※ネタバレ注意!観てない人はスクロールしない様に!!
恒例の前回のラブライブスーパースター
担当・千砂都
千砂都「スクールアイドル部を設立をかけたフェスに参加する事になった可可ちゃんとかのんちゃん。でも・・・」

かのん「あれえェェェェ!?」
千砂都「かのんちゃんは人前で歌えなくなっちゃって・・・」

かのん「フェスで1位取らなきゃいけないのにィ・・・」

千砂都「歌を取り戻す為に最後まで諦めなかった2人。そして迎えたフェスの当日!!」

かのん「わああ・・・」
可可「綺麗ですゥ~!!」

千砂都「頑張った2人は初出場で新人特別賞を受賞!!凄い!!!私もダンス頑張るぞォ~!!!!」

アバン
「それでは皆さん、それぞれの場所について下さい」
「はい!!」
「いいねェ!皆、可愛いよォ~!」

「すみれちゃん!!」
子役の平安名すみれが虫の着ぐるみを着てスタジオに向かった。
「よろしくねェ!」

すみれ「・・・はい!」

そして現在、すみれはゲーセンでクレーンゲームで虫のぬいぐるみ取るため夢中になっていた。

すみれ「クックック・・・」

アームを掴んだが、上昇するところでぬいぐるみが落ちてしまった。
すみれ「うっ!もうゥ!!!私ってばいつもこう・・・」

「あのォ・・・」
すみれ「あ・・・」
すみれを声をかけたのは一人の女性だった。
「失礼致します。わたくし、こういう者なのですが」

彼女は一枚の名刺をすみれに差し出した。
すみれ「芸能事務所スカウト担当?まさかァ!!」
「突然すみません。実はあなたをスカウトしたくて」

女性は体を大の字にして。
「その容姿!放たれるオーラ!!あなたこそまさに通行人にピッタリ!!!」
すみれ「ギャラクシー!!!!」

Aパート
すみれ「ううッ!!」
不愉快な表情でブツブツ言いながら校舎の階段を登っていくすみれ。
すみれ「何が通行人役よォ!!!エキストラが欲しいなら欲しいって言えばいいのにィ!!!!!紛らわしいィ!!!!!!!」
すみれ「こっちが何の為に毎日毎日、用も無いのにあの通りに・・・」

「同好会?」
すみれ「ん?」
かのん「そうなの!」
それは、かのんと可可、千砂都の会話だった。すみれはササッと隠れ始めた。
かのん「いきなり理事長室に呼び出されたから駄目かなって思ったんだけど・・・」

可可「初ステージにもかかわらず、すっごく評価され特別賞を貰った事が効いたみたいでして」

かのん「フォロワーもすっごく増えたんだ!ほら!!」
かのんはスマートフォンを千砂都に見せて。
千砂都「すごーい!!2000人!?」

かのん「しかも練習場所として、屋上を使っていいって理事長が!」
それを聞いたすみれはスマートフォンで、すみれのSNSを確認したら、すみれのフォロワーはたったの8である。

すみれ「うう・・・」
突然ざわめき始めて。
かのん・千砂都・可可「あ」
葉月恋が3人の所に。すると恋の右手から2個の鍵をかのん達に渡そうとしている。

恋「あなた達同好会用の部室の鍵です」
かのん「ど、どうも・・・」

かのんは鍵を手に入れた。恋は去ろうとしたが。
かのん「あの・・・」
恋「ん?」
かのん「私達頑張るね。頑張ってこの学校の力になる様な成績を収められる様にする。そしたら葉月さんも・・・」

恋「だったら、スクールアイドル以外の活動にして下さい!!」
かのん「え?」
恋「スクールアイドルじゃなければ幾らでも応援してあげられますから」

かのん「それは出来ない!!私、ステージで歌ってスクールアイドルって本当に素敵だなって思った。もっと練習してもっといいライブがしたい。いい歌を歌いたいって思ったの」

しかし、恋は冷たく言い返した。
恋「残念ですが、今のラブライブであなた達が勝てるとはとても思えません」

恋は去って行った。
かのん「あ・・・」
階段でうつ伏せ状態になっているすみれはゴキブリの様に階段を降りていた。

そしてすみれはスマートフォンで、スクールアイドルを検索した。
すみれ「何々、スクールアイドルとは・・・学校でアイドル活動を行っている・・・要するにアマチュアみたいなものね」

すみれのスマートフォンには代々木スクールフェスでクーカーのライブ動画だった。
すみれ「これ、この前の・・・!あれがスクールアイドルだったのね。これなら・・・!!」

