祝ラブライブ!サンシャイン!! アニメ放送3周年記念 1期8話 くやしくないの?-1

明日でラブライブ誕生9周年と来月の2日には
ラブライブサンシャインのTVアニメが放送されて3周年という事ですが、
個人的にとって一番印象に残った回である1期8話の
「くやしくないの?」を再現してみました。
アバン
聖良「見てて、私達、Saint Snowの舞台(ステージ)を!!!」
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Saint Snowの二人はステージへ向かった。
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聖良は千歌に「ふっ」とつぶやいた。
アキバレポーター「ではトップバッターは、このグループ!!Saint Snow!!!」
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そして歓声が沸いて、静寂に包まれた。
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そして音楽が流れて曲名は「SELF CONTROL!!」
SELF CONTROL!!」歌詞
(聖良)最高だと言われたいよ 真剣だよ 
(聖良 理亞)We gotta go!


(聖良)夢は夢でも 簡単に届かない
特別なもの 目指そうじゃないか
そのためだから泣いたりしない
(聖良 理亞)敵は誰? 敵は弱い自分の影さ

(聖良)わかるでしょう?
弱い心じゃダメなんだと 
(理亞)(影さ…ダメなんだ!)
(聖良)感じよう (理亞)しっかり 
(聖良 理亞)いま立ってる場所 
SELF CONTROL!!
(聖良)最高! 
(理亞)(One more chance time!)
(聖良)言われたいみんなにね 
(理亞)(最高だと言われたいよ)
Dance now! Dance now!
(聖良)最高! 
(理亞)(One more chance time!)
(聖良)言わせるって決めたんだよ 
(理亞)(真剣だよ遊びじゃない)
Dance now! Dance now!
(聖良)遠くの光へもっとBaby! 
(理亞)一緒に跳びたいもっとBaby!
(聖良)ふるえる指先知ってても
(聖良 理亞)見ないで 大切なのは 
SELF CONTROL!!
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※だんすなう!だんすなう!!
満場の観客は盛大な拍手を送った。
アキバレポーター「続いて、人気急上昇中フレッシュなスクールアイドル、
Aqoursの皆さんです!!」
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6人はSaint Snowのパフォーマンスを見て、呆然したままだった。
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曜「千歌ちゃん!」
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千歌「うん!」
Aqoursはステージに向かった。
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Aパート
Aqoursの6人は東京タワーのメインデッキで東京の景色を見ていた。
だが彼女達は落胆している様子。
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梨子「この街、1300万人の人が住んでいるのよ」
曜「そうなんだ」
梨子「って言われても、全然想像出来ないけどね」
曜「やっぱり、違うのかな?そういう所で暮らしていると」
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1年トリオはスコープで東京の景色を見ていた。
花丸「どこまで行ってもビルずら」

