ラブライブ!スーパースター!! アニメ6話 夢見ていたー1

※ネタバレ注意!観てない人はスクロールしない様に!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アバン

公園で一人の女の子が泣いていて。三人組の女の子にからかわれていた。

「うっ・・・ううっ・・・う・・・うぇ・・・」

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「ねェ、ここは私達のなの!!」

「勝手に使わないでくれる?」

「ごめんなさい、知らなくて・・・」

「近くに住んでるんでしょ?何で知らないの?」

「初めてこの公園に来て・・・だから・・・」

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「フ~ン、まあいいわ。でもアンタが持ってたこれ、罰として貰っておくから」

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それは赤とオレンジ交互に仕上げている、髪に結ぶ為の髪紐チャームだった。

「あっ!それは駄目!駄目!!!」

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「アンタが私達の邪魔したんでしょ!!」

「そうよ!」

「あ~泣いた~!」

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「ううっ・・・泣いてない!!」

「こらァー!!!!!」

「あっ!」

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それは澁谷かのんが4人の所に来て。

「かのんちゃん!!!」

かのん「ちぃちゃんをいじめちゃ駄目!!!」

「何なのアンタァ!?」

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かのん「いいから、ちぃちゃんの大事なもの、今すぐ返しなさいよ!!」

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「いらない!」

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3人組はチャームを返して公園を去った。

かのん「よし!」

千砂都「ありがとう。でも仕返しされるかも」

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かのん「大丈夫!ちぃちゃんの事は私が守るから!困ったら私を呼んで?」

千砂都「かのんちゃん」

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千砂都(私はこの時思った。このままじゃ嫌だって。いつかかのんちゃんを助けられる様になりたい・・・いつか必ず)

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千砂都「よし!」

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千砂都は自分に気合いを入れてダンスの練習を始めた。

Aパート

神津島にいる、かのん、可可、すみれの3人は別荘の寝室で就寝している。

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可可「ん~くすぐったいですゥ~♡」

と可可は夢の中なのか、おみくじ箱を頬にすりすりしている。

可可「もう~」

可可は左手でおみくじ箱を振っておみくじ棒が出て、隣に寝ているすみれの頭に当てた時、すみれが起きてしまった。

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すみれ「何なのよ、もうォ!!」

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そしてサニーパッションの悠奈と摩央が3人の所に。

摩央「おはよう」

悠奈「二人は仲良しだねェ~♡」

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すみれ「へェ?ち、違っ!」

摩央はカーテンを開けて。

摩央「支度を済ませて、15分後に表に集合」

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すみれ「え?」

かのん「あはようございま~す!」

すみれ「起きてたのォ!?」

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悠奈「今日からライブに向けて、練習だぞォ~♡はい、これが今日のメニュー」

f:id:gonmoku:20210906195916j:plain悠奈は手書きのメニューをかのんに渡した。

かのん・可可・すみれ「嘘ォ!!」

かのん「ジョギング10キロ・・・」

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可可「お二方と共に出来るなら余裕です!!」

すみれ「一番体力ない奴がよく言う!」

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すみれは宿に戻ろうとした。

すみれ「私、遅れて行くわ」

かのん「え?」

すみれ「この髪、セットするのに30分はかかるの」

かのん「そんなの後で直しなよ」

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すみれ「バカねェ!!例え練習であっても、身嗜(みだしな)みは命!!それがショウビジネスの世界に生きる者の運命(さだめ)」

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可可「とにかく、せっかくお二人が用意してくれたメニューです。サボるなんて言語道断デスゥ!!!!」

すみれ「サボるとは言ってないでしょォ!!」

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可可「練習にしっかり参加して体力とスタミナを・・・」

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早速ジョギングを始めたのはいいが・・・早くも可可はノックアウト。

可可「尽きましたァ~」

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かのん「大丈夫?」

すみれ「何かずっとアンタの看病している気がするんだけどォ」

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責任を感じているサニパの二人も。

摩央「ゴメンなさいね」

悠奈「昨日、遊んだから。まだ体力が戻ってなかったのかも」

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すみれ「この子、もともと体力ゼロだったんで想定内です」

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悠奈「どうする?宿に戻ってる?」

かのん「いえ、それは可可ちゃんが悲しむと思うので」

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そこで可可を元気付けようとサニパのライブを実行!

