ラブライブ!スーパースター!! アニメ10話 チェケラッ!!ー1

※ネタバレ注意!観ていない人はスクロールしない様に!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恒例の前回のラブライブスーパースター。

担当・千砂都

千砂都「遂にスクールアイドルの大会、ラブライブが開催されるシーズンとなり、エントリーする私達。でも・・・」

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かのん「グループ名?」

千砂都「新たな曲作りと並行して、自分達のグループ名を考えたんだけど・・・」

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かのん「ぜんっぜん、思いつかないよ!!!」

千砂都「そんな時、かのんちゃんに降りてきた。Dreaming Energy!!」

恋「リエ・・・ラ・・・」

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かのん「色んな色の光で結ばれていくといいなあって思ったんだ!」

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千砂都「こうして名前も決定し、いよいよラブライブへ!!!!」

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アバン

可可「遂に発表デス!!!!」

可可は右手を揺らしながらノートパソコンのモニタを見ていた。

可可「これが、今年の地区予選、エントリー校デスゥ!!!!!!!」

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モニタにはラブライブにエントリーした都内の学校とグループ名の一覧表だった。

すみれ「何?この数。これで地区予選?」

かのん「こんなにたくさんの高校がエントリーしてるの?」

可可「今年は史上最多過去最大の大会と言われていまして」

恋「競争率が高いという事ですか?」

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可可「あまりの数の多さから、地区大会の前にふるい落としがあるという噂も・・・」

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千砂都「地区大会にすら出られないの?」

可可「分かりませんが、去年までの形は難しいという話もありまして、例えば・・・」

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すみれ「ジャンケンで勝ったグループだけにする!・・・とか?」

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可可とすみれは起立し。

可可「最初はグー!!!」

すみれ「ジャンケン・・・!!」

そこで千砂都が仲裁し。

千砂都「流石にそれはないんじゃ・・・」

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すみれ「じゃあ、何があるっていうのよォ!!!」

かのん「それは・・・行ってみるしかないよ。地区予選の説明会に!!」

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説明会の司会を務めるのはシブヤレポーター(CV・高森奈津美)という女性で、赤い縁の眼鏡を付けて髪にはポニーテールで衣装は黄緑のツーピースを着ていて、テンションの高い女性である。

シブヤレポーター「ジャン!今年も遂にラブライブが始まりま~すゥ!!!」

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シブヤレポーター「皆さんが気になっているのは地区予選の方法とか思うので、ま~ずここで発表しちゃいま~す!!!イ~エ~イ♡」

かのん「きたね」

シブヤレポーター「ここからですよォ!!!」

可可「うん」

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※μ`sやAqoursにもアキバレポーターというのもいたなw

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Aパート

シブヤレポーター「さ~て毎年盛り上がる地区予選ですがァ~!!今年は出場校が多く、全てのグループに歌ってもらうのは困難と判断したため、ここでジャンケンをして・・・」

f:id:gonmoku:20211005222715j:plainすみれは立って。

すみれ「あっ・・・!それ見なさいィ!!!!!見なさいったら、見なさいィ!!!!!!」

可可「勝ちます、勝ちますよォ!!!!!!!!!」

f:id:gonmoku:20211005222753j:plainシブヤレポーター「・・・と思ったのですが、やっぱりそれだと負けたグループが可哀想という話になりましてェ~」

f:id:gonmoku:20211005222821j:plain可可「何ですとォ!?」

すみれ「紛らわしいわねェ!!」

f:id:gonmoku:20211005222850j:plainシブヤレポーター「各地区ごと、歌に課題をつける事になりました!」

かのん「課題?」

シブヤレポーター「出された課題を歌に盛り込んで、大会で披露してもらう事になりま~す♡ここ東京南西地区は渋谷を含む流行の最先端地区!!という事で課題はァ・・・こちらァ!!!!」

シブヤレポーターの背後ある巨大モニターから映し始めた。

アルファベット3文字で「RAP」と映った。

f:id:gonmoku:20211005222947j:plain千砂都「ラップ?」

かのん「ラップってあの、こういう?」

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かのんは仕草をして。

シブヤレポーター「そうです!!ラップで~すゥ!!」

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シブヤレポーター「Hey! Yo!各グループはラップを必ずソングにイントゥ! 大会にチャレンジだYOォ!!ソングがフィニッシュしない時はァ その時点でェ失格だYOォ~!!」

f:id:gonmoku:20211005223116j:plain説明会を終え、かのん達はラップの練習。

かのん「Hey! Yo! 私の名前は澁谷かのん 澁谷といっても 渋谷は苦手・・・こ・・・言葉がァ・・・出てこない・・・」

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千砂都「ラップは元々ストリートから始まっているからねェ」

