今日はラブライブサンシャインのアニメ(1期)が放送されて2周年という事で1期1話の「輝きたい!!」を忠実に再現してました。
アバン
千歌(普通な私の日常に、突然訪れた奇跡)
千歌&曜「うわあああああ!!!」
曜「千歌ちゃん!見て!見て!!」
はしゃぐ曜。
千歌(モノローグ)「何かに夢中になりたくて」
一人のメイドがチラシを千歌に渡した。
メイド「どうぞ♡」
どうやらメイド喫茶の案内チラシ配りだった。
千歌(モノローグ)「何かに全力になりたくて」
突然、突風でチラシが舞ってしまい、千歌は慌てて地面に落ちたチラシを拾い始めた。
千歌「あー待って待って!!」
千歌(モノローグ)「脇目もふらずに走りたくて、でも、
何をやっていいか分からなくて」
千歌は一枚のチラシを拾おうとしたら、
チラシが風で秋葉原駅の構内の方に舞っていて。
チラシを追う千歌。
千歌「くすぶっていた私の全てを・・・吹き飛ばし舞い降りた!!」
チラシはUTX高校へ舞って、
ようやく千歌は何とかチラシを拾った。
と、思いきや・・・再び突風!
拾ったチラシが再び舞ってしまった。
千歌はUTX高校の巨大モニタを見つめてそこには
「Love Live! second winner school idol・・・」
という字幕だった。
千歌「それが・・・!!」
Aパート
私立「浦の星女学院」では入学式の日を迎えた。
そこには各部は部員の確保で精一杯奮闘していた。
その中には千歌も部員確保の為に奮闘していた。
千歌「スクールアイドル部でーす!」
千歌「春から始まる、スクールアイドル部!!よろしくお願いしまーす!!あなたも!あなたも!スクールアイドルやってみませんか?輝けるアイドル!!スクールアイドルゥ!!!!」
しかし、誰一人歩を止める人はいなかった・・・。
曜「千歌ちゃん」
千歌「うう・・・スクールアイドル部で~す・・・今大人気の・・・スクールアイドルでーす!!!!!!」
数日前、千歌の自宅である旅館の「十千万(とちまん)」では
千歌は二階にある自分の部屋でダンスでバランスを崩して、尻餅をつく。
部屋のふすまにはµ‘sのポスターが貼ってあった。
志満は洗い物していて、美渡はお茶を飲みながらテレビを観ていた。
美渡「何?」
志満「千歌ちゃんだと思うけど」
美渡「まさか、まだやってるの?お客さんに迷惑だよ!」
志満「言ったんだけど」
美渡「お前も言ってやって、こんな田舎じゃ無理だってェ!!」
美渡の隣にいる愛犬のしいたけ(CV・麦穂あんな)が
しいたけ「わん!!」
千歌の部屋では
千歌「いったー・・・」
曜「大丈夫?」
千歌「平気、平気!もう一度!」
千歌は時計回りで一回転しポーズした。
千歌「どう?」
曜のスマホの待ち受け画面には
µ‘sの高坂穂乃果のスノーハレーションの画像だった。
曜「多分・・・出来てると思う!」
千歌「よっし!」
曜「本当に始めるつもり?」
千歌「うん♡新学期始まったら、すぐに部活を立ち上げる!!」
千歌が持っている表札で「スクールアイドル陪」を手書きで書かれていた。
曜「えへへへ・・・他に部員は?」
千歌「ううん、まだ曜ちゃんが水泳部じゃなければ、誘ってたんだけど・・・」
曜「でも、どうしてスクールアイドルなの?」
千歌「何で?」
曜「だって、どんな部活にも興味ないって言ってたでしょ?どうして?」
千歌「えへ♡」
時計は午前7時45分と回っていた。
千歌&曜「って、もうこんな時間!!!」
慌てる二人は十千万の玄関を出ながら
千歌「あー曜ちゃん、押さないで!!」
志満「こっちの玄関使っちゃダメって言ってるでしょ!!!」
千歌&曜「ごめんなさい!!!」
丁度、バスが通過していた。
曜「待って!」
千歌「乗りますよ!!!」
千歌&曜「行ってきま~す!!!!」
何とかバスに乗れた二人。
千歌「間に合った~危なげに無駄になるところだったよ~」
千歌はスクールアイドル部のチラシを眺めた。
曜「そんなのまで作ったんだ!」
千歌「うん、早い方がいいでしょ?楽しみだな~」
曜「でも・・・」
千歌「何何?」
曜「よっしゃ!!今日は千歌ちゃんの為に、一肌脱ぎますかァ!!!」
しかし
曜「スクールアイドル部で~す・・・」
今日も足を止めてくれる生徒はいなかった・・・。
曜「大人気、スクールアイドル部でーす・・・」
落胆する二人。
曜「全然だね~」
すると千歌は何かに気づいた。
千歌「!」
それは新入生の二人組で、茶色いサラサラヘアーで、黄色いカーディガンを着た生徒と赤いツインテールの髪型の生徒が仲良く歩いていた。
そこで千歌は二人に声をかけた!!