可可「ほァ~最高ですう~♡」

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すみれ「すっかり元気になったわね」

かのん「良かった~」

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悠奈「フフッ、君達のライブも楽しみにしてるよ」

摩央「さあ次はステージよ」

それは神津島の港の埠頭には特設ステージが設置していた。

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すみれ「立派ね」

悠奈「学校の皆と作ってるんだ」

かのん「学校の皆と・・・」

摩央「本番までには、もっと綺麗なステージになっている筈よ」

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悠奈「島って住んでる人の数が限られているから、スクールアイドルの私達が中心になって、学校の皆と一緒に、島を盛り上げていこうって」

かのん「島の為・・・」

悠奈「誰かの為にって思うと、不思議と力が湧くんだよね」

摩央「大切な事も全部楽しく思えてくるの」

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すみれ「何?」

かのん「あっ、ううん。私達も頑張らないとね」

その頃、結女のレッスン室で千砂都がダンスの練習をしていた。

千砂都「ハァ、ハァ、ハァ」

そこで顧問が千砂都の所に。

顧問「また体が流れてる」

千砂都「はい」

顧問「10分休憩。今のところからもう一度始めるわよ」

千砂都「はい!」

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顧問はレッスン室を出た。すると葉月恋がレッスン室に入ってきた。

恋「ん?嵐さん」

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千砂都「あ・・・」

恋「練習?」

千砂都「うん。大会近いから」

恋「そう。澁谷さん達は一緒ではないのですね」

千砂都「うん、かのんちゃん達はイベントがあって、今、こっちにはいないんだ」

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恋「いいんですか?それで」

千砂都「え?」

恋「スクールアイドルにずっと関わっていく様な事を、仰っていたので」

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千砂都「心配してくれてるんだ?」

恋「そういうわけではありませんが・・・」

千砂都「大丈夫、ケンカしたわけじゃないよ」

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千砂都は飲み物をパイプ椅子の上に置いて鞄からタオルを出そうとしたら滑ってしまいクリアファイルに挟んである退学届を落としてしまった。

千砂都「あっ」

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恋「退・・・!?」

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千砂都は慌てて退学届を鞄の中に戻してファスナーを閉じた。

千砂都「見た?」

恋「い、いえ・・・何をですかァ?」

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千砂都「何でもない」

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恋「あ・・・」

一方、神津島のかのん達の方は宿の台所で可可が料理していた。

可可「うう、失敗しマシタ・・・」

そこですみれが来て。

すみれ「何やってんのォ?」

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すみれは可可の手料理を見て。

すみれ「うわ、何よこの黒いのォ・・・」

可可「お招き頂いたお礼に、今日は可可が夕食を用意する事にしたのデス!上海の小籠包に紅焼肉(ホンシャオロウ)に、上海風蟹ィ~」

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すみれ「それでこの結果というわけね」

可可「時間配分間違えマシタ~」

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すみれ「ハァ・・・しょうがないわね~」

すみれはエプロンを身につけ、

可可「えっ、出来るのデスカ?」

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すみれ「まっ、簡単なものならね」

すみれは料理を始めた。出来はかなりのものだ。

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それを見た可可は悔しい顔に。

可可「うう~!何かが悔しいデスゥ~」

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かのんはセミの鳴き声するなか、瞑想していた。

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悠奈「何してるのォ?」

かのん「うわああ!」

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悠奈「アハハ、驚かしちゃった?」

かのん「すみません、気付かなくて、ちょっと作詞を・・・」

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悠奈「へえ~君が作詞もやってるんだァ?」

かのん「可可ちゃんと一緒に作る事もあるんですけど、今回は私が・・・さっきの話でイメージが湧いて・・・」

悠奈「さっき?そんないい話したっけェ?」

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かのん「島の為に頑張ると凄く力が湧くって」

悠奈「ああ」

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かのん「想像していたんです。自分達がもしそうだったら、どんな気持ちなんだろうなって」

