※ネタバレ注意!観てない人はスクロールしない様に!!
Bパート
かのん達がフェリーで神津島へ。
千砂都「練習メニューと振り付け、作ってみたからあとで見てみて」
かのん「ありがとう!ちぃちゃんもダンス頑張ってね!」
かのん「まさか代表に選ばれてたなんて!」
千砂都「えへへ~。スケジュール重なっちゃってゴメンね」
すみれ「後は任せなさい!」
千砂都・かのん「?」
すみれ「私がみっちり、ショウビジネスの世界のダンスを・・・叩き込んでおくわ!!!!」
可可「グソクムシダンスは要らないデスヨォ?」
すみれ「グソクムシ言うな!!!!!」
可可「うわ~!」
かのん「その格好は?」
すみれ「フフッ、ショウビジネスに生きる者のバカンスはやっぱりこうじゃないと」
可可「そもそもバカンスではありません!!!」
すみれは可可の頭にチョップ!
可可「バカン!」
千砂都「あっ、そろそろ時間だよ」
かのん「よ~し可可ちゃんもすみれちゃんも集まって!」
可可「はいデス!」
すみれ「何よ?」
指をチョキにしてお互い触れた。
「ういっす!ういっす!!ういっす!!!」
いよいよ、かのん、可可、すみれの3人を乗せた神津島行きのフェリーが出港した。
デッキには沢山の人が東京の夜景を眺めていた頃、可可は相部屋で船酔いなのか横になっていた。
可可「ううう・・・」
すみれ「アンタ、何かある度に倒れているわねェ・・・」
可可「五月蝿いデスゥ・・・」
かのんが戻って水を持って来てくれた。
かのん「はい、お水」
可可「すみません・・・」
かのん「そんなに揺れてないのにねェ」
可可「お二人にまた会えると思うと興奮して、昨日は眠れなかったデス・・・」
可可「ですがもう大丈夫デス!予定通り船上での練習を・・・」
突然船が揺れ始めた。
可可「ああ・・・何故床が揺れるのデスカ~?揺れなければ可可は、可可は・・・ZZZ」
かのん「寝ちゃった」
すみれ「めんどくさいんだから」
そして消灯。
夜が明けて、すみれが起床した頃には、可可は熟睡していた。
可可「くゥ~」
すみれ「フフッ・・・」
一番左に寝ていたはずのかのんはいなかった。すみれはデッキに向かって、かのんはストレッチをしていた。
すみれ「何やってんのォ?分かったヨガァ!!じゃなかったらバレエのポーズゥ?いや、能力開眼?」
かのん「話しかけないで」
かのん「作詞、思いつかないんだよねェ・・・いつもはこうしてると閃くんだけど・・・」
すみれ「そうなの?」
かのん「曲と振り付けは出来てるから、今回は皆とちぃちゃんの事とか書こうかと思ったんだけど・・・」
すみれ「早くしなさいよ?覚えなきゃいけないんだから」
かのん「だよねェ・・・可可ちゃんは?」
すみれ「爆睡してるわ。起きたら元気になってるでしょ?」
その時、汽笛が鳴り始めた。
すみれ「この先の島も東京なんて、ちょっと信じられないわねェ」
かのん「そして、そこでもスクールアイドルを頑張っている人達がいる」
かのん「凄いなあ!!スクールアイドルって」
神津島に着いた3人。港にはサニパの2人が出迎えてくれた。
悠奈「ようこそ!私達の島へ!!」
かのん「ありがとうございます!!!」
可可「サニーパッションのお二人に出迎えて頂けるなんてェ・・・」
2人の後ろにはすみれがキャリーバッグを引っ張っていた。
すみれ「よいしょっと!」
可可「何という幸せ!これささやかなものですが・・・」
可可は手土産をサニパに渡した。
悠奈「パー♡」
摩央「もう、気は遣わないで?」
可可「あははは」
すみれ「アンタ、意外とそういうところ細かいわよねェ」
宿泊先に着いた3人は荷物を置いて。
摩央「ここに来たら、みんな羽を伸ばして楽しんでもらいたいの」
悠奈「それが、私達の願いでもあるんだ」