一方、かのん、可可、千砂都の3人は部室を探している最中であった。
かのん「えっと・・・四のB、四のB・・・」

千砂都「本当にこっちなの?部活動の部室はみんな新校舎の方だけど・・・」
かのん「うん、さっき地図で見たら、こっちって、でも何で2本付いてるんだろう」

可可「ありマシタ!」
木でできてる四のBの表札には手書きで学校アイドル部と書かれていた。
可可「学校アイドル部?理事長が付けてくれたのでしょうか?」

かのん「それにしては古びている気がするけど・・・うう・・・」

千砂都「何か、お化けとかいそうだね」
かのん「へッ!?んッ!」
可可「かのん怖いのデスカ?」
かのん「まさかァ!開ける前にちょっとだけ・・・」

かのんは鍵穴を覗いた。
千砂都「みぃ~たァ~なァ~♡」
かのん「ひッ、ひィィィィ!!!!!」

かのんは慌てて逃げた。
かのん「冗談はやめてよォ!!!!」
千砂都「ゴメン、ゴメン、あまりにも怖がるからァ♡」

可可「誰かイマス」
千砂都「まさか!」
3人は恐る恐る部室に入った。部室には一人の女子高生は立っていた。
「あのォ~」

かのん「ひィィィィィ!!!!!」
可可「誰デスカ?」

「私は・・・」
千砂都は部室の電気を点けて。
千砂都「大丈夫!足はついてる!!」
かのん「ホントォ!?・・・あ」

それは元子役の平安名すみれだった。
かのん「平安名さん?」

すみれ「ここスクールアイドル同好会の部室って聞いたんですけど・・・」
可可「何か御用でしょうか?」

すみれ「その・・・実はちょっと興味があって・・・スクールアイドルに」

かのん「興味?もしかして・・・」
可可「入部希望デスカァ!?」
すみれ「い、いや、入部というかとりあえず話を・・・」
可可はすみれに近づいて。
可可「スクールアイドルは素晴らしいデス!!最高デス!!!青春の輝きと宇宙一の活動デス!!!!!さァどうぞ!!こことここに名前とクラスを書けば、今日からあなたもスクールアイドルデス!!」

かのん「可可ちゃん・・・」
千砂都「ちょっと待とうか・・・」

代々木フェスで1位を取った神津島のスクールアイドル、サニーパッションの動画を観て。
かのん「わァ!」
すみれ「さっき見てたよりもずっと凄い!こんな大きいステージで・・・」

可可「はい!ラブライブの決勝に立つステージデス。お客さんもいっぱい入りマス!」
すみれ「ここに立てば勿論、有名になれるわよね?」

可可「はいデス!去年決勝に出たサニーパッションさんは今・・・」
可可はスマートフォンをすみれに見せてサニパのツイッターでフォロワー数が98000という驚異的な数字である。それを観たすみれは。

すみれ「グッ・・・きゅうまんはっせん・・・ギャラクシー・・・」

かのん「ギャラクシー?」
すみれ「やるわ!やるわったらやってやるわ!スクールアイドル!!!」
かのん「いいの!?」
すみれ「ええ!一緒に頑張りましょう!!」

可可「うわ~」
千砂都「これで3人!」
すみれ「フフッ」
屋上に来た4人。
かのん「わあ~アハハッ!!」
可可「わァ~広いデス~!」
千砂都「こんなところがあったなんて」
可可「これなら何人いても練習出来マス!」

すみれ「さあ、何をすればいいの?」

千砂都「そうねェ、じゃあステップから」
千砂都はステップの見本を見せた。
千砂都「出来る?」

すみれも千砂都と同じステップし、なかなかのものだ。
可可「凄いデス!」
かのん「上手!」
千砂都「本当だ、基礎は出来てるみたいだね。じゃあこれは?」

千砂都は応用のステップして、すみれは。
すみれ「それくらいなら」
すみれも難なくステップを踏んだ。
かのん「凄い!」
可可「これはもしかして・・・即戦力ってやつデスカ?」
千砂都「そうかも」

流石、元子役だけであって、ダンスは千砂都と同等の腕だ。部室に戻った4人。
可可「まさか、元々スクールアイドルを・・・」
すみれ「え、そういうわけじゃないけど・・・昔ショウビジネスの世界に・・・」

かのん「ショウビジネス?」
千砂都「もしかして、テレビとか?」
すみれ「うん、何回か・・・」

因みにショウビジネスとは、演劇、映画、音楽、放送などの娯楽興業の総称の意味である。
千砂都「うわァ~!」
かのん「嘘?」
可可「運命デス。これは運命デスよ!可可達がラブライブで優勝するという!!」

すみれ「まあ、確かにラブライブ優勝チームの動画も観たけど、これなら勝てるかもって」

かのん「本当に!?私なんてこんなの絶対無理って思ったのに!」

すみれ「それでセンターなのだけど」
かのん「センター?」
すみれ「ええ、グループなのだからセンターがいるわけでしょ?」

かのん「そっか、この前まで2人だったからあまり考えてなかったけど・・・」
可可「確かに3人になったら決める必要がありマスね」

すみれ「まァ、色々考え方はあるとは思うのだけれど・・・」
可可「かのんがいいデス」
すみれ「やっぱり、一番ダンスや歌が上手い人が担当するのが・・・」

可可「かのんがいいデス」
千砂都「そうだね、私もかのんちゃんでいいと思う」
かのん「ええ!!!!」

千砂都「やっぱり、かのんちゃんしかないよォ~このグループを最初に作ったのは・・・」
可可「そうデス、かのんですしィ」
すみれの顔は怒りをあらわにして

すみれ「ちょっと待ったァ~!!!!!!」

可可・かのん・千砂都「ん?」
すみれ「そ、そういうんで決めていいのかなァ?」

可可「と言いますと?」
すみれ「先とか後とか関係ないでしょ?勝つ為には実力がある人が中心に立つ。それが当然なんじゃない?」
かのん「・・・・・・だよねェ・・・」
可可「ですが、センターというのはそれだけではありません」
すみれ「うう・・・」
可可「カリスマ性の様な見えない力も必要デス」