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恋「ではまさかそれが正式衣装!?」

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かのん「やっぱり、ちぃちゃんやってよ~歌と違って難しいよォ~」

千砂都「分かった。ダンスの教室とかで何度か教えてもらった事あるから、やってみるね」

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今度は千砂都がラップで踊ってみた。

千砂都「Hey! Yo! 私 千砂都 嵐千砂都 生まれはこの辺 特技はダンス 嵐を呼ぶっす ちぃちゃんダンス!」

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何故か千砂都はブレイクダンスを始めた。

かのん「ええ!?」

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千砂都「Hey!」

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かのん「あの~ラップは?」

千砂都「あ、そうだったァ♡いや~ダンス始まっちゃうと、つい、そっちに夢中になっちゃうんだよね~」

恋「千砂都さんは矢張り、ダンスで他のグループに差をつけてほしいので、この役目は不向きではないかと・・・」

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かのん「なると・・・」

恋「ん?わ、わたくしは無理ですゥ!!!何も知らないのですからァ!!!!」

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かのん「大丈夫!とりあえず韻(いん)を踏んで思った事を歌にすればいいだけ」

千砂都「Hey!まずは自己紹介とかやってみちゃおうYOォ!」

千砂都は恋に帽子と黄色のグラサンをつけた。

恋「じ、自己紹介・・・韻を踏んで・・・」

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何故か恋は短歌を詠んだ。

恋「秋あかね 歌にいざよう 葉月恋 想いは いまだ 十六夜(いざよい)なり~」

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かのん「それは俳句ゥ!」

恋「短歌ですゥ!!韻を踏めと言ったではないですかァ!!!!」

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恋「因みにこれは『躊躇する』という意味の『いざよう』と16歳であるわたくしの『十六夜』をかけて・・・」

すみれ「どうでもいいんだけど」

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かのん「恋ちゃんも駄目となると・・・可可ちゃん!!」

可可は中国語で。

可可「Hey Yo!Check it out! 唐可可我最閃耀 煎餅果子來一套 堅持練習不遲到」

(訳:オッス!見るデス!唐可可 私が一番輝いています 煎餅菓子を持ってきなァ 練習続けて遅刻はなしィ)

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かのん「・・・は中国語になってしまうし・・・そうなると残るはすみれちゃん?」

すみれ「へェ?」

可可「無理デスゥ!!大切なラブライブの最初の課題デスヨ!!二人より、ポテンシャルが低いのこの人に任せるわけには・・・」

すみれもラップを始めて。

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すみれ「Hey! Yo! お見知りおきに自己紹介!」

可可「うう・・・」

すみれ「でも 結女のみんなにしとこうかい 私の名前はヘアンナスミレ AB型の 神社の娘 Hey!」

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可可「マジデスカ・・・」

かのん「凄い・・・」

千砂都「即興でそんなに歌えるなんて」

流石、ショウビジネスの世界で元子役として出演してきた賜物だろう。

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すみれ「フンッ!これでも小さい頃から、ショウビジネスの世界で場数は踏んでいるの。アドリブだったら負けないわ!」

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かのん「これは、いける!!!!」

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5人は屋上に出て。

すみれ「ん?」

すみれは見まわして。

すみれ「あれェ?これってもしかして・・・」

かのん「どうしたの?」

恋「あなたが歌わなければ始まりませんよ」

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すみれ「・・・・・・ちょ・・・ちょ・・・ちょ~っと待ってェ!」

千砂都「どうしたのォ?」

すみれ「いやァ、そのォ・・・え~とォつかぬ事をお聞きしますがァ・・・この位置というのはもしかして・・・」

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かのん「センターだよ」

千砂都「今回の課題のところだし、一番目立つところで歌ってもらった方がいいと思って」

可可「可可は反対でしたがァ・・・」

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すみれ「えッ?」

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すみれ「ほォ~ん?ええェェェ?ええェェェェェェ~!!!!!!????????」

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かのん「今ァ?」

すみれ「だ、だって私よ!?私がセンターでいいったらいいいのォ!?」

かのん「うん、だからさっき言ったでしょォ?」

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いきなりのセンター抜擢に戸惑うすみれ。

すみれ「い、いや、でも・・・」

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可可「矢張り、替えた方がいいのではないデスカァ?」

恋「どうしてそう思うのです?」

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可可「この人は今までも真ん中に立つ事が出来ずにここまで来たのデス。それは矢張り向いてないからというか・・・」

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可可はすみれに対しての辛辣な発言ばかり言っている。

かのん「それ言ったら、私だって歌えなかったよ?」

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恋「わたくしはステージに立って歌う事も初めてに近いですし・・・」

