ラブライブ!サンシャイン!! アニメ2期 7話 残された時間

※ネタバレ注意!観ていない人はスクロールしないように!
※はコメント
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アバン
いよいよ地区予選の結果発表。地区予選16グループ、それぞれ星の形で色別に分かれて折れ線グラフ形式で、上位3グループが決勝へ進める事ができる。
因みに司会はアキバレポーター。
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この結果如何で浦の星女学院の運命は決まるのだ。Aqoursは水色。果たして!?
曜「お願い!!」
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アキバレポーター「上位3組はこのグループです!!」
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何と、Aqoursはトップで突破したのだ!
※すげええ!!でも「うちきんとん」というグループ名が気になるww
曜「千歌ちゃん!!!!!!」
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千歌「やった、やったの?夢じゃないよね?あってならないよね?」
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梨子「ならないわ」
千歌「本当?だって決勝だよ!ドームだよ!本当だったら奇跡じゃん!!」
梨子「奇跡よ奇跡を起こしたの・・・私達!!」
曜「さあ、みんな行くよ!全速前進・・・」
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9人「ヨーソロー!!!!!!!!!」
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曜「からの敬礼!!!!」
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Aパート
花丸「緊張で何も喉が通らなかったずら~」
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Aqoursがいるのは名古屋テレビ塔にあるセントラルパークだった。
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果南「それにしてもアキバドームか!」
千歌「どんな場所なんだろう」
梨子「いい曲を作りたい!」
曜「ダンスももっともっと元気にしよう」
ルビィ「見て!」
それはテレビ塔にある巨大モニタからAqours
「MIRACLE WAVE」の動画が流れていた。
ルビィ「凄い!視聴回数!」
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視聴回数は約48350回と急上昇。
千歌「本当・・・こんな沢山の人が」
ダイヤ「生徒数の差を考えれば当然ですわ!
これだけの人が観て、わたくし達を応援してくれた」
千歌「じゃあ入学希望者も!?」
千歌達は鞠莉の視線を向けた。
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鞠莉「携帯、フリーズしているだけだよね。
昨日だって何人か増えてたし、全く変わってないなんて」
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ルビィ「鞠莉ちゃんのお父さんに言われてる期限って、今夜だよね?」
そう、地区予選の日。つまり今日中まで入学希望者を100人集めるという鞠莉の父親との約束でもあった。100人集まらなかったら、
この時点で廃校が決定してしまうのだ。
ダイヤ「大丈夫、まだ時間がありますわ。
学校に行けば正確な数は分かりますわよね?」
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千歌「よし!帰ろう!!」
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浦女に戻ったAqours。時計は午後8時に回っていて、
理事長室では鞠莉は浦女のHPを確認したところ、希望者は80人という状況だった。
鞠莉「変わってない・・・」
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曜「そんな・・・」
善子「まさか、天界の邪魔が!?」
果南「あと4時間しかないよ」
一方Aqoursの「MIRACLE WAVE」の再生数はまだ増え続けているという。
鞠莉「パパに電話してくる」
鞠莉は理事長室を出た。
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一時間後。
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曜「遅いね、鞠莉ちゃん」
果南「向こう(アメリカ)は早朝だからね。
なかなか電話が繋がらないかもしれないし」
ちょうど鞠莉が戻ってきた。
鞠莉「ウェイティング(待たせた)だったね」
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千歌「お父さんと話せた?」
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するとダイヤが何とか明日の朝まで延ばしてくれて、日本時間の朝の5時までに100人に達しなければ、募集ページは停止するという最終通告だった。
ルビィ「あ!今一人増えた!」
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梨子「やっぱり私達を見た人が興味を持ってくれたのよ!」
曜「このまま増えてくれれば・・・あっ!」
突然千歌が外に出ようとする。
善子「ちょ、どこ行くのよ?」
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千歌「駅前!浦の星をお願いしますって皆にお願いして、それから・・・」
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千歌は浦女をもっとアピールするため、沼津へ行くらしい。
※気持ちはわかるけど、迷惑じゃないの?
