今年を振り返って2024

2024年も今日で終わりますが、

恒例ですが今年を振り返ってみたいと思います。(個人的)

・1月

令和6年能登半島地震

Liella 5th福岡公演

・2月

Liella 5th東京公演

沼津のあわしまマリンパーク 老朽化による一旦閉園

(2月25日まで延期・7月にトップが代わり、営業再開)


沼津のサンシャインカフェ閉店

TVアニメ放送10周年記念 Love Live!Special Talk Session

・3月

ユニット甲子園2024(不参加)


スクフェス2 サービス終了

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TVアニメ放送10周年記念Love Live! Orchestra Concert


・4月

「にじよんあにめーしょん2(に)」放送開始

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ファイナルファンタジーⅥ発売30年

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ2ndライブ(千葉・兵庫)

Liellaユニットシングル 発売

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 104期生キャラお披露目

・5月

Liella!ユニットライブ&ファンミ「心技体(ミュージック・トーク・チームワーク)極上大冒険(プライムアドベンチャー)」開催(8月まで)愛知・新潟・大阪・宮城・埼玉・福岡・横浜

ときめきメモリアル誕生30年

・6月

浦の星女学院生放送でAqoursフィナーレライブの告知

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・8月

スーファミソフト 鬼神降臨伝ONI発売30周年

・9月

スーファミソフト ライブ・ア・ライブ発売30周年

ネオジオCD 発売30周年

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章上映

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本予告

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・10月

ラブライブ!スーパースター!! TVアニメ3期 放送

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ラブライブ!矢澤にこ役 徳井青空さん一般男性と結婚


虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 7thライブ

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第2章 発表

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・11月

セガサターン発売30年

ドラゴンクエストⅢ(HD-2D版)発売 

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スクールアイドルミュージカルドラマ化

・12月

プレイステーション発売30年


Aqoursフィナーレライブテーマソング「永久hours」発売

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ラブライブ!サンシャイン!! 国木田花丸役 高槻かなこさん結婚


という訳で、振り返ってみました。

今年も激動の1年でした。元旦に石川で地震が発生するなど不安な1年だと思いましたが、それ以降、甚大的な被害がなかったのが幸いしましたが、被災者の皆様には改めまして、お見舞い申し上げます。

次はプライベートで、レトロゲームはプレステやサターンが発売30年という記念すべき年で、ラブライブの方は虹ヶ咲の映画、ユニット甲子園、Liellaアニメ3期、蓮ノ空104期生の登場など色々ありました。

演歌歌手の八代亜紀さん(去年)、世界的指揮者の小澤征爾さん、ドラゴンボール、アラレちゃん、ドラクエシリーズのキャラデザの鳥山明先生、ちびまる子ちゃんのまる子役のTARAKOさん、天空の城ラピュタムスカ役の俳優の寺田農さん、元64代横綱の曙関、コメンテーターの中尾彬さん、ルパン三世峰不二子役の増山江威子さん、先代のび太役の小原乃梨子さん、セーラームーン木野まこと役、マリア様がみてる水野蓉子役の篠原恵美さん、料理の鉄人の解説者で料理研究家服部幸應さん、先代ドラえもん役の大山のぶ代さん、俳優の西田敏行さん、まことちゃん漂流教室の漫画家の楳図かずお先生、歌手の中山美穂さん、フリーアナウンサー小倉智昭さん、特に鳥山明先生の訃報は全世界に衝撃を受けたのと、大物声優陣の相次ぐ訃報で心を痛みました。

来年はラブライブではAqoursのフィナーレライブ、虹ヶ咲映画第2章、Liella 6th、蓮ノ空102期生の卒業という、それぞれの節目を迎えますが、特にAqoursフィナーレライブはどうしても、現地でAqoursの有終の美を見届けたいですね。

レトロゲームクロノトリガー聖剣伝説3、ロマンシングサガ3、ドラクエⅥ発売から30年というスーファミの名作や、ドラクエⅠ・Ⅱのリメイクが発売を控えていますので楽しみです。

来年は阪神淡路大震災から30年で、この震災で地震は怖いなと改めて思いました。あと、職場では今年から主任に就任されて、やっと出世したなと感じましたw

来年はいい年であります様、願うばかりです。

皆さん良いお年を!!

ラブライブ!スーパースター!!TVアニメ3期8話 結ヶ丘VS結ヶ丘ー2

※ネタバレ注意!観てない人はスクロールしない様に!!

※随時、修正あり!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Bパート

4人は家の外で会話を始めた。

夏美「何ですの?いきなり家にまで。帰りの電車、逃しても知らないですのよ」

四季「私達も協力する」

夏美「え?」

四季「今の二人の関係、上手くいってない」

夏美「要らぬお節介ですの!!!!このくらい私一人で何とかしてみせますの!!!!」

夏美は曲作りは誰にも貸さず自分一人で何とかするという気持ちが強い様だ。

四季「私達は友達」

夏美「四季・・・」

四季「冬毬ちゃんは夏美ちゃんが悲しむ姿を、もう見たくないだけ。本当は優しい子」

四季「それは夏美ちゃんが一番知ってる筈。笑って。夏美ちゃんが笑顔でいたら、きっと冬毬ちゃんも安心して心を開く」

夏美「笑顔・・・」

四季「冬毬ちゃんも夏美ちゃんの笑顔が大好き」

夏美「それは・・・」

四季「暗い顔しないで、夏美ちゃんはいつも明るく楽しそうでいて」

きな子「スマーイルっす!」

四季「大好きだから見たくない。傷つくちところも悲しむところも・・・」

四季「姉者!!」

夏美「アッ!!」

四季「・・・ファイト」

冬毬はパソコンで曲作りしていた。するとノックの音が。

冬毬「はァ・・・しつこいですよォ。今は忙しいと伝えたでしょ?お引き取り下さい!」

夏美は戸を開けて。

夏美「冬毬!!!」

冬毬「エッ・・・」

だが。

冬毬「ロスした分の時間。後でマニーを請求しますよ!」

夏美「聞いて。私は冬毬と話がしたい。曲を作るなら最高の形で冬毬と、みんなと一つになって作り上げたいんですの」

メイ「コイツもそーしたいって」

2期生だけでなく、ウィーン・マルガレーテも来ていたのだ。ウィーンは腕を組みながら。

ウィーン「わざわざ来てあげたんだから、感謝してよね!!!」

冬毬「話したではないですか。曲はそれぞれ持ち寄ってと」

自分のスタンスを覆えない冬毬。

夏美「それだと意味がない」

メイ「二つのグループ、どちらも心躍る曲を私達が作る」

ウィーン「それぞれ、別の考え違いがあっても、お互いに意見を出し合えば、いい曲は出来る筈」

冬毬「マルガレーテもLiella側に寄り添う・・・と?」

ウィーン「賛成はしてないわよ?ただ、冬毬の言う通り、持ち寄って選ばれた曲が、私のじゃなかったら納得いかないもの」

冬毬「アグリー出来ません」

メイ「でもさ!」

冬毬「そういう事でしたら、曲作りはお任せします。この部屋から出ていって下さい!!」

冬毬の冷たい態度に夏美の怒りが爆発した!!!

