今日はずら丸こと、国木田花丸ちゃんの誕生日です。恒例ですが、個人的な名シーン選んでみました。
まず1期4話の「ふたりのキモチ」のアバンで花丸ちゃんの過去を振り返るシーンです。
花丸の前には一冊の日記が置いてあって、花丸は日記をめくろうとしていた。
花丸(小さい頃から隅っこで遊ぶ目立たない子だった)
花丸(運動も苦手だったし)
花丸(学芸会では木の役で)
花丸(だからだんだん一人で遊ぶようになっていった。本を読むのが大好きになっていった)
花丸(図書室はいつしか、まるの居場所となり、そこで読む本の中で、いつも空想を膨らませていた)
そしてチャイムが鳴り、
花丸(読み終わった時、ちょっぴり寂しかったけど、
それでも本があれば大丈夫だと思った)
花丸はページをめくる音を気づき、
「うひゃ!」
花丸は笑みを浮かびながら、
花丸(その子は黒澤ルビィ。まるの大切な友達)
次も「ふたりのキモチ」で花丸ちゃんとルビィちゃんがスクールアイドル部に仮入部し、淡島神社まで石段登りのシーンで花丸ちゃんが親友のルビィちゃんが胸に秘め続けるキラキラを憧れを解放してあげるというシーンです。
千歌「じゃあ、µ‘s目指して・・・よーい・・・どーん!!」
5人は走り出した。
トップは千歌、梨子、曜の3人、少し遅れてルビィ、ルビィは後に来る花丸が来るのを待機していた。
ルビィ「花丸ちゃん?」
花丸は息を荒らして、
花丸「はあ、はあ、やっぱり、まるは・・・」
上にいる千歌達も心配して
曜「どうしたの?」
ルビィ「ちょっと息を切らして・・・先に行って下さい」
曜「無理しないでね」
3人は頂上へ向かった。
花丸はようやくルビィの所に来て、
ルビィ「一緒に行こう!」
花丸は息を切らしながら
花丸「ダメだよ!ルビィちゃんは走らなきゃ・・・」
ルビィ「花丸ちゃん?」
花丸「ルビィちゃんは、もっと自分の気持ち大切にしなきゃ。
自分に嘘ついて、無理に人に合わせても辛いだけだよ!」
ルビィ「合わせてるわけじゃ・・・」
花丸「ルビィちゃん、スクールアイドルなりたいんでしょ?
だったら前に進まなきゃ!!」
花丸は笑みを浮かび、
花丸「さあ、行って!!!」
ルビィ「でも・・・」
花丸「さあ!!」
ルビィは花丸の気持ちを了解し再び登り始めた。
花丸はルビィの後ろ姿を見届けた後、花丸は逆に石段を降り始めた。
花丸(まると一緒に図書室で過ごしてくれたその子は、とても優しくて、とても思いやりがあって、でも、気にし過ぎな子。素晴らしい夢も、キラキラした憧れも、全部、胸に閉じ込めてしまう子。その胸の扉を思い切り開いてあげたいと、ずっと思っていた中に詰まっている、いっぱいの想いを、世界の隅々まで照らせる様な、その輝きを、大空に、放ってあげたかった。それが、まるの夢だった)
頂上に着いたルビィは
ルビィ「やった・・・やったァァ!!!!」
曜「凄いよ!ルビィちゃん!!!!」
千歌「見て!!」
ルビィが見たのは淡島神社の本殿だった。
ルビィ「うわああ・・・」
千歌「やったよ!!登り切ったよ~ォ!!!!!」
花丸は登山道の道中にあるロックテラスにあるベンチにはダイヤが座っていた。
花丸を待っていたのだ。
ダイヤ「何ですの?こんな所に呼び出して」
花丸はダイヤに寄って
花丸「あの・・・ルビィちゃんの話を、
ルビィちゃんの気持ちを、聞いてあげて下さい!!」
ダイヤ「ルビィの?」
花丸はダイヤに一礼してからロックテラスを後にした。
ダイヤ「そんなの・・・分かってる・・・」
次も「ふたりのキモチ」で、ルビィちゃんがスクールアイドル部に入部して、それを見届けた花丸ちゃんは再びぼっちの日々を送ろうとちょっとバッドエンディングだと思われるシーンです。