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可可「デスガ・・・」

かのん「今までは今まで。大切なのはこれからだよ」

千砂都「そうそう。Liellaと同じで、これから色々始まっていいんじゃないかな」

可可「まあ、お二人がそう言うのでしたら・・・」

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すみれは4人が目を離した隙に逃げようとしていた。

すみれ「そ~っと、そ~っと」

すみれが逃げようとするところを、可可に見られてしまった。

可可「ん!!」

すみれ「フエッ!?」

可可「とにかく、センターに立つ以上は真面目にやるのですよ!!!スクールアイドルを甘く見たら承知しません!!!!!」

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すみれ「分かってるわよ!!ショウビジネスの世界で生きてきた私を何だと!!」

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可可は怒鳴り声で。

可可「それが甘く見ているというのデスゥ!!!!!!!」

すみれ「わあッ!!」

可可「今年のラブライブは特に難しい戦いデスゥ!!!!!本気で頂点を目指すつもりでいてクダサ~イィィィ!!!!!!!!!!!!」

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すみれはあまりの怒鳴り声で両手で耳を塞いだ。

すみれ「うう~!わ、分かったわよォ」

すみれを除く、4人はかのんの店に移して。

千砂都「そんなに心配?」

可可「いえ、そういうわけでは・・・」

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恋「すみれさんはセンターを担当した事はないのですか?」

かのん「いつも自分が前に出るみたいな事は言うけど、実際に任せようとすると、私とか、ちぃちゃんとか可可ちゃんに振ってくるし・・・」

恋「やりたくないのでしょうか」

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かのん「多分、自信がないんだろうな。今までの事があるから。でも、この5人で本当に勝とうと思ったら、全員が同じぐらい力を見せて、全員がセンターだってくらいの気持ちがないと駄目だと思う」

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かのん「だから可可ちゃんも応援してあげてよ。きっと本気になれば、誰も敵わない力を発揮すると思うんだ。すみれちゃんって」

可可「応援デスカ・・・?」

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かのん「うん、ああ見えて気にしていると思う。スクールアイドルの事で可可ちゃんを怒らせちゃった事」

可可「あ・・・」

可可はアラームに気づいて、スマートフォンでモニタで見ていた

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可可「あっ」

その後、可可は神社に行って、すみれはスクワットをしていて、可可は狛犬のところで隠れてみていた。

すみれ「95、96」

可可「あ」

すみれ「97、98・・・99、100!」

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すみれが持っていたおみくじ箱を空にめがけて投げて、戻ってきたところをキャッチした。

すみれ「フッ!・・・ハァ」

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そして、すみれの妹(CV・和多田美咲)が。

「お姉ちゃん、いつまで練習してるのォ?御飯だよ」

すみれ「先食べてて」

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すみれはランニングを始めた。

すみれ「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」

可可はすみれを追った。

すみれ「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・センター・・・」

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すみれは子役時代の自分を振り返った。

学芸会で、主役じゃなく村人役に選ばれた時。

「村人だって大切な役よ」

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すみれ「ハァ、ハァ、私が・・・」

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劇の配役を選ばれた時。

「すみれさんには主人公の友達役をやってもらいます」

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すみれ「ハァ、ハァ、私が・・・」

ミスコンテストで、すみれがグランプリに選ばれなかった時。

司会「栄えある、グランプリは・・・!」f:id:gonmoku:20220215204026j:plain

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すみれ「私が・・・!」

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すみれが止まった場所は公園にある噴水の前だった。そして発声練習。

すみれ「あ え い え お あ お!か け き く け こ!!」

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可可は息を切らしながらすみれを監視。

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すみれ「た て ち つ て と た と!」

数日後、部室で。

すみれ「衣装?」

それは可可がすみれ用に作った菫色の可愛いドレスだった。

すみれ「どういうつもり?」

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可可「衣装作りは可可の仕事ですので、いいからとっとと着るデス!!!」

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すみれ「私の?」

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可可「オーラのない、あなたでもセンターで戦える様、他の人とは少し形を変えてやりマシタ!!」

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かのん「フフフッ。じゃあそれ着て、一度歌ってみようよ」

千砂都「ちょうど、学校のみんなの意見も聞いてみようと思ってたところだから。それ、動画に撮って見てもらおう」

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すみれ「え?いや、でも・・・」

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早速、試着したすみれ。

すみれ「う・・・」

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かのん「似合ってるよ!すみれちゃん!!」

恋「本当に綺麗です!!!」

千砂都「流石、可可ちゃん!!」

しかし、可可の表情は険しかった。

可可「クッ・・・可可は別にィ・・・」

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かのん「どう、自信出てきた?」

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すみれ「うう・・・」

恋「では、いきますよォ~♡」

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かのん「ミュージック!!」

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「スタート!!!!!!」

すみれ「うっ!」

ー2につづく