梨子「今からじゃ無理よ!」
千歌「じゃあ!今からライブやろう!それをネットで!」
果南「準備してる間に朝になっちゃうよ!」
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曜「落ち着いて!!大丈夫、大丈夫だよ!!!」
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しかし、千歌はこのまま指をくわえながら待っていられない気持ちで一杯だった。
千歌「でも、何もしないなんて!!!」
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果南「信じるしかないよ、今日の私達を」
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千歌は落ち着いて
千歌「そうだよね、あれだけの人に見てもらえたんだもん。大丈夫だよね」
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ダイヤは帰宅してくれと声をかけるが、家に居ても気になってイライラしそうなので、家と生徒会長(ダイヤ)と理事長(鞠莉)の許可があればいい事なので9人は一晩浦女に残る事に。
日は変わり午前1時。
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まだ87人で全然増えていない状況。
9人は睡魔と格闘しながら無言のまま見守っていた。
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突然善子が
善子「やっぱりパソコンがおかしいんじゃないの!?」
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ノートパソコンに八つ当たりする善子。
鞠莉「壊れていないわ」
ダイヤ「これが現実なのですわ。これだけの人が浦の星の名前を知っても」
果南「例え、町が綺麗で人が優しくても、わざわざここまで通おうとは思わない」
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すると「ぐ~」の音が
梨子「そういえば、お昼食べた後何も食べてないわね~」
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1年トリオが買い出しでコンビニの帰り道で善子が
善子「まったく世話が焼けるったらありゃしない!
私はリトルデーモンの事で精一杯なのに」イメージ 29
花丸「仕方ないずら!今のAqoursを作ったのは、千歌ちゃん達2年生の3人」
ルビィ「その前のAqoursを作ったのは、お姉ちゃん達3年生だもん」
花丸「責任感じているずらよ。
善子「そんなもん感じなくていいのに。少なくても私は感謝しか・・・リトルデーモン増やしにAqoursに入っただけなんだし!」
花丸「だからまる達が面倒見るずら。それが仲間ずら!」
ルビィ「何かいいな、そういうの、支え合ってる気がする」
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ずら丸「そうずらね」
善子「ふっ、良い事言ったご褒美に特別に餅巾着あげる!」
花丸「えー出来たら黒はんぺんがいいずら」
善子「うーそれは駄目!」
ルビィ「ルビィは卵♡」
善子「う、それも駄目!」
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ルビィ「94人・・・」
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梨子「あと6人・・・時間は?」
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果南「あと1時間もない」
時計は午前4時13分と回っていた。焦る9人。
千歌はノートパソコンのモニタに向かって
千歌「お願い!お願い!!お願い!!!お願い!!!!
お願い!!!!!!増えて!!!!!!!」
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徹夜しているので曜が仮眠していた。
千歌「流石の曜ちゃんも睡魔には勝てないか」
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曜「寝てないよ。けど待ってるの、ちょっと疲れてきた」
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外では夜が明けていた。
千歌&曜&果南がプールに来ていた。
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千歌「あと6人お願い!」
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曜「お願いします!」
果南「おーい!浦の星は良い学校だぞ!!!」
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曜「おーい!!!絶対後悔させないぞー!!!」
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千歌「みんな良い子ばっかだぞー!!!!」
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※朝っぱらからこんな大声出すと迷惑やでww
梨子「私が保証するー!!!」
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千歌「保証されちった」
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梨子「私の保証は間違いないわよ」
ルビィ「千歌ちゃん!来て!!」
パソコンのモニタ画面で97人に増えていた。大声での呼びかけが良かったのか一人増えてきた。
千歌「あと3人!!」
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しかし、タイムリミットはあと10分。
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そして98人になった。
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でも、あと1分
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それでも望みは捨てない!!僅かな望みをかけて!!!
千歌「大丈夫!!大丈夫!!絶対に届く!!大丈夫!!届く!!届く!!!!」
そしてとうとう
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Aqoursの願いも虚しく、
ここで無念のタイムアップ!!!ミラクルは起きなかった・・・。
千歌「募集終了・・・・・・」
ダイヤ「時間切れですわ」
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この瞬間、浦女の廃校は正式に決定してしまったのだ。
だが千歌は諦めきれずに
千歌「そんな・・・大丈夫だよ!あと一日あれば、
半日でいい、1時間でもいい、それで絶対・・・」
ダイヤ「それが約束ですから」
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梨子「でもそれだったら・・・」
曜「そうだよ、ずっとじゃなくていいんだよ、あと1日だけ・・・」
ダイヤは何度も掛け合ったけど、
一晩中何度も懇願したが二度も期限を延ばしてもらっているという。
鞠莉「いくらパパでも全てを自分一人の権限で決める事は出来ない・・・
もう限界だって・・・」
ルビィ「でも一日なら・・・」
鞠莉「今頃もう、統合の手続きに入ってる・・・」
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梨子「本当にもう駄目って事?」
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千歌「駄目だよ、だって私達はまだ足掻いてない。
精一杯足掻こうって約束したじゃん!!!!!!!!」
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千歌「やれる事を全部やろうって言ったじゃん!!!!!!!!!!!」
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果南「全部やったよ。そして、決勝に進んだ。私達はやれる事はやった」
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自分達は統廃合阻止の為、精一杯頑張ったのに、その結果だったとは
千歌の悔しさが爆発し、腕を机に叩きつける寸前に寸止めした。
果南「千歌!!!!!!」
千歌「じゃあ何で、学校がなくなっちゃうの!