すみれ「ううゥ・・・確かにそうかもしれませんが、そんなもの、どうやって計るのです?」

結局、センターは投票で決める事に。
千砂都「只今、スクールアイドル同好会ではセンターを誰にするか選挙を行ってま~す♡」

千砂都「この人が我が校のスクールアイドルに相応しいと思う人に投票を!!」

かのん「恥ずかしいよォ~」
可可「スクールアイドルがそれではいけませんよォ!」

緊張するかのんと可可を尻目にすみれは笑顔で手を振った。

すみれ「うふふ、うふ♡大丈夫、オーディションやスカウトとは違う、この2人に勝てばいい。その位なら・・・」

しかし、現実は厳しかった。
すみれ「嘘ォ・・・」

誰一人すみれに投票した人はいなかった。因みに可可は2票、かのんは34票で圧勝だった。

千砂都「ほらやっぱりかのんちゃんだ!!」
可可「可可もそう思ったのデス!!」
千砂都「どうせなら部長も一緒にやっちゃったら?」
かのん「ええェ!?ちょっと待って!!!そんななし崩れ的に!!」
すみれ「ううう・・・納得出来ないわァ!!!」

すみれ「納得出来ないったら出来ないのォ!!!!!!」

すみれ「どうしてェ!?歌だってダンスだって私全然負けてないでしょォ!?」
千砂都「それも全部アピールタイムでみんなに見てもらっての結果だよ!!!」

可可「恐らくオーラとか華とか、かのんの方が可可やあなたよりセンターっぽいのデスヨォ」

結果に納得出来ないすみれに対して、千砂都と可可に正論で叩かれてしまい、
すみれも反論できなくなっていた。
すみれ「う、うう・・・!」
あまりのショックで、すみれはボクシングのパンチを受けたかの様にダウン寸前だった。

すみれ「う、ひィハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・辞める!!!!!!」

臍(へそ)を曲げるすみれ。
かのん「ええ!?」

すみれ「フンッ!!!!!センターになれないんだったら、こんな所にいる意味ないものォ!!!!!!!」

すみれは不機嫌になって部室を去ってしまった。
かのん「えっ!ちょっ・・・すみれちゃん!!」

かのんはすみれを追って。
かのん「すみれちゃん!!」
既にすみれの姿はなかった。

かのん「あ・・・」
外から雷鳴が、そして雨が降ってきた。
3人は屋上のドアを開けて。

千砂都「今日はこの調子だと練習は無理だね」
可可「帰りましょう」

かのん「ちぃちゃんもいつも長い時間、突き合わせちゃってゴメンね」
千砂都「2人の為に力になりたいの!気にしないで!じゃあ今日はこれで!」

可可「ええ!?」
帰りの途中。
かのん「だってセンター任せるって言えばすみれちゃん辞めないんだよ?だったら任せようよ」

可可「それはどうでしょうか。センターはスクールアイドルの憧れ。誇りを持つべきデスヨォ」

2人は別れて。
かのん(でも、すみれちゃん、どうしてそこまで拘⦅こだわ⦆るのかなァ?)

かのん「ん?」
かのんが信号待ちしているとき向かい側にはすみれが歩いているのを見つけた。信号は青になってかのんはすみれを追った。すみれはUターンし、かのんは慌てて隠れた。


かのん「何してるんだろう?」

すみれは再びUターンし、そこで出会い頭で女性がすみれに尋ねた。
「あの・・・」
すみれ「あ、あ、はい!」
「駅はどっちでしょう?」

すみれは不機嫌な顔でジェスチャーした。
すみれ「スカウトじゃないなら声掛けないで!!!!」

逆ギレ。隠れていたかのんは。
かのん「スカウトォ?」

すみれは神社まで来て、

絵馬が飾っている場所に止まって。
すみれ「ハァ・・・」

とため息。すみれはスマートフォンで自分の子役時代の画像を閲覧。


その中には動画もあって。
すみれ(子役)「グソクムシィ~グソクムシィ~グソクソクソクゥ~グソクムシィ~」

自分の恥ずかしい動画にすみれは情けなく思った。

すると、すみれの背後には人影が。
「プッ!!」
すみれ「うわ!」
かのん「可愛い!これはショウビジネスゥ?」

すみれ「あ・・・うう・・・みィ~たァ~なァァァァッッ~!!!!!!!!!!!!!」
かのん「ヒィィィッ!!す、すみれちゃん?」

過去の秘密を知らされてしまった、すみれの表情は鬼の様な形相に変貌し、かのんを襲った!!!!
すみれ「うわわわわァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

かのん「いやァァァァァァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

と、かのんの断末魔。
ー2につづく