夏美「冬毬のバカァッ!!!!!!」

冬毬「姉者・・・」

夏美「うう・・・バカバカバカバカ!!!!!!!」

夏美「バカバカバカバカバカバカバカバカァッ!!!!!!!!!!!!」

嗚咽する夏美。

冬毬「すみません・・・言い過ぎました・・・」

夏美は冬毬を押し倒して。

冬毬「何!?」

夏美「冬毬の事、全部受け止めるから・・・全部受け止めるから、心を開いてほしい!!!!!!!!」

冬毬「姉者!」

夏美「私に何でも話して!!!!!冬毬と話が出来るなら、何時間でも何日でも!!スクールアイドルと全然関係ない話だって構わない!!!!!!!ずっとずっと・・・」

夏美「ずっと、。冬毬と話がしたい・・・!!!!!!!!」

冬毬「あ・・・」

夏美「冬毬の事が、大好きなんだから!!!!!」

冬毬「姉者・・・うう・・・姉者はいつもズルいです!!!」

冬毬「私がどれだけ姉者を心配してきたと思ってるんですか!!!!!」

冬毬も泣き始めて。

夏美「私だってずっと苦しかったんだから・・・」

二人は号泣した。

激情に耐えきれずメイも泣き出す。

メイ「うううう・・・何て変わり者で不器用で素敵な姉妹なんだァ・・・」

ウィーン「何、貰い泣きしてんのォ・・・」

そう言いながらウィーンも泣いていた。

メイ「マルガレーテもだろォ!!!!!」

ウィーン「フンッ!!!」

四季「No Rain No Rainbow.」

きな子「雨降って地固まるっす」

この事を千砂都達1期生に伝えたのは言うまでもない。

千砂都「来た!!」

恋・すみれ「あっ!」

恋「4人で曲を作る事になりました。少し時間を下さい」

すみれ「上手くいったみたいね」

可可「新しいチームで作られる新曲!」

恋「とても楽しみですね」

その頃、冬毬の部屋では、飼っているクラゲを見て。

メイ「名前、付いてるのか?」

冬毬「・・・はい」

夏美「初耳ですの。この子の名前は?」

冬毬「姉者」

夏美「私・・・」

メイ「分かった。じゃあ、こっちで一人はぐれているのが」

冬毬「マルガレーテ」

メイ「やっぱりなァ!」

ウィーン「何でそうなるのよォ」

メイ「冬毬も面白いところあんだな」

冬毬「面白い・・・なんて・・・」

メイ「今の私達なら、いい曲が作れる気がする。四季ときな子も手伝ってくれよ。いいだろ?」

ウィーン「ご自由に!!」

メイ「じゃあ、作っていこう!!!」

四季「レッツゴー!!!!」

きな子「っす!!」

冬毬「姉者」

夏美「曲作りスタートですの!」

家の外ではかのんが様子を見て、安心して引き揚げた。

曲作りは進み。

翌朝、鬼塚姉妹は同時に起床し自主トレ。今まで姉妹別々に自主トレだったが、今は一緒にランニング。歯磨きも、通学でも隣同士で通学している。

学園祭まであと3日。校内は学園祭の準備に入っていた。

※あっ、ゆいがおーだ!
理事長室では、誰かがノックし。

理事長「はい」

かのんのクラスメイト、ナナミ、ヤエ、ココノの3人が入ってきて。

ココノ「あの!」

ヤエ「Liellaとマルガレーテちゃん達の件なんですけど・・・」

ナナミ「私達に提案があります!!」

理事長「ん?聞かせて」

曲作りも最後の追い込み。

ヤエ「ねえねえ!」

「ん?」

ヤエ「みんな、少し時間を頂戴!!」

ココノ「みんなに書いて欲しいものがあるの!!」

ナナミ「署名して!!!!」

そして、学園祭当日を迎えた。

マスコットのゆいがおーがお出迎え。

露店も幾らか並んで、賑わっていた。

恋は魔法少女のコスプレ。

恋「うふ♡」

恋「今こそ!この結ヶ丘を音楽の故郷にしましょ~!!!ルンルン♡」

きな子「は~いOK!」

それをきな子がスマホで撮影。

恋は赤くなりながら。

恋「恥ずかしい!!何故わたくしがこんな事を・・・!」

メイ「こういうのは生徒会長がやらないとなァ」

きな子「みんな、恋先輩の事、も~っと好きになるっす♡」

恋「だといいのですがァ・・・」

恋達と少し離れた場所にはすみれがグソクムシの着ぐるみを着て、不満な表情。

すみれ「ムムム・・・」

千砂都はたこ焼きを振る舞っていた。

千砂都「いらしゃ~い!たこ焼きいらんかね~!」

可可「レインボーたこ焼きもふっか~つ!」

はしゃぐ可可&すみれ。

すみれ「よろしくお願いしま~す♡」

すみれ「・・・ってちょっとォ!!またこの格好ォ!?」

可可「可可は好きデスヨォ。グソクムシィ~♡」

すみれ「褒めてないでしょォ!」

親子連れの客が千砂都のキッチンカーに来て。

千砂都「あっ、いらっしゃ~い♡」

すみれ「アッ、ようこそォ~」

鬼塚姉妹は。

夏美「ジャーン!!ご好評につき、今年も新作スムージーがオニ登場!!!その名も・・・濃い抹茶!濃すぎて、最早茶葉スムージーですの~!」

冬毬「以前のたこ焼きスムージーよりはマシですが、その分、意外性も無くなりました」

※たこ焼きスムージーの詳細は下記にありますので、ご覧下さい。

 

gonmoku.hatenablog.com

夏美「フッフ~ン!そう言われるのは織り込み済み」

冬毬は茶葉スムージーを試飲。

冬毬「ウッ!これはァ!」

夏美「『最早茶葉スムージー』は栄養素も満点。高麗人参の中でも有効成分を多く含み、滋養強壮、虚弱体質などにも優れた・・・」

冬毬はキレて。

冬毬「姉者ァ・・・私は甘い飲み物好きなのですゥ」

夏美「そ、そうでしたのォ・・・」

そして、いよいよ決戦の時。対峙する両者。

ライブに来ている生徒達も落ち着かない様子。

それぞれ円陣を組んで。

かのん「いよいよだね」

ウィーン「勝つ!!」

冬毬「正々堂々と参りましょう」

かのん「真正面からぶつかって、悔いなく歌い切ろう!!!!!!Song for me!!」

千砂都「Song for you!!」

「Song for all!!!!!!!!!!!!」

Dazzling Game

歌詞(一番)

揺るぎない 不屈の精神 右に出るものはいないでしょ

切りこんでいく最前線 

自分の手で道 創るんだ! 

ハンパじゃない 勝ちたいってキモチ

スキルだって悪いけどホンモノ 青春は飾りじゃないよ

熱く 熱く 眩く燃やすのさ 

生きがピッタリの一体感 阿吽の呼吸が自慢だよ

みんなを信じ頂上へ 歩んできた道 大事にして!

できるできないよりも かけがえないストーリーがある

ぎゅっと 結びあった 手の中に答えはいつでもあった

君だけのその優しさを 君だけのその激しさを

掴んだらきっと最強になれる 

繋ぎあわせてみよう 君と僕の光るピース

今まで以上に彩られた未来 出会えるんだ

煌めきのパズルだね 胸が騒ぎ始めたよ

昨日の僕を越えて もっと輝いてみせるよ

君と今 ひとつになる

ここからが本当の始まり もう離れない

走り出そうぜ!

youtu.be

生徒達も大興奮!!

千砂都「3人共、凄かったよ!!!!」

恋「お互いに全力を出し合えた、素敵なステージでした」

ウィーン「恋先輩達も私には出来ないパフォーマンスを出してた」

きな子「ぶつかり合う中で」

四季「お互いを高め合えた」

すみれ「悔しいけど認めてあげるわ。あなたの実力」

かのん「良かったね!マルガレーテちゃん!!」

冬毬「こういう時は涙してもいいのですよ」

ウィーン「五月蝿いィ!!!!!」

お互いの健闘を称え合う両者。

そして、運命の結果発表。

ナナミ「それでは、結果を発表いたします!!!!」

ナナミ「投票結果は・・・」

ウィーン「んっ!!」

ナナミ「結果は・・・!!」

ナナミ「11人で地区大会に出場して下さい!!!!!!!!!!!!!!」

「エッ!?」

可可「11人でェ!?」

すみれ「どーゆ―事!?」

意外な結果にLiellaやトマカノーテは驚愕。

ナナミの隣にいるヤエが事情を説明。

ヤエ「みんなに署名して貰ったんだ。私達やっぱり11人のLiellaが見たい!!学校のみんなの気持ちは同じだった」

ヤエ「だから・・・Liellaは敵はもうお終い!!!!!!」

生徒達は歓声と拍手。

かのん「あっ、ちぃちゃん達、勝ったら私達にお願いがあるって」

千砂都「ああ!!」

夏美「勝負に負けた方は勝った方の言う事を一つ必ず聞く」

きな子「勝ち負けじゃなくなったっすど・・・」

四季「かのん先輩のお願いは何?」

かのん「私達は・・・勝ったら11人でラブライブに出たいって言うつもりだった」

千砂都「あっ、一緒だァ!!」

すみれ「私達もよ!!!」

かのん「ホント!?」

千砂都「では、改めまして!!!!!」

かのん「私達、結ヶ丘女子高等学校スクールアイドル!!!!!」

メンバー一人一人手を繋いで、すみれがウィーンにこう言った。

すみれ「手を出して」

ウィーン「ええ」

千砂都「せ~の!!!!」

「Liellaです!!!!!!!!!!!!!!!!!」

歓声は最後まで止まなかった。

こうしてトマカノーテの3人はLiellaの一員となり、Liellaとトマカノーテの戦いに幕を閉じ、Liellaでラブライブのエントリーをした。

今回はこれまでですが、

前置きですが、自分は感想を述べるのは苦手で、簡単に述べますね。

実質ラブライブ決勝ですね。途中衣装が変えるというのが今までにないパフォーマンスですね。6thライブも期待ですね。鬼塚姉妹の涙が自分も貰い泣きするところでした。3期も3分の2が終わり、残り4話、どんな展開が待っているのか期待したいと思います。

次回は「ザルツブルガー・ノッケルン」ですが、どうやらオーストリア料理のデザートだけど、マルガレーテちゃんとありあちゃんの料理対決かな?

最後は「結ヶ丘女子!恐怖の七不思議にLiellaが迫る!後編」というショートドラマです。漫画は「ちぃちゃん部長は有能です!」の作者、種田優太氏。

前編は下記の通りですが、時間に余裕があればご覧下さい。

 

gonmoku.hatenablog.com



ラブライブ!スーパースター!!TVアニメ3期8話 結ヶ丘VS結ヶ丘ー1

※ネタバレ注意!観てない人はスクロールしない様に!!