悠奈「だよねェ・・・だ~か~ら~ァ♡」
かのん・可可・すみれ「な・・・何でしょう?」
何故か3人は嬉しそうな顔で。
かのん「ヤッホー♡」
可可「ワーイ♡」
悠奈「今日は思いっきりはじけちゃおう!!」
悠奈「と~う!!!」
悠奈は飛び込み台からダイブ!飛び込み台の高さは結構高かった。
悠奈「パー!き~もちいいよォ~♡」
かのん「こ、これ、いくのォ?」
可可がダイブしようとしたら、摩央が仰向けに浮かんで楽しんでいた。
可可「うあああ!」
すみれ「ちょっと、アンタァ、先行きなさいよォ!!」
可可「どうして可可なのデスカァ!!!」
かのん「いいな~私もあっちにしよ~っと・・・」
引き返すかのん。すみれはかのんに釘を刺す。
すみれ「センターは誰ェ!」
かのん「うっ!・・・私かなァ?」
すみれ「じゃあ、お手本見せなさいよォ!!!!」
かのん「私、高い所・・・キライィ~!!」
もめているところを悠奈が来て。
悠奈「いいから、いくいく♡」
悠奈はかのんの背中を押して、かのんはバランスを崩して。
かのん「うわあああ!!!!あ、ああッ助けてェ!!うわあァァァ!!!!!!!」
かのんが落ちてしまい、それにつられた可可もすみれも落ちてしまった。
可可・すみれ「かのん!!!うわああァ!!!!」
後ろにいた悠奈も飛び込んだ。
摩央「飛び込みというより、落下ねェ♡」
海の家で可可はアイスを食べていて。
可可「ん~美味しい!マンゴーみたいデス!」
すみれ「いや、パイナップル味ね」
かのん「違うよ~バナナだよ~」
悠奈「アハハハッ、これは島の特産品でパッションフルーツのアイスだよ」
可可「何と!サニーパッションはアイスまであるのデスカ!?」
すみれ「なわけないでしょ!!」
宿泊先に戻った3人はオーシャンビューを満喫。
可可「風が気持ちいい!!」
すみれ「そうねェ」
そして強風、すみれの帽子が舞ってしまった。
すみれ「ギャラクシィー!!!!」
可可「そんな大きな帽子被ってくるからデス!!!」
すみれ「うう・・・」
すみれが居眠りしているとき
かのん「すみれちゃ~ん!!」
可可「お~い!!」
すると舞ってしまったすみれの帽子がすみれのところに戻ってきた。
すみれ「ギャラクシー・・・あ」
夜、5人は露天風呂を満喫しながら星空を眺めた。
かのん「わあ~綺麗」
すみれ「こんなに星があるなんて・・・」
摩央「この島は天体観測にも向いているのよ」
可可「空が輝いてマス。ファ・・・」
大欠伸。
可可「ぶくぶくぶくぶく・・・」
すみれ「もう、眠いの?お子さまねェ」
可可「五月蝿いデス」
悠奈「明日からはライブまでみっちり練習だからね。早く寝といた方がいいよ?」
かのん「はい」
かのん「ちぃちゃんにも見せてあげたかったなあァ・・・」
可可「あ・・・」
寝室で。
悠奈「ベッド2つしかなくて、ゴメンね。お詫びに宿泊代タダでいいからァ♡」
かのん「そんな」
悠奈「いいのいいの。その代わり、最高のステージにして!!!」
かのん「頑張ります!!!」
可可「命に代えましても!!!!」
すみれ「いちいち命に代えないの。ふゥ~。私こっちひ~とり!」
可可「あ~ズルいデス!可可、左に壁がないと眠れないのデス!!」
すみれ「そんなの知らないわよ」
可可「ジャンケンデスゥ!!」
すみれ「嫌よ、だって負けるから」
すみれ「おみくじで決めましょ」
可可「そんなインチキに乗るとでも思ってるのデスカァ!!!!!」
すみれ「インチキ言うなァ!!!!!!」
可可「じゃあ何で決めるのデスカァ!?」
すみれ「仕方ないわね・・・じゃあ、指相撲とか?」
しかし可可は笑みを浮かべて。
可可「フッ・・・言いましたね♡」
すみれ「何よ・・・」
