ラブライブ!スーパースター!! アニメ5話 パッションアイランドー1

※ネタバレ注意!観てない人はスクロールしない様に!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まずは恒例の前回のラブライブスーパースター。

担当・すみれ

すみれ「幼い頃から、スターに憧れていた私」

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すみれ「グソクムシィ~」

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すみれ「そんな時にふと知ったスクールアイドル」

すみれ「きゅうまんはっせん・・・やるわァ!やるわったらやってやるわ!!!」

すみれ「でも、センター争いに敗れた私は失意のまま去る事に」

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かのん「センターが欲しかったら奪いに来てよ!!」

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かのん「夢が待っているのは、まだずっと先かもしれないんだから!」

すみれ「かくして私という逸材をかのん達はスカウトに出来たのでした!!」f:id:gonmoku:20210824062008j:plain

すみれ「ギャラクシィー!!!!」

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アバン

音楽科のレッスン室で千砂都はダンスの練習をしていて、廊下には「東京サマーダンスチャンピオンシップ」というダンス大会の告知ポスターが貼っていた。

千砂都「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」

そこで教師が千砂都の所に。

「嵐さん、ちょっといい?」

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千砂都「ん?」

千砂都「大会?」

「そう、夏休みに行われる都大会に本校から一人、選手を出してほしいという話が来ているの。うちとしては嵐さんがいいんじゃないかって」

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千砂都「今月か・・・」

千砂都はスマートフォンでスケジュールを確認した。

「どう?」

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千砂都「少し、考えさせて下さい」

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Aパート

梅雨が明けて、本格的な夏が始まり、セミの鳴き声が止まなくて、外は熱気でむんむんだった。

かのん達は屋上のドアを開けて、屋上に出るのを躊躇った。

「う~」

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暑さのあまり、ドアを閉めた。

すみれ「何、この熱気は」

可可「やっと試験が終わって、今日から練習だというのに・・・」

かのん「猛暑日だねェ・・・」

千砂都「水分をこまめに摂って、屋外での運動は控えましょうって」

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すみれ「流石にそうよね。こんな外で練習は無茶でしょ」

可可「な~にを言ってるのデスカァ!!もうすぐラブライブのエントリーも始まるのデスヨォ!!」

すみれ「あ~?ラブライブゥ?」

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可可「そんな事も知らないのデスカァ!!!」

すみれ「知るわけないでしょ。そんなアマチュアの大会の事なんか」

可可「アマチュアではありません!!!!」

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可可「スクールアイドルにとってラブライブは国民的行事!!今年は史上最多の出場が確実視されている最大の大会なのデスヨォ!!!!!」

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すみれ「フンッ!私から見たらアマチュアはアマチュア。こっちはショウビジネスの世界で生きてきたんだから!!」

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すると可可は笑みを浮かんで。

可可「グソクムシがデスカァ~♡」

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すみれ「か~の~ん~!!!!!!」

かのん「うッ!いやァ、どうしても教えてほしいって可可ちゃんが・・・!」

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千砂都「でも、すみれちゃんがこんなにすぐに溶け込むとはねェ~」

かのん「可可ちゃんも大好きみたいだしね」

可可「うっ!」

かのん「えっ!」

可可「どこがデスカァ!!!!可可はそもそもこんな不真面目な人が入るのに反対なのデスゥ!!!!!」

すみれ「不真面目じゃなく、現実的に練習は無理だって言ってるのォ!!!!!」

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可可「そんな事ありませ~ん!!」

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可可は屋上に出た。だが、あまりの熱気で可可の顔が曇って。

可可「うあァァァァ!!!!」

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千砂都「ん?大丈夫?」

しかし、可可は暑さをこらえながら平気な表情で。

可可「はいデス!!立ってみれば、ぜ~んぜん平気デスヨ~!寧ろ風がある分、ここにいる方が涼しいくらァ~」

かのん「クラァ?」

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可可は暑さに耐えきれず倒れてしまった。

かのん「可可ちゃん!!!!」

部室に戻って。

可可「うう・・・ああ・・・死ぬかと思いました・・・」

かのん「やっぱり、無理だよねェ~」

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すみれ「ここも冷房は効いてないし、どこかないの?涼しい場所」

千砂都「う~ん、音楽科のレッスン室なら・・・」

可可「ホントデスカァ!?」

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かのん「でも、使わせてもらえないよ、普通科は」

可可「デスヨねェ~」

すみれは団扇を扇ぎながら。

すみれ「音楽科の千砂都が言えば何とかなるんじゃないの?いつも使ってるでしょォ?」

可可「ナイスアイデア!」

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かのん「やめとこう。もしそれで許可が出ても他の普通科の子に悪いよ。何か、こっちがお願いして使わせてもらってるみたいなのって、良くない気がする。同じ学校なのに・・・」