※随時、修正あり!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず恒例の前回のラブライブスーパースター。

担当・メイ

メイ「上海から戻ったLiella。マルガレーテと冬毬とは対立したままで・・・」

きな子「まだLiellaは完全体じゃなかったっすゥ!!!」

メイ「私達は本当に11人で歌いたいと思っている」

メイ「自分の立てた目標を超えずには前に進めない。そんな時・・・」

かのん「今こそ、二人の気持ちを、解放させる時がきたんだよ!!!私達3人で、全力でLiellaにぶつかろう!!!!!!」

メイ「間もなく訪れる学園祭にて、ラブライブの出場チームが決まる!!!!!!!」

アバン

朝、冬毬は起床し、着替えを終えて、自主トレ。

一方、姉の夏美は目が覚めて。

夏美「あ・・・ナッツゥ~」

とベッドから落ちて。

夏美「いかんですの!!」

と起床。

夏美は顔を洗いながら、戸が開く音がした。

夏美「ハァッ!」

冬毬が制服に着替えて歯磨きしていて、夏美は隠れる様にカニ歩き。

電車でも、夏美と冬毬は距離を置いて、気にしながら覗く夏美。

結ヶ丘に着き。矢張り、冬毬は後ろについている夏美が気になっている。

その頃、ウィーン・マルガレーテはスマホでLiellaの動画を観ていた。

ウィーン「Liella・・・私達は・・・勝つ!!!!!!!!」

一方かのんは登校中で何か気付いて。

かのん「アッ・・・?」

風の音に気付く。

Liella側は。

千砂都「負けないよ!!!!!!!」

Aパート

生徒達はラブライブ結ヶ丘女子代表決定戦のポスターを見て騒然となった。

「え~どーいう事ォ~?」

「うっそォ!!」

「二組が対決ゥ!?」

「どーなっちゃうのォ!?」

その様子を見に来たきな子。

きな子「はわァ~」

きな子は慌てて部室に戻り。

きな子「結局、対決するんすね・・・」

すみれ「学園祭でのライブで全てが決まる」

可可「ラブライブに出場できるのは一組だけ」

四季「千砂都先輩とかのん先輩が決めた事」

メイ「マルガレーテも冬毬も譲れない目標がある気持ちは分かるけどさァ・・・」

夏美はボーッとしている可可が気付いて。

可可「夏美?」

夏美「アッ、失礼しましたのですの。ちょっと考え事を・・・」

可可「今、大事な話をしてるんデスヨ?」

夏美「聞いてましたですの!冬毬達と戦う・・・ですのよね」

恋「上海で一緒にライブまで出来たのに・・・」

きな子「きな子達も負ける訳にはいかないっすし・・・」

理事長室では。

理事長「困った事になりました。生徒のみんなは二組のスクールアイドルに投票する事に、かなり、抵抗があるみたいです」

かのん「そうですか・・・」

千砂都「でも、私達一度、ぶつかり合わなきゃいけないんです」

どうやらLiellaとトマカノーテの対決は避けられない様だ。

理事長「生徒の中で一番多かったのは、同じ曲を上海の時の様に、二組で歌ってほしいという声でした」

かのん・千砂都「同じ曲?」

理事長「ただ、争うのではなく、結ヶ丘のスクールアイドルとして同じ条件で競い合ってほしい・・・と。そこで・・・」

トマカノーテの偵察にきた夏美。

ウィーン「何よォそれ!」

夏美「アッ!」

かのん「同じ歌をLiellaと私達で分けて歌う。そのライブの結果は生徒にみんなに決めて貰うの」

ウィーン「何だか、協力し合ってるみたじゃない?」

冬毬「悪くない提案だと思います。フェアなルールかと」

かのん「ちぃちゃんもパートで二組の歌い分けを作ってみようって」

冬毬「つまり、一番をLiellaが二番を私達が・・・みたいな事ですか?」

かのん「そそ!」

ウィーン「待ってよ!それにしたって歌う曲は何にするの?まさか、Liellaの曲を歌えって云うんじゃないでしょうね!!」

かのん「それなんだけど・・・せっかくの学園祭だから新曲を作りたくて!」

隠れて覗き見する夏美。

ウィーン「今から?」

冬毬「学園祭は再来週ですよ?時間がないのでは?」

ウィーン「しかも、誰が曲を作るの?」

冬毬「私達は三人しかいませんよ?」

かのん「だからお願いがあるの!!」

ウィーン・冬毬「え?」

Liella側も。

きな子「協力して作る?」

千砂都「各グループから二人ずつ参加してもらって、四人で曲を作る、それを2年のメンバーに頼みたいんだ」

きな子「きな子達っすか?」

千砂都「私達は今年で卒業。次を担うのはみんななんだから!」

四季「大役」

すみれ「あなた達なら大丈夫!!話し合いで決めてちょうだい」

突然の抜擢に2期生は不安でいっぱいだ。

きなこ「はわァ~誰が担当するっすか~!?」

メイ「きな子、作詞やってみろよ」

きな子「いやいや、畏れ多いっす!」

夏美「私ならやれる・・・私ならやれる・・・」

念仏の様にブツブツ言う夏美。

夏美「私ならやれる・・・私ならやれる・・・」

夏美「ナッツゥ~!!!」

「わァッ!!!」

夏美「やりますの」

すみれ「え?」

夏美「やってやりますの!!!!!」

メイ「夏美・・・」

すみれ「意外な展開ねェ」

夕方、音楽室にはウィーンと冬毬が座っていて、Liellaが来るのを待っていた。

ウィーン「何でこうなるの?」

冬毬「私が聞きたいです。待つのに性に合いません。帰ります」

冬毬はしびれを切らして立ち去ろうとしたが。

ウィーン「待ちなさいよ。曲作りはかのんに頼まれたんだから『下級生に任せたい』なら私達しかいないんだから」

冬毬「今なら、その話も無効に出来るかと。もう一度、かのん先輩と話してきます」

冬毬は音楽室を出ていこうとするが、ウィーンが釘を刺す言葉が。

ウィーン「もしかしてLiella側にお姉さんが来るかもって思ってる?」

冬毬「ウッ・・・それは・・・」

図星である。すると戸が開く音がして、Liella側はメイと夏美が代表として来た。そしてミーティング。

メイ「よろしく頼む」

ウィーン「あなた達がLiellaの代表?」

夏美「そうですの」

ウィーン「頼りない組み合わせねェ」

メイ「何とでも言えばいいさ」

冬毬「仕方ありません。時間もないですし、全てを決めていきましょう。では、まず・・・」

本題に入る4人。
メイ「その前に一つだけ。ここに来る前にLiellaみんなで話し合ってきたんだ」

ウィーン「何よォ」

メイ「ルールを作りたい。今回の対決に負けたチームは、勝ったチームのお願いを一つ、必ず聞く」

冬毬「一つ・・・」

ウィーン「何それェ。ペナルティー?」

メイ「そんなんじゃない。前向きな気持ちで出したアイデアさ。勝った方の願いが一つだけ叶う。ただ、それだけだよ。不公平じゃないだろ?」

ウィーン・冬毬「あ・・・」

ウィーン「いいわよ!」

メイ「決まりだな!!!じゃあ曲作りを始めよう!!必ず勝って、3人にお願いを聞いて貰わなきゃ!!」

ウィーン「それはこっちの台詞よ!!!!」

ウィーン「フフッ、あと曲だったら・・・」

ウィーンはスマホで、曲を聴かせ、ロック調の曲だった。

聴いたメイと夏美はたまげた様な顔だった。

夏美「これは・・・」

ウィーン「時間がないと思って、先に作ってきたの。カッコイイでしょォ?」

メイ「確かにカッコイイ」

ウィーン「でしょォ?ラブライブの東京大会に出た時は、この曲を歌おうかと思ってたくらいよ」

自慢するウィーン。

メイ「すまん!!!!」

ウィーン「ああッ!?」

メイ「ウッ・・・これはスクールアイドル向きじゃない気がする」

ウィーン「何ですってェ!!!!!?????」

メイ「ほら!ラブライブはスクールアイドルの祭典だろ?やっぱり曲にもちゃんとスクールアイドルの愛が溢れていないと!!!」

ウィーン「嫌よ!!!!折角、新たに曲を作るんだから!!!今までにない様なものにしたい!!!!」

メイ「だからって、何でもいいって事にはならないだろ!!!!!!!」

早くも険悪ムードの二人。それを尻目に冬毬はこう言った。

冬毬「だったら、持ち寄ればいいだけの事ではァ?」

メイ・ウィーン「ん?」

冬毬「それぞれが歌詞と曲を持ち寄せて、各グループの部長ないしはリーダー的存在の人に、一番いいと思ったものを選んで貰う。公平かつ、クオリティーも担保されるかと」

ウィーン「まァ、それなら・・・ウチのグループならかのんって事よねェ」

冬毬「異論がなければ、そういう事で」

そして、沈黙を守り続けた夏美が喋り始めた。

夏美「待って!」

冬毬「ん?」

夏美「ここに4人が集められたのは、どちらのグループも納得出来る曲にする為。それを決めるには矢張り、もっと、お互いに話し合った方がいいのでは?」

冬毬「必要ないと思います」

反論する冬毬。それを聞いた夏美は腹立たしい表情で。

夏美「あっそう!!」

結局、ミーティングは結論が出さないまま決裂。

きな子「じゃあ、結局、何も決まらないまま?」

メイ「参ったよォ。冬毬もマルガレーテも頑固だし、夏美も不機嫌になるし・・・」

きな子「このままだと、バラバラに曲作りするんすか?」

メイ「かもなァ~」

四季「夏美ちゃんは?」

きな子「帰っちゃったっす」

メイ「先輩に頼る訳にはいかないし、明日、又3人と話し掛けてみるよ」

きな子「うう~かのん先輩助けてほしいっすゥ~」

嘆くきな子。

メイ「すみれ先輩に聞かれたら甘えるなって怒られるぞ」

きな子「だってェ~ううゥ~」

二人の話を聞いた四季は口を開いた。

四季「行こう。夏美ちゃんと冬毬ちゃんが仲良しに戻らないと、いい曲はきっと完成しない」

メイ「四季・・・」

四季は曲作りより、鬼塚姉妹を仲直りする事が先決だと提案。

その頃、鬼塚姉妹の家では。

夏美「冬毬」

冬毬「今、曲作りにあたってのリサーチ中です。お引き取り下さい」

夏美「あの・・・部屋で待ってるから」

冬毬「用件は後日にお願いします」

鬼塚姉妹の様子を見にきた、きな子、メイ、四季。

きな子「部屋の電気、点いてるっす」

夏美「はァ・・・まだまだ近くて遠いって感じですの。はァ~」

すると玄関のチャイムが鳴り。

冬毬も気付いて。

戸を開ける夏美。メイ達だった。

夏美「みんな!どうしてここに!!」

四季「話がある」

夏美「え?」

ー2につづく

 

ラブライブ!スーパースター!!TVアニメ3期7話 Liella!に勝つためにー2

※ネタバレ注意!観てない人はスクロールしない様に!!