可可「この可可、お母さんに教えられ、指相撲は得意中の得意」
可可は自信満々。
すみれ「また適当な事ばっかりィ」
可可「適当かどうか、試してみるといいですゥ♡」
すみれ「う・・・」
ベッドにかける指相撲が始まった。
可可「いきますよ、レディー・・・」
すみれはいきなり可可の頬に息を吹いた。
すみれ「ふっ」
可可「いやん♡」
すみれは隙を突いて、指を倒す。
すみれ「12345678910!!!」
すみれ「ギャラクシー!!!」
可可「ズルいデス!!ズルいデス!!!!」
すみれ「バカねェ、これがショウビジネスの世界。油断した方が負けなの!!」
そうしているときかのんは寝始めた。
かのん「早く寝るよ~」
可可「えっ、そっち一人~」
結局、すみれと可可は一つのベットで寝る事に。
可可「ううう・・・壁・・・壁・・・うう・・・か・・・壁ェ~」
向かいのベッドにはかのんがいなくなっていた。
可可「かのん?」
可可はカーテンを開けてみたら、かのんが歩いていて、海に向かっていた。可可もかのんの足跡を追った。浜辺でかのんがストレッチをしていた。
可可「何をしているのデスカァ?]
可可「分かりマシタ!!ストレッチ、もしくは地球を感じていました的な?」
かのん「話しかけないで」
かのん「ハァ、やっぱり思いつかないなあ」
かのんは大の字になって仰向けになった。
可可「何がデスカ?」
かのん「可可ちゃん、ちぃちゃんって何なんだろう」
可可「それは・・・」
かのん「何て書けばいいんだろう・・・一緒にやっているわけでもないし、コーチでもないし・・・」
可可「かのん」
かのん「?」
可可「千砂都さんを、やっぱりスクールアイドルに
誘いませんか?」
かのん「可可ちゃん」
可可「もし、千砂都さんがいてくれたら、このグループはもっともっと良くなると思いマス」
かのん「だよね。私、可可ちゃんの為にもスクールアイドルで結果出したい。その為にもちぃちゃんにもメンバーになってもらえたらって・・・」
可可「何でダメ?」
かのん「ちぃちゃんね、まだ小さかった頃、私の前でハッキリ言ったんだ」
幼女時代のかのんと千砂都に回想。
千砂都(私、かのんちゃんの出来ない事を出来る様になる!!かのんちゃんの歌みたいに大好きで夢中のなれるもの!!)
千砂都(私も持てる様に頑張る!!!)
かのん「そう言って始めたのがダンス」
可可「そうだったのデスカ・・・」
かのん「私ね、そんなちぃちゃんがいてくれたから、歌諦めずに頑張ってこられたと思ってるんだ。それを上手く歌にしたいんだけど・・・よォ」
かのんは再びストレッチを始めた。
その頃千砂都はレッスン室でダンスの練習を始めるところだった。
千砂都「よし!」
そしてパイプ椅子の上にある、千砂都の鞄の中にはクリアファイルに挟んだ、一枚の書類が。それは退学届と書かれた書類だった。
今回はここまでですが、ダンス大会で千砂都ちゃん結女代表だなんて凄い!でも、このままだとレベルアップしないとサニパに指摘されたのが応えたのか退学届を持っているたのは最初に観たとき、衝撃を受けました。多分音楽科から普通科に転科にするのではないかと思います。それに比べてかのんちゃん達は神津島でバカンスを楽しんでるとは、羨ましいです!!!!!!!
次回は「夢見ていた」ですが、波乱の回になりそうです。
最後は恒例の「リエラのうた」
曲名は「Anniversary」歌詞 歌・恋
雨に追われて身を寄せあう いつかの木陰で
ためらいがちに告げてくれた あなたの願い事
眩しくていまも 強く背中を押す
僕も行くよ 夢を追いかけて ひそやかな記念日
どこかでまた巡りあえるまで 歩んでゆく
遠く 旅立つよ
来週はパラリンピックの中継なので、来月の9月5日に放送です。