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ルビィ「あれが富士山かなァ」
女の子「ねえねえ、あれなに?」
善子「フフフフ・・・最終呪詛(じゅそ)プロジェクト、
ルシファーを解放、魔力2000万のリトルデーモンを召喚!!!」
とマントを翻す善子。
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善子「カッコいい!!」
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スコープで善子を覗く花丸とルビィ。
ルビィ「善子ちゃんは元気だね♡」
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善子「善子じゃなくてヨ・ハ・ネェ!!!!!!」
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花丸「ライブ終わったのにヨハネはないずら!」
千歌は6人分のアイスクリームを持ちながら隠れていた。
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千歌は梨子達の場所に向かって
千歌「お待たせー!」
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千歌「うわ、何これ!凄い!キラキラしてる!!」
曜「千歌ちゃん・・・」
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千歌「これすっごい美味しいよ!!食べる?」
千歌は梨子達にアイスを手渡した。
千歌「はいルビィちゃん達も!」
ルビィ「ありがとう・・・」
千歌「全力で頑張ったんだよ!私ね今日のライブ、
今まで歌ってきた中で、出来は一番良かった思った」
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千歌「声も出てたし、ミスも一番少なかったし・・・」
梨子「でも・・・」
千歌は話を続けて
千歌「それに、周りは皆ラブライブ本戦に出場してる様な人達でしょ?
入賞できなくて当たり前だよ!」
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梨子「だけど・・・ラブライブ決勝に出ようと思ったら、
今日出ていた人達くらい上手くならないといけないって事でしょ?」
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千歌「それはそうだけど・・・」
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曜「私ね、Saint Snowを見た時に思ったの」
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曜「これがトップレベルのスクールアイドルなんだって、
この位、出来なきゃ駄目なんだって」
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曜「なのに、入賞すらしていなかった。
あの人達のレベルでも無理なんだって・・・」
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ルビィ「それはルビィもちょっと思った・・・」
花丸「まるも・・・」
善子「何言ってるのよ?あれはたまたまでしょ。天界が放った魔力によって・・・」
ルビィ「何がたまたまなの♡」
花丸「何が魔力ずら♡」
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善子「えっ?いや・・・それは・・・」
花丸「慰めるの下手すぎずらァ」
善子「な、何よ人が気遣ってあげたのにィ!!!」
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千歌「そうだよ!今はそんな事考えてもしょうがないよ!
それよりさ、折角の東京だし楽しもうよ!」
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すると千歌のスマートフォンから電話が・・・
千歌「高海です。えっはい、まだ近くにいますけど・・・」
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会場に戻ったAqours。そこには司会を務めたアキバレポーターが待っていた。
アキバレポーター「ごめんなさいね、呼び戻しちゃって。これ渡し忘れたって思って」
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彼女は水色の封筒を千歌に渡した。
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ルビィ「何だろう?」
善子「もしかしてギャラァ?」
花丸「卑しいずら」
アキバレポーター「今回、お客さんの投票で入賞グループ決めたでしょ?
その集計結果」
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千歌「わざわざすみません」
アキバレポーター「正直、どうしようかなってちょっと迷ったんだけど、出場してもらってるグループにはちゃんと渡すことにしてるから。じゃあ!」
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彼女は忙しいのか慌てて千歌達のもとから去った。
※この後、千歌達はスクールアイドルの厳しさを思い知らされる事になる・・・
曜「見る?」
千歌「うん」
千歌は封筒を切って、
それは東京スクールアイドルワールドの結果順位のプリントだった。
千歌「上位入賞したグループだけでじゃなくて、
出場グループ全部の得票数が書いてある」
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花丸「Aqoursはどこずら?」
昨日、神田明神であったSaint Snowは9位だった。
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千歌「あっ、Saint Snowだ!」
梨子「9位か・・・もう少しで入賞だったのね」
花丸「Aqoursは!?」
Aqoursは30位。
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千歌「30位・・・」
曜「30組中30位・・・」
善子「ビリって事!?」
花丸「わざわざ言わなくていいずら!」
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梨子「得票数はどのくらい?」
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何と0だったのだ!
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※うわー最悪・・・
ルビィ「そんな・・・」
梨子「私達に票入れた人、一人もいなかったって事・・・?」
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千歌はボクシングのパンチを受けた様に
今にもダウンするかの様にヨロヨロ歩きになってしまった。
曜「千歌ちゃん・・・」
「お疲れさまでした!」
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それは9位に終わったSaint Snowの二人だった。
※止めだな・・・
千歌「Saint Snowさん・・・」
聖良「素敵な歌で、とても良いパフォーマンスだったと思います。ただ、もしµ‘sの様にラブライブを目指しているのだとしたら、諦めた方がいいかもしれません」
聖良は捨て台詞の様な言葉でAqoursの元から去った。
もう一人のメンバー理亞はこう言い放った。
理亞「バカにしないで!!!」
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理亞「ラブライブは遊びじゃない!!!!!!!」
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千歌「・・・」
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最悪の結果で終わったAqoursは失意のまま沼津に戻る事に。
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その帰路の際、
ルビィ「泣いてたね・・・あの子・・・きっと悔しかったんだね・・・
優勝できなくて・・・」
花丸「ずら・・・」
善子「だからってラブライブ、バカにしないで・・・なんて・・・」
曜「でも・・・そう見えたのかも・・・」
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千歌「私は良かったと思うけどな」
曜「千歌ちゃん?」
千歌「精一杯やったんだもん。
努力して頑張った東京に呼ばれたんだよ?それだけ凄い事だと思う、でしょ?」
千歌の表情は笑顔のままだった。
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花丸「それは・・・」
千歌「だから、胸張っていいと思う!今の私達の精一杯出来たんだから!!」
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曜「千歌ちゃん・・・千歌ちゃんは悔しくないの?」
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千歌「えっ?」
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曜「悔しくないの?」
千歌「それは・・・ちょっとは・・・
でも満足だよ!皆であそこに立てて、私は嬉しかった!」
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結局、千歌は最後まで笑顔を崩さなかった。
曜「そっか・・・」
沼津に到着したAqours
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ルビィ「戻ってきた~」
花丸「やっと『ずら』って言えるずらァ~」
善子「ずっと言ってたじゃない!!」
花丸「ずら~ァ!!!」
「おーい!」
千歌「皆・・・」
それは「よいつむ」(よしみ&いつき&むつ)
をはじめとする千歌の同級生達だった。Aqoursを迎えてくれたのだ。
よいつむ「おかえりー!!」
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いつき「どうだった東京は?」
千歌「あーうん・・・凄かったよ。何かステージもキラキラしてて・・・」
むつ「ちゃんと歌えた?」
いつき「緊張して間違ったりしなかった?」
曜「うん、それは何とか・・・ね?」
梨子「そうね、ダンスもミスもなかったし・・・」
千歌「そうそう今までで一番のパフォーマンスだったねって、
皆で話してたトコだったんだ」
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よしみ「なーんだ、心配して損した~」
むつ「じゃあじゃあ、もしかして本気でラブライブ決勝狙えちゃうかもって事?」
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千歌「えっ?」
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よしみ「そうだよね、東京のイベント呼ばれる位だもんね!」
千歌「あーそうだね・・・だといいけど・・・」
※よいつむ、自重しなさい!!
するとどこかで聞いた事のある声が。
「お帰りなさい」
それはルビィの姉、ダイヤだった。
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ルビィ「お姉ちゃん・・・」
ルビィはここまで我慢していた悔しさが耐えきれず泣き出して、ダイヤに抱き着いた
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ダイヤ「よく頑張ったわね」
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その頃、ホテルオハラでは鞠莉は何か待っているかの様に待機していて、桟橋のほうでは灯りがあった。それは果南が来たの合図だった。
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桟橋に来た鞠莉。
鞠莉「いつ以来かな~こうやって呼び出されるの」
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果南「ダイヤから聞いた。千歌達の事」
鞠莉「そう」
果南「どうするつもり?」
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                              -2につづく