※ネタバレ注意!観てない人はスクロールしない様に!!
※随時、修正あり!
外は雨の中、夏美の部屋ではLiellaでぎゅう詰め状態だった。
可可「う・・・うう・・・狭いデスゥ・・・」
夏美「そりゃそうですのォ。9人にいきなり押しかけられたら」
かのん「まあァまあァ」
千砂都「まさか夏美ちゃんが本当にここから通っていたなんて」
恋「でも、何故結ヶ丘に?」
夏美「エルチューバーを極めるなら、都会の学校に通う方が有利だと冬毬が・・・」
恋「冬毬さんが?」
夏美「はい・・・」
かのん「冬毬ちゃん、夏美ちゃんに言ってたよね。夢を追い掛ける事が、無駄だと知って貰うって」
夏美「はい、それも全部私が悪いんですの」
再び小学生の夏美に振り返って。
夏美「ウフフフッ、私はオリンピックで金メダルを取る選ばれし人なのですの!!」

しかし、運動会の短距離走で夏美は躓いて。
夏美「ギャッ!」

夏美「夏美はノーベル賞を取れる科学者になる事!間違いなしですの!!」
それを聞いた冬毬は。
冬毬「うん!うん!」
しかし、テストは全教科50点未満。
そこで戸が開く音がして。
夏美「アッ・・・ウッ!」
冬毬が来て、慌てて答案を隠す夏美。
夏美「私はモデルになる!!世界を股にかけるスーパーモデルに!」
それを聞いた冬毬は。
冬毬「ん~!うん!うん!うん!」
家の柱で背伸びする夏美。
夏美「ふんぬ・・・うぬぬぬぬゥ~」