※修正あり!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Bパート

Liella側はトマカノーテの3人がお泊り会をするという話を聞いて。

きな子「3人でお泊り会?」

可可「何て楽しそうなイベント!」

千砂都「かのんちゃん、二人とちゃんと話す機会作ろうって思ったんだろうなァ」

メイ「かのん先輩なら、日足の心に寄り添って解決策を見つけてくれそうだ」

すみれ「そんな事・・・まァ、あるっちゃあるか」

恋「二人の気持ちが少しでも変わるといいのですが・・・」

千砂都「いつかは11人に・・・でも、今は急がず焦らず、あの二人の気持ちも大事にしていこ?さァ、練習!!」

その頃トマカノーテ側は、冬毬が来て。

かのん「いらっしゃ~い♡」

冬毬「お邪魔します」

かのん「遠慮しないで~」

ウィーン「狭い所だけど」

ありあ「言うねェ」

冬毬「お世話になります」

ありあ「私と同じ年とは思えないくらい大人な雰囲気・・・」

かのん「フフッ、素敵な娘でしょォ?」

それからかのんがジュースを持って部屋に入って。

かのん「お待たせ~」

ウィーン「かのん、何とかしてあげて」

何故か冬毬が動揺して。

冬毬「あああ・・・ななな・・・な・・・な・・・なななな・・・」

かのん「ん?なななななァ?」

冬毬「ななな・・・な・・・7巻がない!!!」

かのん「どうしたのォ?」

冬毬「いえ・・・これの7巻はどこに?」

かのん「え?どこだろ」

冬毬「よく、それで落ち着いていられますねェ。信じられません!」

冬毬の両手に持っているのは「エスプレッソ侍 珈琲で御座ろう」というコミックスで、その7巻がないと慌てているのだ。

冬毬「近くに本屋ありましたね。7巻買ってきます」

かのん「いいよォ~探しておくから」

ウィーン「私の部屋には来ない方がいいわね。かのんのお父さんの本棚。もっと雑然としてるから」

冬毬が探していたエスプレッソ侍 珈琲で御座ろうの7巻がウィーンがさっきまで読んでいたのだ。

冬毬「アッ!」

かのん「アハハハ・・・」

3人はたこ焼きを焼きながら、たこ焼きパーティ(タコパ)。

ウィーン「家でたこ焼き・・・?」

かのん「マルガレーテちゃん、タコパ初めて?」

ウィーン「買って食べる事はあるけど」

冬毬「ところでェ・・・何なのです?この格好ォ」

ウィーン「私が聞きたいわよォ」

かのん「上海のお土産!楽しくなれるでしょォ?」

その上海のお土産はかのんは龍(?)、冬毬はパンダ、ウィーンは狼(?)の着ぐるみを着ていた。

冬毬「アグリーしかねます」

3人はたこ焼きを完食し。

「御馳走さまでしたァ~」

かのんがラテアートを持ってきて。

かのん「どうぞ~」

冬毬「いただきます」

冬毬「美味しい・・・」

かのん「冬毬ちゃんの好きな焼き芋も準備してるからね」

冬毬「お芋・・・用件を話して頂けますか?」

かのん「用件?」

冬毬「用件があるから呼び出したんですよね?」

かのん「う~ん・・・とりあえずカフェオレ飲まない?」

冬毬「Liellaと一緒になった方がいいという話ですか?」

かのん「違うよ。折角3人で同じグループになって、上海まで一緒に行ったのに、お互いの事を全然話せてこなかったから」

かのん「二人の事、もっと知りたくなって」

冬毬「コミュニケーションをとりたいと」

かのん「そうそうそうそう!!上海であんなにいいパフォーマンスが何故11人で出来たのか分かる?」

かのん「きっとね、あの瞬間は、みんなが同じ目標に向かって手を取り合えてた。ひとつになれたと思うの」

冬毬「ふむ」

かのん「つまり・・・こうやって学校以外でも、お喋りする事は無駄じゃなくって、いいパフォーマンスをする為に必要な事である!・・・とかのん先輩が思ったんです!!」

ウィーンはコーヒーを飲んで舌に火傷したらしい。

ウィーン「あちち!はァ、はァ、はァ・・・」

かのん「ゴメン、マルガレーテちゃんにはちょっと熱かったねェ」

ウィーン「熱いのが嫌いじゃないの。ちょっと猫舌なだけ」

かのん「えへへ、冬毬ちゃんは甘いの好き?」

冬毬「大好きです」

かのん「お砂糖あるよ」

かのんは冬毬のコーヒーに角砂糖を3つ入れて、飲んでみた。

冬毬「わァ!」

かのん「甘い方が空きなんて意外」

冬毬「そうですか?」

かのん「ストイックなイメージだったから」

冬毬「体型維持の為、普段はセーブしています」

ウィーン「アッチ!でも、アツアツっていい・・・」

かのん「そうだ!ウチ、コノハズク飼ってるんだァ~」

かのん「冬毬ちゃんの好きな生き物は何?」

冬毬「え・・・う・・・クラゲ」

ウィーン「クラゲってジェリーフィッシュ?気持ち悪くない?」

冬毬「そんな事はありません!!!あんなに可愛くて、癒される生き物、他に存在しません!!!!毎日、寝る前に必ず見ています」

かのん「飼ってるんだ・・・」

冬毬「はい」

かのん「ほら、話してみないと分からない事、いっぱいあるでしょ?」

冬毬「って、私の話は必要ありません!!」

かのん「そんな事ないよ。すっごく大事!冬毬ちゃんの事、もっと知りたい!!」

冬毬「先輩・・・」

その時かのんママの声が。

かのんママ「焼けたわよ~!焼き芋~!」

ウィーン「私も食べてみたかったの」

かのん「行こ!」

3人は外に出てお散歩。

かのん「ん~今日は涼しいねェ」

ウィーン「何で散歩?見慣れた景色じゃない」

かのん「3人で夜歩くなんて、滅多にないでしょォ?」

ウィーン「まあ、それは・・・」

かのん「折角、一緒にいるんだし腹ごなしも兼ねてね♡」

3人は渋谷に来て。

冬毬「賑やかですね。私の家のある町(茨城・牛久)だと

、この時間は殆どいません」

かのん「静かなのもいいよォ~私、ずっとこの街で暮らしてきたから憧れるなァ」

冬毬「確かに静かなところではありますね」

3人は渋谷駅のハチ公口のスクランブル交差点に来て。

ウィーン「ここって・・・」

かのん「去年歌ったよね」

冬毬「過去の記録を観ました。お二人が対決されていましたね」

かのん「うん、東京大会でお互い競い合って、私達にLiellaが決勝に・・・」

ウィーン「フン!!」

かのん「ハハァ・・・」

当時ソロアイドルだったウィーンは結果に納得出来なく、暴言を吐き、批判が殺到したという大会でもあり、ウィーンにとって黒歴史である。

大型ビジョンにはLiellaの動画が映し出された。

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かのん「冬毬ちゃんもずっと夏美ちゃんの事、気にかけてる」

かのん「また夏美ちゃんが、傷ついて終わるんじゃないかって、同じ事になっちゃうんじゃないかって・・・」

冬毬「はい・・・」

かのん「上海に行って、素敵なライブが出来て思った。今こそ、二人の気持ちを、解放させる時が来たんだよ」

冬毬「解放?とういう事でしょうか?」

かのん「上海でのライブは心が震える程に感動した。でもね・・・今もまだ、二人の気持ちは昔と変わらず宙ぶらりんのまま」

渋谷のスクランブル交差点の周りに巨大モニタが冬毬やウィーンの映像が映し出された。

冬毬「私は姉者を敵だと思っていません。ただ、夢を中途半端に追いかけてほしくない。姉者の悲しむ姿はもう見たくないですから!!!」

ウィーン「私はLiellaに勝ちたい!それだけよ!!!」

かのん「私ね、3人で練習して思った。マルガレーテちゃんも冬毬ちゃんも真剣だって。それはマルガレーテちゃんは本気でLiellaに勝ちたいから。冬毬ちゃんは夏美ちゃんの気持ちを確かめたいから。今こそ、私達3人で、全力でLiellaにぶつかろう!!!!!!」