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すみれ「でも、そういう学校でしょ?音楽科は特別みたいな」

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すみれは団扇を可可の顔の上に置いた。

すみれ「5分経ったわよ」

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かのん・千砂都「よ~し」

かのん、千早都、すみれの3人はジャンケンして。

かのん・千早都・すみれ「最初はグー、ジャンケンポン!!」

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かのん、千早都はグー、すみれはチョキを出した。つまり、負けた方が団扇を扇ぐ事になっていた。

かのん・千砂都「イエーイ!!」

すみれ「うッ、ギャラクシ~ィ!」

f:id:gonmoku:20210824063428j:plain可可「はい~♡」

可可は団扇をすみれの顔の上に置いた。

すみれ「ううッ」

可可「敗者はとっとと扇ぐのデスゥ!!!」

すみれ「うう~あ~!!!!」

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場所はかのんの店に移り

すみれ「まったり・・・」

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可可「やっぱり、クーラーがあると違いマスね」

かのん「といっても、ここで練習するわけにはいかないでしょ?」

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可可「かのんの部屋に片付けたら何とかなりませんか?」

かのん「お父さん、仕事してるからなァ・・・」

可可「可可のお家も騒音は厳禁とありましたし・・・」

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と、かき氷を食べる可可。

可可「クゥ~」

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かのん「そうだ、すみれちゃん家は神社でしょ?」

可可「木陰とかあるんじゃないデスカ?」

すみれ「まあァ・・・でもそんなに広くはないわよ」

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かのん「大丈夫!この3人が練習出来ればいいんだから」

可可「そうデス。たとえ狭っ苦しい、猫の額ほどの広さであっても」

すみれ「言い方!

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可可「はむ!」

すると、店のドアが開いて。

可可・すみれ「ん?」

可可「ああ!!」

かのん「いらっしゃいませ・・・ああっ!!!!」

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「こんにちは」

「パー!やっぱりここにいた!!」

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かのん「サニー・・・パッション?」

春に行われた代々木スクールアイドルフェスに急遽参加し、優勝を果たした去年の東京代表であり、神津島のスクールアイドルグループ、サニパこと、サニーパッションの聖澤悠奈と柊摩央の二人だった。

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悠奈「えへ♡」

可可は興奮したのか中国語で喋った。

すみれ「ハァ?」

可可「可可のほっぺを抓(つね)ってクダサイって言ってるデスゥ!!」

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すみれ「はい」

すみれは可可のほっぺを抓った。

可可「痛くない!あ~」

すみれ「アンタ、氷で感覚なくなってるだけでしょ?」

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悠奈「一応、初めましてって言っといた方がいいかな。サニーパッションの悠奈と」

摩央「摩央です」

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可可「初めまして、私は唐可可といいマス。あなた達に憧れてスクールアイドルを始めるために上海から来ました!!」

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可可「以前からお二人のパフォーマンスには感激していて、常にお手本に・・・ああっ!あいやァ~可可は変な人だと思われてマスゥ!!」

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可可「これはまずい!かき氷を食べてクールダウンしてェ・・・」

可可は慌ててかき氷を食べ始めた。

可可「クゥ~!うっ!」

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すみれは可可の頭にチョップした。

すみれ「だから落ち着けって!」

可可「はい」

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かのん「ライブ?」

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悠奈「そうなんだ!毎年、夏休みに私達の故郷の島でライブを開催していて」

摩央「今年のゲストに是非、かのんさん達をお招きしたいと」

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可可「お二人のライブに!」

かのん「いいんですか!?」

悠奈「アハハッ!そんなに畏(かしこ)まらないでよ。ラブライブと違って順位を決めたりするライブじゃないから」

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摩央「とはいっても、島を盛り上がるという目的はありますけどね」

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千砂都「どうするの?」

かのん「それは・・・」

すみれ「うん」

可可「フフッ」

2人は賛成らしい。

かのん「ちぃちゃんもいいよね?」

千砂都「え?・・・うん」

かのん「出たいです!出演させて下さい!!」

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悠奈「良かった~♡ほら言ったでしょ?やっぱり直談判が一番だって!!」

摩央「それはこんなところまで押しかけてきたら、誰も断れませんよ」

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摩央「本当にいいの?」

かのん「はい是非!!私達、今、歌える場所があったら、どんどん歌いたいって思ってるところなので!」

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悠奈「フフッ、根っからのスクールアイドルって感じだね」

かのん「あ・・・」

悠奈「そういう顔してる!!」

かのん「そ、そうですか?」

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店を出て。

悠奈「じゃ、細かい事はまた連絡するから」

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可可「うう~寂しいですゥ!」

悠奈「練習の時間だからね」

摩央「日課なの。そうだ、良かったら一緒にどう?」

かのん「え?」

悠奈「そうだね、ここら辺で練習出来そうな場所あったら教えてほしいし」

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可可「ありマスゥ!!!」

可可はすみれを睨んで。

可可「すぐに案内するのデスゥ!!!!あなたの神社にィ!!!!」

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すみれ「うう・・・分かったわよォ」

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すみれの神社でサニパの二人は練習し、可可は大興奮しながら特大額縁付きのサニパのポスターを置いていた。

