今日はSaint Snowの鹿角理亞ちゃん(CV・佐藤日向)の誕生日です。
理亞ちゃんは無口で人見知りな女の子で、出番が少なくて名シーンも少ないですが、貴重な名シーンを出しました。
まず、2期8話で地区予選で敗退して、ルビィちゃんがスクールアイドル引退を決意している理亞ちゃんにお姉ちゃんに贈る歌を歌わないかと誘われるシーンです。
その頃、理亞は店の後片付けの最中だった。
ルビィ「あの・・・」
理亞「あなた・・・!」
ルビィ「ルビィ・・・黒澤ルビィです・・・
お話が・・・お話があるの!少しだけ!」
ルビィと理亞はベイエリアに向かう道中。
理亞「ねえ、どこまで行くの?話って何?まだ仕事あるから、手短に済ませてほしいんだけど・・・」
ルビィ「あの・・・ルビィにも理亞さんと同じでお姉ちゃんがいて・・・」
理亞「黒澤ダイヤ」
ルビィ「知ってるの?」
理亞「一応調べたから、Aqoursの事をね。でも私の姉さまの方が上!美人だし、歌もダンスも一級品だし!」
ルビィ「ルビィのお姉ちゃんも負けてないと思うけど・・・」
理亞「バク転出来ないでしょ?」
煽る理亞。
ルビィ「日本舞踊だったら人に教えられるくらいだし、お琴もできるし!!」
理亞「スクールアイドルに関係ない!!!」
ルビィ「そんな事ないもん!!必要な基礎は同じだって果南ちゃんも言ってたもん!!」
理亞「でも私の姉さまの方が上!!」
お互い両者譲らない意地の張り合い。
ルビィ「やっぱり、聖良さんの事、大好きなんだね!」
理亞「あ、当たり前でしょ!?アンタの方こそ何!?普段気弱そうなクセに!!!」
ルビィ「だって、大好きだもんお姉ちゃんの事・・・
それでね、ルビィ、お姉ちゃんと話して分かったの。嬉しいんだって」
理亞「何が?」
ルビィ「お姉ちゃんがいなくても、別々でも頑張ってお姉ちゃんの力なしでルビィが何が出来たら嬉しいだって、きっと聖良さんもそうじゃないかな?」
理亞「そんなの分かってる!」
ルビィ「理亞さん?」
理亞「だから、頑張ってきた!姉さまがいなくても一人で出来るって安心してって・・・なのに・・・最後の大会だったのに・・・」
と理亞の目から涙が出てきた。
ルビィ「じゃあ!最後にしなければいいんじゃないかな?」
理亞「えっ?」
ルビィは理亞の腕を引っ張りながら走った。すると理亞の表情が笑みを浮かんだ。
二人が向かった先は、クリスマスツリーのイルミネーションだった。
ルビィ「歌いませんか?一緒に曲を!!
お姉ちゃんの贈る曲を作って、この光の中でもう一度!!!!」
次は2期9話のラッキーピエロで1年トリオが理亞ちゃんの会話シーンです。
理亞「二人も来るなんて聞いてない!!」
ルビィ「あ・・・でも花丸ちゃんもよし・・・」
善子「!」
ルビィ「ヨハネちゃんもとても頼りになるから」
理亞「関係ない!!私、元々みんなでワイワイとか好きじゃないし!!!」
花丸「それを言ったらまるもそうずら。善子ちゃんとっては更に孤独ずら♡」
善子「ヨハネェ!!なにさらっと酷い事言ってるのよ!!!」
理亞「ずら?」
花丸「!!これは・・・おらの口癖ていうか・・・」
理亞「オラ?」
花丸「違うずら・・・まるの・・・」
善子「ずら丸はこれが口癖なの。だからルビィといつも図書室で籠ってたんだから」
理亞「そうなの?」
花丸「ずら・・・今年の春までずっと、そんな感じだったけど。」
理亞「私も学校では・・・結構そうだから・・・」
花丸「善子ちゃんに至っては図書室どころか、学校に来なくな・・・」
善子「いちいち言わんでええわい!てかヨハネェ!!!」
ルビィ「ごめんね善子ちゃん!」
善子「だからヨハネェ!!!!!」
同じ境遇がいた事が理亞の顔が微笑んだ。
ルビィ「私は負けない何があっても」
花丸「愛する人とあのいただきにたって必ず勝利の雄叫びをあげる」
理亞「だから言ったでしょ?詞も曲もほとんど姉さまが作ってるって!!!」
ルビィ「まだ何も言ってないけど」
善子「しかし、ひねりも何もないわよねェ。直接的すぎるっていうか」
理亞「何?文句あるの?」
花丸「でも、大体イメージはわかったずら」
ルビィ「ルビィも手伝うから一緒に作ってみよう」
理亞「あなた達、ラブライブの決勝があるんでしょ?歌作ってる暇あるの?」
ルビィ「それは・・・」
花丸「ルビィちゃんは理亞ちゃんの手伝いしたいずら」
ルビィ「理亞ちゃんやお姉ちゃんと話して思ってたの。私達だけでも出来るところ見せなくちゃいけないんじゃないかなって、安心して卒業できないじゃないかなって」
その時、善子のスマホからブザーの音が。
善子「ゲッ!!リリー(梨子)だ!どこにいるの?もう帰る準備しなきゃ駄目よって!
