに

ヘイ 今輝きたいのに そんな気持ちは ここで最後に

ヘイ うだうだ愚痴らないで すぐ照らしてあげるから

君の手で握りしめては 決して離しはしないから

証明してあげるわ 不可能なんてないってことを

崩してみせるポーカーフェイス 虜にしちゃうよ?

Let‘s siing 見たことない世界 連れてってあげる

今からはじまる 素敵なワンダーランド

Fantastic!Amazing! But this is

ノンフィクション!!

新しいドア開こう Do Da  Da Follow me

Do Da Da Real Live Yeah!

Do Da  Da Follow me Do Da  Da Love me do!

Do Da  Da Follow me   Do Da Da Real Live Yeah!

Do Da  Da Follow me   Do Da Da  Love me do!

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すみれ「うふ♡」

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そして拍手と歓声。

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可可「ハァ、ハァ、あっ」

すみれは被っているティアラを外し、

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可可「あ・・・」

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すみれ「ありがとう、可可」

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可可「すみれ・・・」

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そして5人は抱き着いた!!

すみれ以外「アハハハァッ!!!!」

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すみれ「ちょっ、アンタ達!何やって・・・」

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すみれ「フフッ♡」

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今回はここまでですが、いよいよ始まりましたね、ラブライブ!!今後の彼女達のどこまで勝ち進むのかは見守りましょう!!

今まで可可ちゃんとすみれちゃんは何度も衝突したけど、今回で和解して良かったです。

次回は「もう一度、あの場所で」ですが、どうやら講堂らしきですが、かのんちゃんが入試の面接が行った場所らしいのですが、個人的には嫌な予感がします。もしかしたら・・・

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最後は恒例の「リエラのうた」

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Dears」 歌・恋 歌詞

どんなことにでも 小さなしあわせ

いまは感じているよ うまくいかなくて

落ち込む日があっても いつでも前を見てる

すぐそばで微笑みをくれる人 みんなにね 喜びを届けたい

この胸にやさしさが咲いたのは そう あなたと

つながってるから

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