学校を守れないの・・・そんなの!!・・・そんなの・・・!!!!!!!」
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まさに無情。鞠莉は理事長室から出ようとする。
ダイヤ「お止めなさい!」
鞠莉「もう一度だけパパに連絡してみる!!」
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果南「これ以上言ったら、鞠莉が理事長を辞める様に言われる」
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そして、
果南「受け入れるしかない・・・学校はなくなる・・・!!!!」
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※3年トリオが最後の卒業生となってしまったか・・・。
※あと、アイキャッチは普段「ラブライブ!サンシャイン!!」と言うのだが、
こんな空気なので、ないのはいい判断だ。
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浦女の掲示板には「統廃合のお知らせ」のプリントが貼っていた。
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その頃、体育館では全校集会が行われていた。
鞠莉「浦の星女学院は、次年度より沼津の高校と統合する事になります。皆さんは来年の春よりそちらの高校の生徒として、明るく元気な高校生活を送ってもらいたいと思います!」
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※バッドエンディング観てる様だ・・・
それ以降、千歌は廃校決定のショックなのか、抜け殻の様に外の景色を眺めていた。
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曜「千歌ちゃん、千歌ちゃん、次、移動教室だよ」
千歌「あっ、そうか!」
すると同級生のよしみ、いつき、むつの三人が二人の所に来て。
いつき「千歌ー!いよいよ決勝だね!ラブライブ!
むつ「このまま優勝までぶっちぎっちゃってよ!」
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3人は話を続け、
いつき「またいい曲聴かせてね」
よしみ「アキバドームだもんね」
いつき「思いっきり動き回らないと」
よしみ「みんなに見える様に」
むつ「私達に声が届く様に大声出して・・・」
すると千歌は机を叩きつけ、
曜「千歌ちゃん・・・」
千歌「そうだよね!優勝目指して頑張る!!」
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むつ「もう~びっくりするじゃん!!」
それを心配しながら廊下で待機している梨子。
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移動中
梨子「今は前を向こう。ラブライブはまだ終わってないんだから!」
千歌「分かってる」
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放課後の練習でも
ダイヤ「学校が統合になったのは残念ですが、ラブライブは待ってくれませんわ」
果南「昨日までの事は忘れ、今日から気持ちを新たに決勝目指して頑張ろう!」
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意気消沈のメンバー。
善子「勿論よ!5万5千のリトルデーモンが待っている魔窟だもの!!!」
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花丸「みんな善子ちゃんの滑り芸待ってるずら!」
善子「ヨハネ!!」
ルビィ「そ、それにお姉ちゃん達は、
3年生はこれが最後のラブライブだから・・・だから絶対優勝したい!!!」
ダイヤ「ルビィ・・・」
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鞠莉「YES!じゃ、優勝だね!!」
果南「そんな簡単な事じゃないけどね」
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梨子「でも、そのつもりでいかないと」
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千歌「うん、優勝しよう・・・」
今の千歌には笑顔を作るのは精一杯だった。
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千歌「そうだよね!今はラブライブに集中してよっと」
ストレッチ体操しながら、千歌が涙が出している所を曜が気づき
曜「千歌ちゃん?」
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心配そうに千歌を見るメンバー。
果南「今日はやめておこうか」
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千歌「何で?平気だよ。鞠莉ちゃん達、最後のライブなんだよ!それに・・・」
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※泣いてるんだから気になってしまうんだよ!
果南「千歌だけじゃない、みんなそうなの!」
ダイヤ「ここにいる全員、そう簡単に割り切れるでも思っているんですの?」
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果南「やっぱり、私はちゃんと考えた方がいいと思う。本当にこのままラブライブ決勝に出るのか、それとも・・・」
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千歌「ま、待ってよ!そんなの出るに決まってるよ!!