ウィーン「ええ、望むところよ!!!」

冬毬「アグリーです!!!」

3人は改めてLiellaに挑むと決意したのだった。

数日後、理事長室で。

理事長「予定通り、対決するという事ですね?」

かのん・千砂都「はい!!」

夕方、神社でひぐらしの鳴き声がこだまするなか、冬毬は準備体操をしながら、ウィーンが冬毬のところに。

ウィーン「かのんは?」

冬毬「まだ学校かと」

ウィーン「本当に対決するって言いに行ったのォ?」

冬毬「マルガレーテはかのん先輩が私達とグループを作った時、どう思いましたか?」

ウィーン「どう思うって・・・?」

冬毬「私はLiellaの為だと思っていました。Liellaを成長させる為に、自分達がライバルになるのではないかと。でも先輩は本当に私達の事を考えてくれていたんですね。私達の気持ちをちゃんと大事にしてくれました」

ウィーン「お人好しなだけかもよォ?」

冬毬「でも・・・そのせいで先輩はもうLiellaには・・・」

ウィーン「だから勝つの」

冬毬「エッ?」

ウィーン「私達3人でLiellaに勝って、そして・・・」

ウィーンは冬毬の耳にひそひそ話をした。

冬毬「あ・・・アグリーです」

かのんが来て。

かのん「お待たせ~」

ウィーン「話しておきたい事があるんだけど」

冬毬「大事な話です」

かのんは恐怖に慄いて。

かのん「何!?やだ!!怖いィ!!!」

ウィーン「悪い話じゃないわよ」

かのん「本当に~!?」

ウィーンと冬毬はかのんにひそひそ話。

話を聞いたかのんは。

かのん「あ・・・!うん!いいと思う!!!」

冬毬「良かったです」

かのん「私は賛成!!二人共、いっぱい考えてくれてたんだね!!」

そして。

ウィーン「さあ、行くわよ!!!!Liellaに勝つんでしょ?」

冬毬「Liellaに勝って、そして・・・」

かのん「うん!レッツゴー!!トマカノーテ!!!!!!」

ウィーン「その名前、何とかならないィ?」

冬毬「私は嫌いではありません」

かのん「フフッ、ありがとうね!!」

ランニングを始めた3人。

そして神社にある絵馬が飾っている絵馬掛けには

「Liellaが11人になります様に」と文字が書かれてた絵馬が飾っていた。

今回はここまでですが、3期も後半に入りラブライブがメインになるかと思いますが、ウィーンちゃん、徐々にだけどLiella対する敵対心が薄らいできましたね。口ではああ言ってますけど。お泊り会とは女の子の遊びでもいえますね。最後のひそひそ話が気になりますが。

次回は「結ヶ丘VS結ヶ丘」ですが、ラブライブのエントリーにかけて、Liellaとトマカノーテの最終決戦だけど、という事は新曲が2曲出る事になると思うけど、最後に笑うのはどっちだ!?

最後は「歌声が響く中で」というショートドラマ。

出演はLiella全員。

きな子「今日はLiellaのみんなで、ピクニックに来たっすよ~」

四季「きな子ちゃん、何持ってきたの?」

きな子「きな子特製サンドっす!!」

ウィーンはきな子の特製サンドをご賞味。

ウィーン「はむ♡ん!美味しい!!やるじゃない!」

メイ「オイ!少しは遠慮しろよ」

ウィーン「私だって、お菓子作ってきたんだからいいでしょォ?」

恋「まァ、スイートポテトですね」

冬毬「ビタミンCとビタミンE、食物繊維を含む合理的なチョイスです」

恋「かのんさんギターを持ってきたんですね」

可可「かのんの弾き語り、聴きたいデスゥ~」

メイ「私も聴きたい!」

かのん「じゃあ、この辺りで一曲・・・」

きな子「あ、あの!きな子、かのん先輩と歌いたいっす!!」

千砂都「きな子ちゃん!よく言った!!」

夏美「待ってました~ですのォ!」

すみれ「かのん、可愛い後輩のお願い、聞いてあげなさい」

かのん「もーみんな勝手に盛り上がってェ・・・」

きな子「駄目っすか?」

かのん「ううん、全然!私達の歌、この公園に響かせよう!!」

きな子「はいっす!!」

 

 

ラブライブ!スーパースター!!TVアニメ3期7話 Liella!に勝つためにー1

※ネタバレ注意!観てない人はスクロールしない様に!!

※随時、修正あり!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは恒例の前回のラブライブスーパースター。

担当・可可

可可「上海のスクールアイドルフェスに出場する事になったLiella」

可可「進路に迷う可可は」

可可「進学しようと思ってイマス」

すみれ「私は見たいわ!可可がステージに立ち続ける姿を!!!」

可可「可可は上海でホントの気持ちに気付けたのデス!!!!!」

アバン

夏休みが終わり、今日から新学期。

生徒の間では上海フェスの話が話題になっている様だ。

「観た?Liellaの上海の動画!」

「観た観た私、感動して泣いちゃったよ~」

その頃ウィーンは上海フェスの動画を観て。

ウィーン「あの時・・・私が感じたのは・・・」

ウィーンから少し離れた場所に冬毬がいて、振り付けの練習。

ウィーン「おはよ」

冬毬「お、おはようございます」

ウィーン「今の上海ライブの振り付けよね」

冬毬「いえ、単なるイメトレです。では」

ウィーン「相変わらずねェ」

そしてウィーンは2期生に捕まり。

きな子「マルガレーテちゃ~ん!久し振りっす!!」

四季「上海以来」

メイ「よォ!!」

ウィーン「フン!馴れ馴れしくしないで!!!!」

きな子「あれェ?」

メイ「ったく、変わんねーなァ」

ウィーンは歩きながら。

ウィーン「私は・・・」

ウィーン「私は・・・」

ウィーン「私はLiellaに勝つんだから!!!!!!!」

今でも打倒Liellaに燃えているウィーンだった。

Aパート

部室では可可が嬉しそうに太鼓を叩いていた。

可可「今年も来ましたァ~!!!ラブライブデスゥ!!!ドドドドン!!!!!フゥ~!!!!!!」

恋「もう、そんな季節ですか」

可可「ん?」

千砂都「早いねェ、1年」

すみれ「本当よねェ~」

可可以外、消息的。

可可「そのリアクションの薄さは何デスカァ!?ラブライブデスヨォ!!!!」

可可「遂に今年も開催される事になったのデスヨォ~!!」

きな子「四季ちゃん、グミ食べるっすかァ?」

四季「頂く」

夏美「よっしゃァ!!動画編集完了ォ~!!」

可可「はァ・・・何故にィ・・・」

メイ「遂に今年も来るんだなァ!!」

可可「ハァッ!!コレデスゥ!!このリアクションが正しいリアクションデスゥ!!!」

千砂都「と言ってもねェ・・・」

恋「開催の知らせはいつも落ち着いた感じでしたから」

すみれ「毎年、新鮮に喜べる、あなたが羨ましいわ」

可可「何を言ってるのデスカァ!!興奮して当然デス!違いマスカァ!?」

千砂都「それは勿論」

可可「え?」

恋「わたくし達、3年生にとっては最後のラブライブですし、興奮しています」

すみれ「ギャラクシーな有終の美を飾らないとねェ」

そう、すみれ達1期生は最後のラブライブで、気合いは入っているらしい。
夏美「出場したあとの事を考えているから冷静でいるだけですの」

きな子「当然目指すは優勝っす!!連覇っす!!!!」

四季「Me too.」

可可「はァ~みんなァ・・・」

きな子「ういっす!!じゃあ練習前に改めて、みんなで気合い入れるっす!!!」

きな子「まずは地区予選、絶対突破するっす~!・・・あれェ?」

すみれ「その前に、大問題があるったらあるでしょ?」

きな子「大問題?」

すみれ「よく見なさい。今この部屋には何人いる?」

きな子「えっと~1、2、3、4、5、6、7、8・・・8人っス!!!」

きな子「あとかのん先輩とマルガレーテちゃんと冬毬ちゃんが来れば・・・」

四季「来れば?」

きな子「あァ~!!!!!!!!!!!!!!!」

そう、トマカノーテの3人とはライバル関係である。

きな子「まだLiellaは完全体じゃなかったっす!!!」

可可「そーデシタァ・・・」

メイ「うゥ・・・」

きな子「そうっすよォ!!あれが『The Liella』っす!!!!11人で結ヶ丘女子スクールアイドル『Liella』!!!!」

すみれはきな子の頭にチョップ!