千歌「あの!!!!」
千歌「スクールアイドルやりませんか!?」
花丸「ずら!?」
千歌「ずら?」
花丸「い、いいえ?」
千歌「大丈夫!悪い様にはしないから!あなた達にきっと人気が出る!
間違いない!!!」
赤いツインテールの女の子は黒澤(くろさわ)ルビィ(CV・降幡愛)という名前で、
スクールアイドルに憧れる人見知りな女の子だ。
ルビィはチラシをガン見している。
花丸「まるは・・・」
千歌は視線をルビィに向けた。
千歌「興味あるの?」
ルビィ「ライブとかあるんですか?」
千歌「ううん、これから始めるところなの!!
だからあなたみたいに可愛い子に是非!!」
ルビィは赤面して。
花丸は両手で耳を塞いだ。
ルビィは大音量で
ルビィ「ぴぎゃああああああああァァ!!!!!!!!!!!!」
ルビィ「お、お、お、お、お、お姉ちゃん!!!!!!!!!!」
花丸「ルビィちゃんは極度の人見知りずら!」
そして、千歌の上から一人の女の子が落ちてきた!
千歌「いろいろ大丈夫?」
自称「堕天使ヨハネ」と呼ばれているらしい。
善子「ここは、もしかして地上?」
千歌「大丈夫じゃ・・・ない・・・」
善子「という事は、あなた達は下劣で下等な人間という事ですか?」
曜「うわ!!」
千歌「それより、足、大丈夫?」
千歌は善子の足にツンツンと突いた。
善子「痛いわけないでしょ!!この体は単なる器なのですから!!!!」
花丸「善子ちゃん?やっぱり善子ちゃんだ!花丸だよ!幼稚園以来だねえェ!!」
善子は渋々とこう言った。
「は・・・な・・・ま・・・る・・・!!に、人間風情が何を言ってェ!!」
花丸「ジャーンケーン・・・」
ポン!!
花丸はグー、善子は変わったチョキを出した。
花丸「やっぱり善子ちゃん!!」
善子は逃げ始めた。花丸は善子を追い始めた。
花丸「善子ちゃーん♡」
ルビィも二人を追う。
ルビィ「待って~」
善子「善子言うなーァ!!!!」
花丸「どうしたの善子ちゃ~ん♡」
ルビィ「待って~ェ!!」
善子「来るな!!!!」
3人は校舎へ向かった。
千歌「あの子達、後でスカウトに行こう!」
曜「あははは・・・」
千歌達の後ろに黒いサラサラヘアの生徒がチラシを見て。
「あなたですの?このチラシを配っていたのは」
千歌&曜「??」
「いつ何時、スクールアイドルなるものが、この浦の星女学院にできたのです?」
千歌「あなたも1年生?」
曜「千歌ちゃん、違うよその人は、新入生じゃなくて3年生、しかも・・・」
曜はひそひそ話した。
千歌「嘘?・・・生徒会長!?」
千歌はダイヤに生徒会室へ呼ばれた。
ダイヤ「つまり、設立の許可どころか申請もしていない内に、
勝手に部員集めをしていたというわけ?」
ダイヤは厳しい目で千歌を見つめていた。
千歌は照れた表情で
千歌「悪気はなかったんです・・・ただ、みんな勧誘してたんで・・・
ついでというか・・・」
ダイヤ「部員は何人いるんですの?ここには一人しか書かれていませんが・・・」
千歌「今のところ・・・一人です・・・」
ダイヤ「部の申請は最低5人は必要だと知っていますわよね?」
千歌「だ~から勧誘してたんじゃないですか~ァ」
ダイヤは右手を台に叩きつけた!