決勝だよ!!!ダイヤさん達の!!!!」
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鞠莉「本当にそう思ってる?自分の心に聞いてみて。
ちかっちだけじゃない。ここにいる皆」
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ここで挿入歌の「空と心も晴れるから」が流れた。
歌詞(一番)
うまくいかなくて
泣きそうになる時は
くちびる噛みつつ願うんだ「あしたは晴れ!」
繋がりそうで 繋がらないの
心と心
船が夕焼けを渡るよ
悩みを持ち去るように
私はまだまだ頑張れる 消える波に語ろうか
ほらもう大丈夫! 家まで走って行こう
面白いことしたくなったと
君に伝えなくちゃ 家に帰ったら・・・
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浦女の屋上でAqoursメンバーが集結。
梨子「やっぱりみんなここに来たね」
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鞠莉「結局皆同じ気持ちって事でしょ?」
梨子「出た方が良いっていうのは分かる」
ルビィ「でも、学校は救えなかった」
花丸「なのに決勝に出て歌って」
善子「たとえそれで優勝したって」
ダイヤ「確かにそうですわね」
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果南「でも、千歌達は学校を救う為にスクールアイドルを始めた訳じゃない」
曜「輝きを探すため」
鞠莉「皆それぞれの自分達だけの輝きを見つけるため。でも・・・」
千歌「見つからない!!だってこれで優勝しても、学校はなくなっちゃうんだよ!!」
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千歌「奇跡を起こして、学校を救って、だから輝けたんだ!!!輝きを見つけられたんだ。学校が救えなかったのに、輝きが見つかるなんて思えない!!!!」
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千歌「私ね、ラブライブなんてどうでもよくなってる!!!!!私達の輝きなんてどうでもいい!!!!!!!!」
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輝きを探すためスクールアイドルを始まり、足掻いた結果、廃校となった今、
千歌にとっては否定的な言葉しか発しなかった。
千歌「学校を救いたい!!!!皆と一緒に頑張ってきたここを・・・」
「じゃあ救ってよ!!!!!!」
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それは中庭にいるよしみ、いつき、むつ達をはじめとする浦女の全校生徒だった。
よいつむ「ラブライブに出て、優勝して!!!!!」
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千歌「出来るならそうしたい!!もっともっと足掻いて、そして!!」
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いつき「そして!!!」
千歌「そして!学校を存続させられたら・・・」
むつ「それだけ学校を救うって事?私達みんなに聞いたよ!
千歌達にどうして欲しいかどうなったら嬉しいか!!」
いつき「皆一緒だった。ラブライブで優勝して欲しい!千歌達の為だけじゃない!!!私達の為に!!学校の為に!!!」
よしみ「この学校の名前を残してきて欲しい!!!!」
ダイヤ「学校の・・・」
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むつ「千歌達しかいないの!!千歌達しかできないの!!!」
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いつき「浦の星女学院スクールアイドルAqours。
その名前をラブライブの歴史にあの舞台に永遠に残して欲しい!!!!!!!」
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よしみ「Aqoursと共に、浦の星女学院の名前を!!!!!!」
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「だから!!!!だから!!!!!!!輝いて!!!!!!!!!!!!!!」
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鞠莉「優勝して、学校の名前を・・・!」
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果南「ラブライブに・・・!!」
ようりこ「千歌ちゃん、や・め・る?」
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※お二人さん目がおかしいww
千歌「やめる訳ないじゃん!!決まってんじゃん!!!決まってんじゃん!!!!決まってんじゃん!!!!!優勝する!!!!!!ぶっちぎりで優勝する!!!!!!」
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千歌「相手なんか関係ない!!アキバドームも決勝も関係ない!!!!優勝する!!!!!!!!優勝して、この学校の名前を、一生消えない思い出を作ろう!!!!!!!!!!!!」
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鞠莉「おー!アローでもショットガンでも持ってこいって感じね!!!!」
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果南「でも、見ているだけで何か熱くなってくる!」
ダイヤ「ですわね!」
善子「全リトルデーモン、決戦の時が来ました!!
ヨハネを一緒に堕天するわよ!!!!」
曜「あ~じっとしていられない!!!!みんな走りに行こう!!!!!」
梨子「ついに普通じゃない、本当の怪獣になっちゃうかも、千歌ちゃんは・・・!!」
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今回はここまでですが、廃校が決定してしまったのが残念ですが、全校生徒からラブライブに優勝し、浦女の名を残すという新たな目標ができて、絶対優勝すると信じてます。一番可哀想なのは鞠莉ちゃんですね。学校を救えなかった悔しさと悲しさが涙で表しているのが心を痛みました。
次回は「HAKODATE」ですが、あの「Saint Snow」の姉妹に会いに行くんでしょうか?
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