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可可「うわあああ!!!!!」

かのん「凄い・・・」

すみれ「スクールアイドルってこんなにレベル高いの?」

 千砂都「東京代表だからねェ・・・」

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可可「うわあああ!!!!!幸せすぐマスゥ・・・もう思い残す事はありませェ~ン!!」

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すみれ「よく持ってきたわね、それ」

摩央「いつもはどんな練習しているのォ?」

かのん「えっ?どんなって・・・大した事はやってないですけど」

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かのん「基本はちぃちゃんにコーチしてもらってて」

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摩央「メニューは?始めたばかりなのにあんなパフォーマンス出来るなんて凄い」

悠奈「どんな練習してるんだろうって摩央と話してたんだ」

摩央「あ、勿論、秘密ならそれでも構いませんよ」

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かのん「いえ、秘密とかそんな事はないんですけど・・・」

かのんは自分のスマートフォンを2人に見せた。

悠奈「これ、考えたのは・・・」

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千砂都は左手で挙手した。

千砂都「私です・・・」

摩央「よく考えられているわ。あなたはスクールアイドルではないの?」

千砂都「はい、私はお手伝いで・・・」

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かのん「ちぃちゃんは小さい頃からダンスやっていて、学校でも音楽科でダンスを専門的に勉強しているんです」

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悠奈「そうなんだ、それで・・・」

摩央「成程ねェ」

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千砂都「?」

悠奈「さァ、じゃあランニングしよっかァ!」

かのん「えっ?」

すみれ「まだ太陽出てますけど・・・」

悠奈「この位なら全然平気でしょ?さァ、行こう!!」

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サニパはランニングを始めた。

かのん「流石、南の島の出身・・・」

すみれ「行くの?」

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可可「当たり前デス!」

可可サニパの額縁付き特大ポスターを背負って。

可可「お二人が誘ってくれたのデスヨォ!!行くですゥ~!!!」

すみれ「仕方ないなァ・・・」

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かのん「あ、ちいちゃんはここで待ってて」

千砂都「うん・・・」

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かのん達は千砂都を残して神社を後にした。

日が暮れて。

かのん「今日は本当にありがとうございました!!!!」

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悠奈「ううん、お礼を言うのは私の方」

摩央「ライブ、よろしくね」

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かのん「はい!」

可可「うう~この命、代えましてもやり遂げマスゥ!!!!!」

すみれ「いいからアンタは水飲みなさい!!!!!」

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可可「ああ!」

悠奈「じゃあ、待ってるね~」

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サニパと別れた。

千砂都「あ、私もちょっと用事あるから」

かのん「えっ?うん」

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千砂都はサニパを追った。

千砂都「あの!!」

サニパ「?」

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悠奈「どうしたの?」

千砂都「お二人にお聞きしたい事があって・・・」

3人は人気のない木々が茂っている場所に移して。

悠奈「ラブライブに勝てるか?」

千砂都「どう思いますか?」

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摩央「わざわざ呼び止めて、そんな事を聞いてくるって事は、私達が何を思っていたか気になったって事ね」

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千砂都「はい」

悠奈「どうする?」

摩央「言ってあげた方がいいんじゃない?」

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悠奈「歌もいいし、チームとしてまとまっている。でも、勝つのは難しいかもね。どこか自分達で動いてる感じがしないんだ。特にダンスはね」

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千砂都「自分達で・・・」

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摩央「実はそれを確かめに来たところもあるの。何故あんなに上手なのに力強さを感じないんだろうって」

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悠奈「君がコーチをしていると聞いて、理由がわかったよ」

千砂都「え?」

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摩央「今はダンスに関して、みんな、あなたを信頼してあなたに頼っている。でも、それではいつまでも、自分達で動いていく力強さは生まれない」

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悠奈「君がもしメンバーだったら、グループとしては脅威だったけどね」

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千砂都はサニパと別れた。

千砂都が振り向いた電光掲示板には東京サマーダンスチャンピオンシップの告知が映り出した。

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そして、千砂都はライブに行かない事をかのん達に伝えた。

かのん・可可・すみれ「ライブに行かない?」

千砂都「うん、それだけじゃなくて、夏休みは別行動にとろうと思うんだ。かのんちゃん達と」

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かのん「ちぃちゃん?」

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ー2つづく