悠奈「君達は学校の為にやってるわけじゃないの?」

かのん「・・・はい。学校には活動に反対している人もいて、なかなか・・・スクールアイドルじゃねければ応援してくれるって言うんですけど・・・」

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悠奈「まあ何かの為じゃないからといって、スクールアイドルを続けちゃいけないわけじゃない・・・しっ!!歌うのが好きだからって子もたくさんいるよ」

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かのん「はい、今はそう思う様にしています。ちぃちゃんもそうだと思いますし」

悠奈「ああこの前のダンスの」

かのん「そうです!もうすぐ大会があってダンスで結果出したいって、今、頑張っているんです!!」

悠奈「それでこっちには来なかったんだァ」

かのん「ちぃちゃん、小さい頃からダンスが好きで、練習続けてきたから」

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悠奈「本当に好きなだけなのかなァ」

かのん「え?」

悠奈「よく分からないけど、それだけで別行動をとろうなんて、言うのかなあって」

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かのん「あ・・・」

そして夕食。

可可とすみれが作った中華料理が並んであった。

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かのん「あ~ん・・・美味しい!!!これ全部二人で作ったのォ!?」

摩央「凄いわ」

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すみれ「でも美味しく感じるのは島の食材が良いからだと思います」

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すみれ「ね♡」

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すみれの隣に座っている可可は口を半開きしながら沈黙する。

f:id:gonmoku:20210906205040j:plain可可「えっ!いや、そのォ・・・」

すみれ「この中華は可可の故郷の料理なんですよ・・・」

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すみれ「ね~♡」

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可可に挑発する様に満面の笑みのすみれ。

可可「う・・・可可は作ってないデス」

すみれ「いいから話合わせておきなさい!笑顔で堂々としているのもショウビジネスの世界では必要な事なんだから」

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可可「う~!それは噓つきデス!!!!」

すみれ「二人でキッチンに立ったのは本当でしょ!!!!!」

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可可「矢張り、ムカつきマスゥ!!!!!」

すみれ「何よォ!!!!!アンタの代わりに私が料理してあげたんでしょォ!!!!!!!」

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可可「誰も頼んでマセン!!!!!」

摩央「仲良しねえェ」

かのん「すみません・・・」

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悠奈「早く食べよ!今日は満月だ!!」

食事を終え、5人は満月を眺めた。

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かのん「大きな月!!」

摩央「綺麗ねェ」

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かのん「ちぃちゃんにも送ってあげよう」

するとかのんのスマートフォンから振動音と通知音の音に反応して、それは千砂都からLINEで送られて、5人が見た満月の写真だった。

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かのん「あ」

可可「どうしたのデスカ?」

かのん「ううん、何でもない」

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すると千砂都の方から電話してもいい?とメッセージが、かのんはいいよ返信した。

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別の場所でかのんは千砂都と電話して。

かのん「もしもし?読んでくれた?」

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それは新曲の「常夏☆サンシャイン」という歌詞だった。

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千砂都「うん、凄くいいと思うよ。かのんちゃんらしくて」

かのん「何かね私色んな人の力になりたいって、みんなの為に歌いたいって思ってて」

千砂都「うん」

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かのん「あっ、私ばかりでゴメン。今練習終わったところ?」

千砂都「うん、帰り」

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かのん「大会もすぐだもんね」

千砂都「うん・・・」

何故が千砂都の表情が曇っていた。

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かのん「ちぃちゃんだったら大丈夫!普段通りにやれば」

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千砂都「ありがとう」

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千砂都・かのん「あのね・・・」

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千砂都「あっごめん、どうぞ」

かのん「ううん、ちぃちゃん話して」

千砂都「いや、私は大したことじゃないから、ただ、大会が終わったら・・・」

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かのん「ん?」

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千砂都「やっぱり何でもない。かのんちゃんは?」

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かのん「私も大した事じゃないから、会った時でもいいかなァ。じゃあ頑張ってねういっす!!ういっす!!ういっす!!」

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とかのんは電話を切って、悠奈がかのんの所に。

悠奈「どうだった?」

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かのん「あの!お願いがあるんですけど!」

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ー2につづく