思考を読んでただとォ!?」
ルビィ「もうそんな時間?」
理亞「どうするの?」
花丸「今は冬休みずら」
ルビィ達が座っている隣のテーブルにはSaint Snowと同じ制服を着ている
二人の女子高生がルビィ達を見ていた。
次は理亞ちゃんがSaint Snowが誕生したきっかけをルビィちゃん達に明かすシーンです。
ルビィ「ここが理亞ちゃんの部屋?」
理亞「好きに使っていいけど、勝手にあちこち・・・」
花丸「綺麗ずら!!」
花丸は水晶の様な置物に手を出した。
理亞「勝手に触らないで!!」
善子「雪の結晶・・・」
理亞は雪の結晶を見つめながら
理亞「そう、昔、姉さまと雪の日に一緒に探したの。二人でスクールアイドルになるって決めた。あの瞬間から雪の結晶をSaint Snowのシンボルにしようって。それなのに・・・最後のラブライブだったのに・・・」
ルビィ「綺麗だね・・・」
理亞「当たり前でしょ。
姉さまが見つけてきたんだから。あなたの姉より上でしょ?」
ルビィ「そんな事ないもん!お姉ちゃんはルビィの似合う服見つけてくれるもん!」
理亞「そんなの姉さまだったらも~っと可愛いのを見つけてくれる!!」
ルビィ「そんなの!!」
まるで園児のケンカの様だ。
花丸「こんなの強気のルビィちゃん・・・」
善子「初めて見た!」
次はFMいるかという函館のラジオ局の出演を終えた理亞ちゃん達そこで、理亞ちゃんのクラスメイトと遭遇するシーンです。
花丸「失敗したずら・・・」
ルビィ「大丈夫だよ、花丸ちゃん」
すると4人の前に二人の女子高生が待っていた。彼女達はラッキーピエロやクリスマスイベントの面接の際に理亞の様子を見ていて、理亞と同じ函館聖泉女子高等学院に通う生徒なのだ。
ルビィ「どなた?」
理亞「クラスメイト・・・」
理亞はルビィの後ろに逃げる様に隠れた。
ルビィ「どうして隠れるの?」
理亞「だって、ほとんど話した事ないし・・・」
ルビィ「Saint Snowのライブです!理亞ちゃん出ます!!」
理亞「!!」
すると二人は
「理亞ちゃん・・・」
「私達も行っていいの?」
理亞「え?うん、それと・・・今更だけどラブライブ予選はごめんなさい・・・」
「いいんだよ、私達の方こそ嫌われてるのかなって・・・
会場にも行けずに・・・ごめん」
「理亞ちゃんや聖良先輩が皆の為に頑張ってたのは知ってるよ!!」
「Saint Snowは学校の私達の誇りだよ!!」
「クリスマスフェスティバルには出るんでしょ?皆も行きたいって、いい?」
理亞は笑顔で浮かびながら同時に涙が出てきた。
ルビィ(何でだろう、嬉しいのに涙が出てくるの・・・お姉ちゃんに・・・早く会いたいよ!)
最後は理亞ちゃんがSaint Snowは続けないけど、スクールアイドルは続けるという聖良ちゃんに誓うシーンです。
聖良と理亞は一緒に歩きながら、
理亞「姉さま、私Saint Snowはやっぱり続けない」
聖良「えっ?」
理亞「だって、これは姉さまとの思い出だから・・・世界に一つだけしかない雪の結晶だから・・・だから、新しいグループで違う雪の結晶を見つけて、姉さまにも皆にも喜んでもらえるスクールアイドルグループを作る!見てて!!」
二人が去っていく所を見届けるAqoursメンバー。
聖良「理亞は昔から恥ずかしがり屋で、誰ともなかなか話せなかったんですよ」
ダイヤ「二人とももうすっかり大人ですわね」
聖良「はい」
ダイヤ「祝福しましょう!!二人の新しい羽ばたきに!!!!」
以上ですが、冒頭にシーンが少ないって書いてましたが、意外と多かったですね。
理亞ちゃんがルビィちゃん達と出会えなかったら、聖良ちゃんが卒業し、寂しい高校生活を送っていたのかもしれませんね。
理亞ちゃん、誕生日おめでとう!!