すみれ「うっ。そう簡単じゃないの!」

メイ「それで3人から、あの後、連絡は無かったのか?」

千砂都「かのんちゃんとは時々。さっき理事長に呼ばれたんだ」

かのんと千砂都は理事長に呼ばれて。

理事長「お互い事情があって、今、2つのグループになっているのは理解しています」

理事長「ですが、ラブライブにエントリーできるのは一組だけ。幾ら頑張ったしても。もう一組はラブライブに参加出来ません」

千砂都「はい」

つまりラブライブにエントリーするには学校からたった1グループしかエントリー出来ないルールとなっている。

理事長「来月の学園祭にて、結ヶ丘のスクールアイドル代表戦を開きます。心の準備を・・・」

千砂都「・・・はい」

理事長「11人が一緒になって欲しいという声も多い様です」

対談は終わり。

夏美「かのん先輩の動向が気になりますの」

メイ「そうだな。ちょっと、覗きに行ってみるか?」

四季は不敵な笑みで。

四季「フフッ、偵察ゥ♡」

※四季ちゃん、あぶねーなァ・・・

トマカノーテの偵察に来た2期生だが、かのんの姿がいなかった。

夏美「おや?かのん先輩がいないですの」

きな子「遅れているんすかねェ?」

四季のスマホから振動音が。

四季「今日は帰ったみたい。かのん先輩。家の水道が壊れたらしく帰宅」

夏美「ええ?では今は二人だけ?」

再び四季のスマホから振動音が。

四季「今度はすみれ先輩から」

四季「上手くやって、解決ギャラクシーよ」

夏美「何が解決ギャラクシーですの!!!無茶なァ!!!!あの二人ですのよォ!?そんな簡単な訳・・・」

メイ「あ・・・」

するとウィーンと冬毬に動きがあった様だ。二人はランニングを始まろうとしている。

四季「アッ、行っちゃう」

きな子「マズいっす!!!」

メイ「ここは夏美だろォ?」

夏美「はァ~!?」

きな子「冬毬ちゃんと姉妹じゃないっすかァ!!」

夏美を睨み付けるメイときな子。

夏美「えええ~で、でもォ、姉妹だからこそ複雑な部分もありましてェ」

メイときな子は何らかの道具を持って、夏美の腹、膝、肘に装着した。夏美の身体が勝手に動き始めた。

夏美「アッ!わ、わ、わわわわっわァ!!!!!」

ダッシュ

四季「Go!!!!」

夏美「のわああああああァァァ!!!!!!!」

どうやら四季が発明したランニングマシーンだ。

※2期6話もそんなのがあったな~

 

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ダッシュしながら、二人を追い越した夏美。

四季「行き過ぎ」

今度は後退。

夏美「うわァァァァァ!!!!!!」

四季「修正」

夏美「ぬわあああああァァァ!!!!!!」

※四季ちゃん遊んでない?

やっと止まって、二人の所に。

夏美「ナッツゥ!や、やあですのォ・・・」

ウィーン「何よォ」

睨み付ける。

夏美「ええと・・・そのですね・・・さ、さよならァ~」

と再び後退。

四季「Again」

夏美「ナッツゥー!?」

再び二人の所に。

冬毬「想像するに一緒になれないかという相談ではないかと」

ウィーン「ハッ!」

夏美「え、ええとォ・・・まあァ・・・」

ウィーン「何なのよ!ハッキリしないわねェ。私達ランニング行きたいんだけどォ」

夏美「え、ええとつまりですの・・・その・・・君達!!」

ウィーン・冬毬「ん?」

夏美は何故か演説が始まり。

夏美「これまでも青春の光を追いかけてきて、きっと、沢山の涙と汗を流してきた事だろう!今こそ!我々と一緒にラブライブという最高の光を~!!!」

夏美「共に追いかけて・・・みないかァ~!!!!!!!!」

そう言いながら、夏美が装備しているランニングマシーンが外れてしまった。

夏美「ですのォ」

木に隠れていたメイ達は。

メイ「夏美では力不足だったかァ・・・」

夏美「やらせたのはあなた達ですのォ!!!!!!」

ウィーン「な~んだァ、あなた達もいたのね。何の用?」

メイ「どう思ってるのか確認したい」

きな子「上海で一緒に歌って、気持ち変わったりしてないっすか?なんて・・・」

四季「私達は一緒に歌って、とても楽しかった」

メイ「今まで9人が全てだと思ってたけど、あのライブにはもっと大きな広がりがあった。11人の力があれば、もっともっと凄い事が出来るんじゃないかって・・・」

ウィーン「それは・・・」

冬毬「アグリーしかねます」

夏美「冬毬・・・」

冬毬「私の目的は姉者の言葉が本当かどうか確かめる事。その一点のみ」

回想 3期4話でラストの場面で。

夏美(私の笑顔を好きと言ってくれて、落ち込む時や傷つく時があったとしても、本当に楽しいって思える笑顔。マニーよりももっともっと素敵な最高の笑顔になれる日が来ると信じているの)

 

gonmoku.hatenablog.com回想が終わり。

冬毬「姉者が生半可な気持ちでない事を、この目で確かめたい。今、慣れ合って一つになる事を私はベストだとは思いません」

冬毬「マルガレーテはどうかは分かりませんが」

ウィーン「わ、私はLiellaを倒して、お姉さま達に認めて貰わなきゃいけないんだから!!!」

二人は打倒Liellaを諦めていない様だ。

ウィーン「Liellaは敵なのよ!!!!」

きな子「やっぱり、そうっすよね・・・」

メイ「でも、信じてくれ。私達は本当に11人で歌いたいと思っている。その気持ちは嘘じゃない」

ウィーン「分かったわよ」

2期生は別れて、きな子は振り返り、二人を見つめがら去っていった。

冬毬「まったくゥ・・・いいのですか?まだ返事の変更は間に合うかと」

ウィーン「冬毬だってLiellaに入る気はないんでしょォ?敵なんだから当然よ!!!!」

その頃、かのんは店で水道の水漏れ修理中だった。

かのん「よよよよ・・・よ・・・よ・・・よっしゃァ!水漏れ止まったァ~」

ありあ「ナイス、お姉ちゃん!!!」

かのん「任せて!!・・・って何で私がやってるのォ!?」

ありあ「私、文系だからァ」

かのん「関係あるゥ!?」

かのん「あ~いつもこういうの、お父さんがやってくれてたんだなァ」

※自分で修理すると、漏電といったトラブルのリスクが高いので、プロの業者に連絡しましょう。修理代ケチケチすんなよw

かのんママ「私もこういうの苦手で・・・ありがとねかのん!!」

かのん「美味しい夜ご飯、期待してま~す♡」

ドアが開く音がして、それはウィーンが帰ってきた様だった。

かのん「アッ、おかえり!ゴメンね、今日練習抜けちゃって」

ウィーン「構わないわ」

かのん「ありゃ。ご機嫌斜めェ?」

鬼塚姉妹の家では、夏美が冬毬に相談しようとしたが。

夏美「冬毬」

冬毬「はい」

夏美「少し話が・・・」

冬毬「今宿題やっているところです。後にして下さい」

夏美「そう・・・」

夏美は自分の部屋に戻っていった。

冬毬は飼っているクラゲを眺めていた。

ウィーンはスマホで上海フェスでLiellaとトマカノーテの合同ライブの動画を観ていた。

するとノックの音がして。

かのん「ちょっといい?」

ウィーン「何よ」

かのん「お父さんから調べ物頼まれちゃって」

ウィーンはスマホを隠し。

ウィーン「どうぞ」

かのんは入り。

かのん「ゴメンね。確かここら辺の本の事を言ってるんだと思うんだけど・・・」

ウィーン「早くしてよね」

かのん「マルガレーテちゃん、Liellaに誘われたんだって?」

ウィーン「千砂都先輩から聞いたの?分かってる思うけど、私はLiellaと一緒にならない。私の目的は・・・」

かのん「Liellaを倒して、ラブライブで優勝でしょォ?」

ウィーン「フンッ!!」

かのん「あった!多分コレだ。では~」

ウィーン「ちょっと。かのんはそれでいいと思ってるの?」

かのん「何で?ねえ、マルガレーテちゃん」

ウィーン「何よ」

かのんはウィーンの隣に座り。

かのん「今度、冬毬ちゃんを家に呼んでみない?」

ウィーン「はァ?」

かのん「例えば・・・お泊り会とか」

ウィーン「何を急に・・・」

かのん「フフッ。上海で言えなかった事も、沢山あるだろうし、一度ゆっくり私達だけで、お話ししてみようよ!!不器用な者同士で」

ウィーン「フンッ!別にいいけど!!!」

ー2につづく

ラブライブ!スーパースター!!TVアニメ3期6話 タカラモノー2

※ネタバレ注意!観てない人はスクロールしない様に!!

※随時、修正あり!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、上海フェスの朝を迎え、可可は夢を見た。

可可が日本に向かう直前の頃だった。

心配そうに可可の部屋に向かう。萌萌。

目が覚めて、制服を着替え、部屋を出た可可。そこには萌萌が待っていた。

そして夜、会場にはギャラリーで満員だった。

別の場所では可可を乗せた車が到着した。

車から降りる直前、可可は両親に向かってこう言った。

可可「バーバ(パパ)、マーマ(ママ)」

隣に座っていた萌萌は驚いて。

萌萌「可可!?」

可可が車から降りて、走りながら会場へ向かった。

その頃、トマカノーテの3人はクルーザーで上海フェスのスペシャルステージを見て。

かのん「わァ!!」

ウィーン「ワオォ・・・」

かのん「頑張れ、可可ちゃ~ん!みんな!!」

ウィーン「まったくゥ・・・何で私がここにィ?」

冬毬「帰りますかァ?」

ウィーン「フンッ、それこそ・・・」

ウィーン「上海まで来た意味ないじゃないィ!!!!!!!」

ウィーンの両手にはブレードを持っていた。

かのん「持ってきてたのォ?」

ウィーン「昨日買ったわァ」

応援する気充分!!