千歌びっくりし、怯えそうな表情に変わった。
だが、ダイヤは台に叩きつけた右手を痛がっていた。
ダイヤ「あいた~」
千歌「www」
ダイヤは千歌に指を指して
ダイヤ「笑える立場ですの!!!!!!」
千歌「すいません・・・」
ダイヤ「とにかく!こんなの不備だらけの申請書、受け取れませんわ!!!!!」
千歌「ええええええ!!!!!!」
廊下で待機していた曜が生徒会室のドアを開けて、
曜「千歌ちゃん戻ろう」
千歌「じゃあ、5人集めてまた持ってきます!」
ダイヤ「別に構いませんけど、例えそれでも、承認は致しかねますがね」
千歌「どうしてです!?」
ダイヤ「わたくしが生徒会長でいる限り、
スクールアイドルは認めないからです!!!!!!!!!!」
突然、風が吹いてきた。
千歌「ええ!!??そんな~ァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
夕方、船で淡島へ向かう千歌と曜。
千歌「あーあ失敗したな~
どうしてスクールアイドル部は駄目なんて言うんだろう・・・」
曜「嫌いみたい。
クラスの子が前に作りたいって言いに行った時も断られたって・・・」
千歌「ええ?曜ちゃん知ってたの!?」
曜「ごめん!!」
曜は千歌に手を合わせて謝った。
千歌「先に言ってよ~」
曜「だって千歌ちゃん、夢中だったし。言い出しにくくて、
とにかく生徒会長の家、網元で結構古風な家らしくて・・・
だから、ああいうチャラチャラした感じたものは嫌ってるんじゃないかって噂もあるし・・・」
千歌「チャラチャラじゃないのになァ・・・」
果南「遅かったね、今日は入学式だけでしょ?」
曜「うん、それが色々と・・・」
千歌「はい、回覧板とお母さんから」
千歌は買い物袋に入れてある、回覧板とみかんを果南に渡した。
果南「どうせまたみかんでしょ♡」
千歌「文句はお母さんに言ってよ!」
果南は酸素ボンベの残量を確認しながら
曜「それで果南ちゃんは、新学期から学校に来れそう?」
果南「うーん、まだ家の手伝いも結構あってね・・・
父さんの骨折ももうちょっとかかる様だし・・・」
千歌「果南ちゃんも誘いたかったな・・・」
果南「誘う?」
千歌「私ねスクールアイドルやるんだ!」
すると果南は体中金縛りにあったのか動かなくなっていた。
すると果南は体中金縛りにあったのか動かなくなっていた。
果南「ふーん。まあでも、私は千歌達と違って、もう3年生だしね」
千歌「知ってる~凄いんだよ~♡」
果南「はい、お返し♡」
果南は干物を千歌の顔に出した。
千歌「また干物~」
果南「文句はお母さんに言ってよ!まあそういう訳で、
もうちょっと休学続くから、学校で何かあったら教えて」
すると、空からヘリコプターの音が。
果南はヘリを見つめながら「小原家でしょ?」
ヘリには一人の女性が搭乗していて彼女はこう言った。
「ニネンブゥリデスカァ」
鞠莉が乗っているヘリはホテルオハラの方向へ向かっていた。
曜と別れ、バスから降りた千歌は自宅へ向かった。
千歌はスクールアイドル部のチラシを見つめながら
「どうにかしなくちゃな・・・折角、見つけたんだし・・・」
千歌は疲れた表情で家路に向かう道中、
三津海水浴場で一人の女子高生がポツンと立っていた。
突然、彼女は制服を脱いで
千歌「えっ!?」
水着姿になり
千歌「嘘・・・まだ4月だよ!」
彼女は叫んで
「たああああああああああァァァ!!!!!!!!!!」
どうやら、彼女は海に飛び込むらしい。
そこで千歌が止めに入った。
千歌「待ってェ!!死ぬからァ!!!死んじゃうからァ!!!!」
「放して!!行かなくちゃいけないのォ!!!!」
二人はバランスを崩してしまい海に落ちてしまった。
-2続く