花丸は図書室に戻る途中、
花丸(これでまるの話はお終い)
花丸は図書室の扉を開け、
花丸(もう夢は叶ったから、まるは本の世界に戻るの)
花丸はカウンター席に座った。
花丸(大丈夫・・・一人でも・・・)
半開きなっている引き出しにはスクールアイドルの雑誌が見ながら、
そして。
花丸(ばいばい・・・)
その時。
ルビィ「ルビィね!!」
花丸「ルビィちゃん!?」
ルビィ「ルビィね、花丸ちゃんの事見てた!!!」
ルビィ「ルビィに気をつかってスクールアイドルやってるんじゃないかって、ルビィの為に無理してるじゃないかって、心配だったから!」
ルビィ「でも、練習の時も、屋上にいた時も、皆で話してる時も、花丸ちゃん嬉しそうだった!」
花丸「・・・!」
ルビィ「それ見て思った。花丸ちゃん好きなんだって、ルビィと同じくらい好きなんだって、スクールアイドルが!!!」
花丸「まるが・・・まさか・・・」
ルビィ「じゃあ、何でそんな本読んでたの?」
花丸「そ・・・それは・・・」
ルビィはカウンターの上に置いてあるスクールアイドルの雑誌に気づいた。
ルビィ「ルビィね、花丸ちゃんと一緒にスクールアイドル出来たらって、ずっと思ってた!一緒に頑張れたらって!!」
花丸「それでも、おらには無理ずら・・・体力ないし、向いてないよ」
ルビィ「そこに写ってる凛(星空凛)ちゃんもね、自分はスクールアイドル向いてないって、ずっと思ってたんだよ」
花丸「!」
「でも好きだった。やってみたいと思った。最初はそれでいいと思うけど?」
千歌、梨子、曜が図書室に来ていた。そして千歌が花丸に手を差し伸べた。
ルビィ「ルビィ、スクールアイドルやりたい!!花丸ちゃんと!!!!」
花丸「・・・まるに・・・出来るかな・・・」
千歌「私だってそうだよ!」
花丸「!」
千歌「一番大切なのは出来るかどうかじゃない!やりたいかどうかだよ!!!」
と千歌は笑みを浮かんだ。
最後は1期5話「ヨハネ堕天」で花丸ちゃんがパソコンを初めて見て間違えて電源を切ってしまったというシーンです。
花丸「こ、これがパソコン!?」
曜「そこ!?」
花丸「もしかして、これが知識の海に繋がっているというインターネット!?」
梨子「そうね。知識の海かどうかはともかくとして・・・」
花丸「うわああああ・・・」
千歌はルビィにひそひそ話しながら、
千歌「花丸ちゃん、パソコン使った事ないの?」
ルビィ「実は、おうちが古いお寺で、
電化製品とか殆(ほとん)どなくて・・・この前も・・・」
曜「そうなんだ」
ルビィ「この前。沼津行った時も・・・」
ルビィと花丸はトイレの手洗いの蛇口を見て。
花丸「ほう、この蛇口、回すところないずら」
と花丸が蛇口の所に手を出して、水が出て
花丸「うわあ!!!」
さらに花丸はトイレにあるハンドドライヤーの真下に顔を近づけて、
花丸「未来ずら♡未来ずらよ♡♡ルビィちゃん♡♡♡」
花丸「触ってもいいですか?」
花丸はうわあああと叫びながらノートパソコンに近づいた。
花丸は光っているボタンに気づき、
花丸「ずら♡」
と光っているボタンを押した。押したのはノートパソコンの電源だった。
突然ノートパソコンのモニタがプツンと消えた。
梨子「何を押したのォ?いきなり」
花丸「えっ?一個だけ光るボタンがあるなと思いましてェ・・・」
梨子と曜は慌ててノートパソコンの操作を始めて
梨子「大丈夫!?」
曜「衣装のデータ保存してたかなァ~?」
花丸は顔をかくかくしながら
花丸「ま、まる・・・何かいけない事しました?」
千歌「ははは・・・だいじょぶ、だいじょぶゥ・・・」
以上ですが、花丸ちゃん誕生日おめでとう!!