冬毬「Liellaは敵ではァ?」

ウィーン「フンッ」

その頃、可可はメンバーと合流。

可可「お待たせしマシタ!!!」

千砂都「いよいよだね!!」

恋「上海フェスのスペシャルステージ」

夏美「最高に盛り上がってますの!!」

可可「全力で頑張りましょう!!!」

千砂都「さあ、着替えに行こう!」

可可とすみれ以外は更衣室に向かった。

すみれ「もっと笑って」

可可「え?」

すみれ「笑顔、硬過ぎるわよ」

可可「集中してるだけデス」

すみれ「北京の大学、行くの?」

可可「エッ・・・何で?」

すみれ「かのんと学校で話しているところ見てたの」

可可「自分で決めた事デス。ほっといて下サイ」

すみれ「ふ~ん、まァ可可がいいならいいけど」

可可「いいんデス!!」

すみれ「私は見たいわ!!!可可がステージに立ち続ける姿を!!!!」

可可「あ・・・」

その頃、トマカノーテは今かと開演を待ちながら待機しているところを萌萌が来て。

萌萌「かのんちゃん!!」

かのん「どうしたんですか?」

萌萌「可可ちゃん、大学に進学するって両親に伝えたの!!!!!!」

かのん「エッ・・・」

萌萌「折角、好きな事と出会えたのに・・・どうして・・・」

話を聞いたかのんは大急ぎで可可の所へ向かった。

萌萌「かのんちゃん!?」

可可は落ち込みながらベンチに座って、さっきすみれが言った脳裏から浮かんだ。

すみれ(私は見たいわ!!!可可がステージに立ち続ける姿を!!!!)

かのんが来て。

かのん「可可ちゃん!!」

可可「あ・・・かのん・・・」

かのん「いいの?」

可可「え・・・」

かのん「進路、本当にいいの?」

可可「この前、話したデショ?もう決めたんデス!!!」

一度決めた以上、覆す事が出来ないという可可の決心は固いのだろう。

かのん「可可ちゃん!自分に嘘ついてるよ!!!!!」

可可「あっ・・・五月蝿いデス!!!かのんなら分かってくれると思ってたのに・・・」

かのん「可可ちゃん」

かのん「好きな事に頑張る事にお終いなんてあるの?」

可可「あ・・・それって」

以前、結ヶ丘開校直後、かのんが推薦に落ちて、夢はお終いと聞いて、可可が発した言葉である。今回は逆の立場だ。

※詳細は1期1話の「まだ名もないキモチー1」にて

 

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かのん「可可ちゃんが私に教えてくれた、私の宝物にしている言葉!!!!!」

かのん「可可ちゃんが自分に嘘を吐(つ)く姿なんて、私、見たくない!!!!!!!!!」

かのん「私は卒業したら、ウィーンに歌を勉強しに行く。だから、可可ちゃんも真っ直ぐ突き進んでほしいよ!!!!」

可可「かのん・・・」

※それでこそ主人公だよ!!
可可「うっ・・・うっ・・・」

再び嗚咽する可可。

かのん「そんな顔じゃ、ステージ立てないよ?」

可可「かのんのせいデス・・・」

かのん「ゴメン」

かのん「私、やる。可可ちゃんが、一番祝福される状況を私が作る。だから泣かないで!!!!」

かのん「待ってるから!!!」

かのんは去って行った。

かのん「マルガレーテちゃん!!冬毬ちゃん!!やろう!!私達に今出来る事!!!!!」

ウィーンは面倒くさそうな表情で。

ウィーン「面倒はゴメンよォ」

本番前のLiella。

千砂都「ふゥ・・・」

恋「いよいよですね」

すみれ「可可を呼んでくるわ」

千砂都「お願い」

すると走ってくる足音がして。

かのん「ちぃちゃん!!」

千砂都「かのんちゃん!!」

かのん「ちょっと、ステージ借りま~すゥ!!!!」

会場は興奮と歓声が最高潮に迫った。そしてトマカノーテの3人がステージに来て。

かのん「こんにちは~!!!!日本からやって来ましたトマカノーテで~す!!!!」

トマカノーテは前座として出演。

かのん「Liellaのステージまで少し時間があります。そこで皆さんにお願い事を一つ!いいですかァ~?」

※日本語分かるのかなァ?

かのん「皆さんに可可ちゃんを大声で呼んで貰いたいんです!!!」

かのん「上海は可可ちゃんの故郷!!」

可可「アッ・・・」

かのん「皆さんの声で、このステージに呼んで欲しいんです!!!いいですか!?」

可可は慌ててステージに向かった。

かのん「せ~の!!!」

「唐可可!!!!!!!!」

トマカノーテ「謝謝!!」

かのん「ありがとうございました!!!!!」

ウィーン「私達のステージも今度観てよね!!」

きな子「かのん先輩達が盛り上がってくれてるっす」

夏美「私達も続きますの!!」

千砂都「ねェみんな?」

「ん」

千砂都「今日だけは特別!!」

きな子「え?」

千砂都「かのんちゃんと一緒にライブしない?」

恋「ええ!?」

メイ「待て待て!!相手はライバルだぞ!!!心の準備が・・・」

突然のサプライズに戸惑うLiella。

千砂都は笑顔で。

千砂都「フフフッ、だって今、私達、上海にいるんだよォ?」

千砂都は今回、ライバル意識を捨てて、合同ライブする考えだ。ステージではトマカノーテは手を振りながら、突如、千砂都がかのんに抱き着いた!!

千砂都「かのんちゃ~ん♡」

かのん「うわァ!!!!」

千砂都「一緒に歌おう!!」

かのん「でも、私達・・・」

千砂都「最高の瞬間を!!!!」

すみれ「結ヶ丘スクールアイドル全員で!!!!」

すみれ「可可!!!!!」

今回のセンター、可可が来て。

満場のギャラリーは大歓声!!

絶対的LOVER 歌詞(一番)

大好きさ ねぇ大好きって 伝えたいんだ

最大級に アイシテル!

わたし色に世界よ 染まれ!

秘密のキモチ ぶつけちゃう今日は

笑顔見えた! いつもありがと!

キミの声が響いた In my heart

この声も聴こえるよね!? To your heart

レスポンスはラブレターなんだ Ah

準備はいいですか? 両手でハートを作ろう

いそいで 來 來 來! 送って我愛你!さあ

ちょうだい 打Call! Yes!今はただ今に夢中で

よそ見したら 置いてかれちゃうよ

お気に入りがあふれて 胸がいっぱいだ!

ステージはいつまでも煌めきたいの

最高をもっと更新しようよ!

目と目 会ったとき キミが絶対的LOVER

大好きさ ねぇ大好きって 伝えたいんだ

最大級に アイシテル!

youtu.be

萌萌「可可!!!」

可可「バーバ!マーマ!!」

萌萌「エッ・・・?」

可可「可可・・・」

萌萌「可可・・・」

※可可ママ美人だね~

萌萌「バーバ、マーマ!!」

スクールアイドルに没頭し、日本に渡り、かのん達の出会いなどが走馬灯の様に甦る。

可可「可可は・・・今一番幸せデスヨ」

隣にいるかのんが可可の右手を繋いだ。

可可「かのん!!」

かのん「上海で歌って良かったね」

可可「はい!!!!!」

そして歓声

可可「謝謝!!!!!」

今回はここまでですが、暫定だけど、3期の中で神回だと思います。可可ちゃんの過去が見れたり、プロフィールで好きな教科は体育以外という理由が分かりましたね。可可ちゃんのご両親もライブ観て、当初の約束だった、ラブライブに結果を出さないと上海に連れ戻されるというのは撤回されるのかな?

次回は「Liella!に勝つために」ですが、新学期が始まり、冷静な冬毬ちゃんに何があったのか、そしてトマカノーテとLiellaの最終決戦の様だけど、着ぐるみは上海のお土産か?

最後は前回と同じショートドラマでタイトルは

「かのんのラテアート」

出演は1期生。

かのんはマンマルのラテアートを見て。

かのん「おお・・・これは結構自信作かも!」

かのん「みんなに見せよっとォ!」

ラテアートを見せた可可達の反応は良かったらしい。

かのん「これは思った以上の反応!え~と『じゃあ、これからウチに来る?』っと・・・ってみんなそこまで暇じゃないかァ~」

可可達は都合が良かった様だ。


かのん「わァこれは大変だぞォ~!!準備準備ィ!!!」

しばらく、恋、可可、すみれの3人が来て。

恋「お邪魔します」

すみれ「来たわよォ。う~んいい香りねェ~!」

可可「わあ~もう出来てマス!!」

かのん「すぐ来るって言うから張り切りちゃった!!」

恋「どれも大変素晴らしいです!!」

恋「あとは千砂都さんを待つだけでしょうか?」

すみれ「ん?一番近い筈の千砂都がまだ来てないの?」

かのん「あァそれは・・・」

千砂都が来て。

千砂都「お待たせ!!たこ焼き買ってきたよォ~」

かのん「それでは改めまして!せ~の!」

「いただきます!!!!!!」

それはキャラの因んだオリジナルラテアートだった。

 

ラブライブ!スーパースター!!TVアニメ3期6話 タカラモノー1

※ネタバレ注意!観てない人はスクロールしない様に!!

