今日はちかっちこと、高海千歌ちゃんの誕生日です。
恒例ですがアニメでの個人的な名シーンを出してみました。
まず1期6話で浦女の統廃合を知ってはしゃぐ千歌ちゃんです。
「統廃合!!??」
ルビィ「そうみたいです・・・沼津の高校と合併して、
浦の星女学院はなくなるかもって・・・」
突然の知らせに戸惑いを隠せない千歌達。
曜「そんなァ!!!」
梨子「いつ!?」
ルビィ「それは・・・まだ・・・一応来年の入学希望者の数を見て、そうするか決めるらしいんですけど・・・」
辺り静寂に静まりかえった。千歌が。
千歌「廃校・・・?」
ようりこ「えっ?」
千歌「キタ!!遂にキタ!!!」
千歌「統廃合ってつまり廃校って事だよね!!
学校のピンチって事だよね!?」
曜「千歌ちゃん?」
梨子「まあそうだけど・・・」
曜「何だか心なしか嬉しそう見えるけど・・・」
千歌は部室を出て、
千歌「だって・・・廃校だよ!!!!!音ノ木坂と一緒だよ!!!!」
そして千歌は体育館側から部室に入り。
千歌「これで舞台は整ったよ!!!!」
千歌「私達が学校を救うんだよ!!!!!!そして輝くの!!!
あのμ'sの様に!!!!!!!!」
梨子「そんなに簡単に出来ると思ってるの?」
ルビィ「花丸ちゃんはどう思う?」
花丸「統廃合~♡」
ルビィ「こっちも?」
花丸「合併という事は、沼津の高校になるずらね?あの街に通えるずらよね?」
ルビィ「ま、まァ・・・」
善子「相変わらずね、ずら丸、昔からこんな感じだったし」
曜「そうなの?」
善子と花丸の幼稚園時代にフラッシュバック。なぜか花丸はすり足で移動していた。
ポールに設置してある照明が点いて。
花丸「ずら~!!未来じゅら~!!!!」
善子「えっ?」
曜「そうだったんだ」
ルビィ「善子ちゃんはどう思う?」
善子「そりゃ統合した方が良いに決まってるわ!
私みたいに流行に敏感な生徒も集まってるだろうし!」
花丸「良かったずらね~中学の頃の友達に会えるずら~♡」
善子は慌てて。
善子「統廃合、絶対反対!!!!」
千歌「とにかく、廃校の危機が学校に迫っていると分かった以上、Aqoursは学校を救う為・・・行動します!!!えへ♡」
曜「ヨーソロー!!スクールアイドルだもんね!!!」
梨子「でも、行動って何するつもり?」
Ω\ζ°)チーン
千歌「えっ?」
次に和洋菓子店の松月でちかっちが改めて浦女が好きだというシーンです。
千歌「意外と難しいんだな、いいところ伝えるのって」
梨子「住めば都、住んでみないとわからない良さもたくさんあると思うし」
千歌はわたあめをなでなでしながら。
千歌「でも、学校がなくなったらこういう毎日もなくなちゃうんだよね」
梨子「そうね」
千歌「スクールアイドル頑張らなきゃ!」
千歌はわたあめを放した。
梨子「今更?」
千歌「だよね。でも、今気が付いた。なくなっちゃ駄目だって!!私、この学校好きなんだ!!!」
梨子「・・・うん!!!」
最後は千歌ちゃんが1期12話でµ‘sとの決別したシーンです。
Aqoursの乗っている電車は停車して突然千歌が
千歌「ねえ!海に見ていかない?皆で!!」
梨子「千歌ちゃん?」
千歌は電車を降りた。それは海一面の景色だった。
ルビィ「うわぁ綺麗・・・」
花丸「ずら・・・」
千歌「私ね、分かった気がする。μ'sの何が凄かったのか・・・」
曜「ホント?」
千歌「多分、比べたら駄目なんだよ。追いかけちゃ駄目なんだよ。μ'sもラブライブも、輝きも」
善子「どういう事?」
ダイヤ「さっぱり分かりませんわ」
果南「そう、私は・・・何となくわかる」
梨子「一番になりたいとか、誰に勝ちたいとか・・・μ'sって、そうじゃなかったんじゃないかな」
千歌「μ'sの凄い所って・・・きっと何もない所を、何もない場所を、思いっきり走った事だと思う」
千歌「皆の夢を、叶えるために!!自由に!!真っすぐに!!!
だから飛べたんだ!!!!」
千歌「μ'sみたいに輝くって事は、μ'sの背中を追いかける事じゃない。自由に走るって事なんじゃないかな?全身全霊!何にも捕らわれずに!自分達の気持ちを従って!!」
果南「自由に・・・」
鞠莉「RUN AND RUN・・・」
ダイヤ「自分達で決めて、自分達の足で・・・」
花丸「何かワクワクするずら!!」
ルビィ「ルビィも!!」
曜「全速前進だね!!」
善子「自由に走ったら、バラバラになっちゃわない?」
梨子「どこに向かって走るの?」
千歌「私は、0を1にしたい!!あの時のままで、終わりたくない!!!」
梨子「千歌ちゃん・・・」
千歌「それが今、向かいたい所!!」
ルビィ「ルビィも!!!」
梨子「そうね、皆もきっと!」
果南「何か、これで本当に一つにまとまれそうな気がするね!」
ダイヤ「遅すぎですわ!」
鞠莉「皆シャイですから!」
千歌「うふふ、じゃ行くよ!」
曜「待って!!指、こうしない?」
曜「これを皆で繋いで、0から1へ!!!」
千歌「それいい!!」
曜「でしょ?」
千歌「じゃ、もう一度!0から1へ、今、全力で輝こう!!!Aqours!!!!!」
「サーンシャイン!!!!!!!!!」
千歌はμ'sの高坂穂乃果にファンレターを出して、こういう文章だった。
千歌(Dear穂乃果さん、私はμ'sが大好きです!!)
千歌(普通の子が精一杯輝いていたμ'sを見て、どうしたらなれるのか・・・)
千歌(穂乃果さんみたいなリーダーになれるのか、ずっと考えて来ました。やっと分かりました!私でいいんですよね・・・仲間だけを見て、目の前の景色を見て、真っすぐに走る、それがμ'sなんですよね!)
それが、輝く事なんですよね!!だから私は、私の景色を見つけます!あなたの背中ではなく、自分だけを景色を探して走ります!!)
千歌(皆と一緒に!いつか、いつか!)
千歌の真上には一枚の白い羽が舞ってきて、千歌は羽をキャッチした。
千歌「あ・・・」
千歌は羽を見つめて笑みを浮かべた。
千歌の部屋にはふすまに貼ってあったμ'sのポスターがなくなっていた。
ちかっち誕生日おめでとう!!