※随時、修正あり!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは恒例の前回のラブライブスーパースター。

担当・すみれ

すみれ「1学期も終わり、将来の事を考える3年生達。可可も悩んでいて・・・」

可可「ホントに今はスクールアイドル活動以外、考えられない」

すみれ「家族に相談しようと帰省した可可。ある日、私達の元に上海行きのチケットが・・・」

すみれ「あちこちのスポットを巡るも可可は見つからず・・・」

萌萌「可可の姉、唐萌萌です」

すみれ「突然の出会い。この先、どーなるのォ!?」

アバン

中学生の可可。教室では先日のテストの結果発表を始まるところだ。

めちゃイケのテストかいw

可可「ふゥ・・・」

トップは可可だった。周りの生徒はどよめいた。

今回だけなく、何度もトップになった事があったらしい。

すると可可の友達が。

「可可!!」

回想は終わり、前回の続き。

萌萌「ここ上海で行われる、スクールアイドルフェスの会場がこちらです。可可ちゃん助けて!!!」

かのん「助けるって・・・どういう事?」

萌萌「上海でもスクールアイドルは大人気。遂に巨大イベントが開かれるまでになったのです」

メイ「って何でそれが可可先輩に助ける事に繋がるんだ?」

萌萌「両親に観て貰いたいからです。可可ちゃんは、これからも歌の道を突き進むのです。ステージの上で、可可ちゃんが輝く姿を見れば、両親もきっと賛成してくれる筈!!」

かのん「歌を・・・進路に?」

Aパート

Liellaとトマカノーテが宿泊しているホテルでは、朝食バイキングでウィーン・マルガレーテが料理を探しながら右往左往。

ウィーン「ササァッ!!サササァッ!!!ササササァッ!!!!」

ウィーン「はッ!カレーまでェ!」

ポンコツ化になりつつありますなァ・・・

トマカノーテはテーブルで食事していた。

かのん「可可ちゃん・・・困ってた・・・」

ウィーン「私達には関係ないでしょォ?イベントに出て欲しいを頼まれたのはLiellaだけ」

かのん「でも、可可のお姉さんは私達も呼んでくれたんだよォ?」

冬毬「お姉さまは、私達が別グループであると云う事を知らなかったそうです」

ウィーン「Liellaは敵よ!!こっちがちょっかい出すべきじゃないわ!!!」

かのん「だから、敵じゃないって!もう!!!!」

ウィーン「フンッ!!」

ウィーンは今でもLiellaを敵だと拘り続けているらしい。

冬毬「実際、私達は上海フェスのオファーは来ていません。ここは素直に観光を楽しむのがベストかと」

冬毬もウィーンと同じ意見だ。

かのん「冬毬ちゃんまで・・・」

冬毬「私の目的は変わりません。姉者の発言が本気かどうか、それをこの目で確認したいだけです」

冬毬「御馳走さまでした」

冬毬は食事を済まし、席を離れた。

かのん「冬毬ちゃん、サラダしか食べてないィ・・・」

冬毬はかなりのベジタリアンである。

かのん「だから、あんなに落ち着いてるのかな」

ウィーン「どーゆー理屈よォ」

その頃、可可の実家では、可可の部屋にある机には進学先の大学のパンフレットが置いてあって、パンフレットの隣には両親の置手紙が置いてあった。

すると、姉の萌萌の声が。

可可は気付いて、慌ててパンフレットを机の引き出しにしまった。可可は戸を開けて。

可可はランニングを始めた。

途中、電光掲示板で上海フェスの告知が。

再び中学生の可可。

その夜、可可は宿題して、そして一家揃っての写真が飾ってあった。

可可はそのまま、うたた寝したまま朝を迎えた。

可可は学校に向かう途中、百貨店のショーウィンドーには華やかなドレスが展示されて可可は足を止めた。

可可「わあ・・・」

授業に集中し、

下校途中、可可の友達が来て。

二人はタピオカを買い食いして。可可はタピオカとにらめっこ。

すると近くから歓声がわいて。

「ん?」

それは神津女子のスクールアイドル、サニパことサニーパッションの映像が映し始めた。

サニパのパフォーマンスを観て。

可可「わあ・・・!!!」

すると可可が持っているタピオカを手を離してしまい、

それを友達が受け止めた。

「可可!!」

その日から可可はスクールアイドルに没頭する毎日であった。

そして、可可はサニパの映像を観て。

可可「サニパさまァ!!!」

可可がスクールアイドルの出会いはここから始まった地でもあった。

※そういえば、穂乃果ちゃんも千歌ちゃんも巨大な電光掲示板を見て、スクールアイドルにハマったんだな。

と、可可はランニングを再開した。

一方、可可を除くLiellaは。

メイ「ん~気持ちいいぜェ~!!!」

恋「いい練習が出来そうですね!」

四季「綺麗な街」

千砂都「ん?」

きな子「かのん先輩っすか?」

千砂都「うん、マルガレーテちゃん達とライブ応援しに行くねって」

きな子「折角一緒に、上海に来たのに別行動だなんて・・・」

千砂都「仕方無いよ」

そして、可可と合流。

可可「お待たせしマシタァ~」

すみれ「遅いわよ!」

すみれ「何してたの?」

可可「久し振りに帰ってきて、道に迷っちゃって」

すみれ「ふ~ん」

恋「全員揃ったので、ここで一つ、決めておきたい事があります。ライブのセンターをどうするか」

千砂都「今回も8人で歌う事になる。私達は可可ちゃんに立って貰いたい」

可可「可可が・・・センター?」

千砂都「うん!上海は可可ちゃんの故郷でしょ?」

きな子「凱旋ライブ!!」

メイ「私達は大賛成だぜ!!!」

四季「Me too.」

すみれ「上海のご家族も喜んでくれるわよね」

可可「そうデスネ」

すみれ「ん?何かあったの?」

可可「アッ・・・いえ、何でもありません。センターはスクールアイドルにとって最も輝ける場所!是非、やらせて下サイ!!」

夏美「遂に、私達も世界進出ですの!!!!」

メイ「可可先輩の魅力を上海の人達にも、沢山、知って貰えるな!!!」

可可「頑張りマス!!!!!」

可可のセンター決定に反対する人はいなかった。

恋「ではセンターは可可さんで!!!ライブに向けて、全力で頑張りましょう!!!!!」

「お~!!!!!!!!!」

しかし、すみれは腑に落ちない顔だった。

一方、トマカノーテもランニング中。

休憩中。

かのん「ハァッ!うわ~日陰は涼しいねェ~」

冬毬「日中は室内で練習出来るところを探した方がいいかもしれませんね」

かのん「外国だし、今日は早いけど、このくらいにしておこう」

冬毬「アグリーです」

かのんのスマートフォンから受信音と振動音が。

かのん「あ~ゴメン、ちょっと抜けていい?」

ウィーン「どうしたの?」

かのん「可可ちゃん達も早めに練習切り上げたって。また後で連絡するから!」

今までLiellaの事になると怒り狂うウィーンが平然な表情だった。

冬毬「今日は怒らないんですか?」

ウィーン「かのん、何回言っても聞かないだもの。可可先輩の事が気になって仕方無いんでしょ」

冬毬「流石同居人」

その頃可可は川を眺めながら、かのんと合流。

かのん「可可ちゃ~ん!!!」

可可「かのん」

かのん「一人?」

可可「先程、みんなと解散して・・・」

かのん「可可ちゃんセンターやるんだってね!!楽しみにしてる!!!」

かのん「可可ちゃん?私で良かったら話して?」

可可「かのん・・・」

突然、可可は泣き始めた。

可可「うっう~うぇ~!!!!」

二人は近くにある喫茶店に移し。

可可「結局、両親とはまだ、何も話せていなくて・・・」

かのん「そっか・・・でも、可可ちゃんのお姉さん、とっても優しそうだった!!お父さんもお母さんもきっと素敵なひとなんだろうなァ」

可可「かのんはいつも優しいデスネ。大好きデス!!」

かのん「私もだよ」

可可「龍井(ロンジン)茶、可可、好きなんデス」

かのんも飲んでみた。

かのん「美味しい!」

可可「かのんと上海で過ごせて、とっても嬉しいデス」

可可「両親は日本に行く可可を、優しく見送ってくれマシタ。最初の時こそみんな心配していましたが、可可の努力を認めてくれて、3年間好きな事をやらせて貰えました」

可可「大学に行けば、お父さんもお母さんも安心する。両親への恩返しにもなる。だから可可は進学しようと思ってイマス」

かのん「北京の大学に?」

可可「はい」

かのん「・・・いいの?」

可可「スクールアイドルと出会っていなければ元々進んでいた道ですよ?」

かのん「お姉ちゃんは?悲しまない?」

可可「反対すると思います。歌を続ければいいのにって。でも、可可は両親を安心させたい」

かのん「だから、進学・・・」

可可「日本に送り出してくれた親に、進路はもうちょっと待ってなんて言えません」

かのん「でも、ライブには来て貰うんでしょ?可可ちゃんの頑張っている姿を見たら、ご両親の考えも・・・!!」

可可「そんなの甘い考えデス。親にはホントに自由にやらせて貰いました。可可の青春はここまで。もうすぐ終わるんです!!」

※このセリフ、痛々しく感じる・・・
可可「家族のみんなは最高に輝く可可を見て貰いますよ!!!!今年が最後デスカラ!!!」

ー2につづく