夏美はバランスを崩して、よろけてしまい、倒れた。


夏美「あれも駄目、これも駄目、全部駄目ェ」
その後、夏美は部屋に閉じこもって。
夏美・冬毬ママ「夏美ィ~ケーキ買ってきたよォ~」

夏美「要らない!!」

子役募集の合格発表で、夏美と冬毬は番号を探したが・・・。
冬毬「ない・・・」
夏美は冬毬の手を離して、出ていきながら。
夏美「お腹空いた」
夏美は海外ボランティアやホームステイなどのパンフを何冊か並べて、冬毬が来て。
冬毬「姉者、次はどんな夢を追いかけるのですか?」
冬毬はゴミ箱に夢ノートが捨てていた。
夏美「バカらしい」
冬毬「アッ・・・姉者、元気を出して!!」
夏美「ありがとう、冬毬。でも、もういい」
冬毬は慌てて。
冬毬「まだ、沢山、叶えてみたい事があったでしょう?1つ駄目になったからといって・・・」
夏美「1つではないですの!!!2つ3つ・・・いや全部か」
冬毬「姉者・・・」
夏美「私には才能がないんですの。夢を追う資格もきっとない」
夏美は笑みを浮かべながら。
夏美「夢を追いなんて、無駄な行為ですの」
冬毬の目に涙を浮かべて。
夏美「あっ、それならいっそお金でも貯めて、困らない様に生きていこう。お金なら裏切らない。そうこれからはマニーが命ですの」
冬毬「マニー・・・」
夏美「そう!大切なのは夢なんかより現実!!マニーですの!!!!」
今まで姉の将来を応援していた冬毬だったが、
この瞬間、冬毬の心が折れてしまった。
冬毬「夢なんかより・・・現実・・・」
夏美「え?」
冬毬「夢なんて・・・持つものじゃない!!!!」
昔話は終わり。
夏美「それ以来、冬毬は一切夢を語らなくなった」
すみれ「なのに、お姉ちゃんは突然スクールアイドルを始めちゃって」
可可「マニーよりも・・・」
メイ「夢を追いかけて・・・」
四季「冬毬ちゃんは不服」
きな子「・・・って事っすよね」
廊下で待機していたウィーンが戸が開く音に反応して。
ウィーン「ん?」
妹の冬毬が来て。
冬毬「騒がしいですね」
かのん「冬毬ちゃん!」
かのん「お邪魔してます・・・」
冬毬「遠路はるばる、ようこそ」
千砂都「冬毬ちゃんは夢を追いかけるなんて意味がないった思っているんでしょ?」
冬毬「はい」
恋「夏美さんは凄く頑張っていますよ。Liellaの心強いメンバーです」
しかし、冬毬は。
冬毬「姉者が夢を追いかけても無意味です!」
かのん「そんな事、分からないよ!!」
冬毬「分からない?何を根拠に?」
かのん「夢を持っているから、自分が思っていた以上の力を出せる!!出来ない事や大変な事でも乗り越えられる!!」
それに対して冬毬はかのんにこう言った。
冬毬「それにかのん先輩は、夢を叶える才能があるからです。あれだけの歌唱力を持ち、ラブライブという名の知れた大会で優勝した、才能が無ければ出来ない事ですよ」
かのん「それだったら、一緒に頑張って夏美ちゃんだって!」
すると夏美は大声で。
夏美「やめて!!!!!!!」
かのん「あ・・・」
夏美「冬毬の言う事は分かる。実際、私はLiellaに入るまで、何一つ夢を叶えてこられなかったんだから」
冬毬「その通りです」
夏美「私だってスクールアイドルを始めたときは半信半疑だった。でも・・・」
夏美はカーテンにある衣装を眺めて、それはラブライブ決勝で歌った「未来の音が聴こえる」衣装だった。
夏美「あの決勝のステージの上で、私は最高に感動したの。もう一度、あそこで歌いたい。今度は自分が中心になって。いつか、かのん先輩達が卒業したあとも、頼られる様な存在になりたいって!!!!」
かのん「夏美ちゃん・・・」
千砂都「あ・・・」
可可「うう~ナッツゥ~!」
冬毬は無表情なままだった。
夏美「私だけではありませんの。きな子、メイ、四季、2年生の想いはみんな同じなんですの。それが、今の私の夢なんですの!!!」
恋「皆さん、そんな事を・・・」
きな子「実は・・・」
四季「Me too」
メイ「まったくゥ・・・恥ずかしいから先輩達には言うなって話したのに・・・」
冬毬「私は・・・スクールアイドルがどんなものなのか、直接、入部して学ぼうと判断し、行動しました」
冬毬「姉者が今言った夢は可能か不可能か?答えるまでもないと思います」
夏美「あ・・・」
それを聞いたメイ達は。
きな子「酷い・・・」
メイ「あんまりじゃねーか!!!」
冬毬「幾ら努力しても、その夢は叶わないでしょう」
冬毬は部屋から出て、メイは激昂した。
メイ「この野郎ォ!!!!!」
かのん「待って!」
かのんは冬毬を追って。
かのん「冬毬ちゃん、言い過ぎだよ!!」
冬毬「・・・すみません」
かのん「決めつけたら終わりだよ!!まだ、未来なんて誰も分からないんだから!!!」
冬毬「だから・・・続けても構わないと言うのですか?ダメだったら?」
かのん「それは・・・」
これにはかのんは反論出来なかった。
冬毬「あなた達と姉者との関係は、スクールアイドル活動をしている間だけになるかもしれない。けれど私はこれまでも、これからもずっと見て行くのです」
冬毬「姉者の事を。もう・・・傷つけて欲しくないのです。姉者に・・・」
夏美「冬毬・・・」
冬毬は自分の部屋に戻り、暗闇の部屋の中、机の引き出しを開けた。
数日後、今日も雨だった。教室では夏美が外を眺めたままボーッとしたまま、何も語ってくれない。先日の事で憔悴しきっているのだろう。
可可「ナッツゥ~話しかけても、ぼっとしてるデスゥ・・・」
かのん「冬毬ちゃん、何もかも駄目って訳じゃなくて、夏美ちゃん凄く応援してるし、夏美ちゃんの事、大好きだよね」
可可「可可もそう思いマス!」
千砂都「傷ついて欲しくない・・・か」
強い力で扉が開く音がして、それはウィーン・マルガレーテが凄い剣幕でかのんを怒鳴った。
ウィーン「いた!!やっぱりココだったのねェ!!!」
かのん「うっ!」
ウィーン「な・ん・でアンタがココにいるのよォ!!!!!
と言いながら、ウィーンはかのんの頬をひねり始めた。
※過去そんな事あったな~
1期

2期

かのん「止めてよォ~」
ウィーン「敵の本部みたいな所でしょォ!!ココは!!!!」
かのん「敵とか言うのやめようよ!同じスクールアイドルなんだよォ?」
ウィーン「だから、アンタと組むのは嫌だって言ってんのよォ!!!!」
かのん「う~止めてよォ~!!」
ウィーン「そんな甘い考え!!」
千砂都「マルガレーテちゃんは?」
ウィーン「ハァ!?」
かのんは逃げて可可を盾代わりにしている。
千砂都「あの二人の事、どう思う?夏美ちゃんの事。夢、追いかけるって意味のない事だと思う?」
ウィーン「私だったら、誰が何と言おうと諦めないわ」
千砂都「ハハ・・・やっぱりそうだよね」
ウィーン「そういや、さっき、2年生が話していたわよ。その事について」
かのん・可可・千砂都「2年生が?」
その頃2年の教室で、夏美が小学生の時に書き続けたゴミ箱に捨てた筈の「夢ノート」を夏美に見せた。当時、夏美がノートをゴミ箱に捨てて、夏美がいない時、冬毬がゴミ箱から出したのだろう。
メイ「悪いが、少し見させて貰った」
夏美「これは!」
きな子「冬毬ちゃんに渡されたっす。夏美ちゃんが、どれだけ夢を追いかけてきたか、そしてどれだけ諦めてきたか・・・」
夏美「皆さんも冬毬と同じ考えですよね。こんな私が夢を追いかけても無駄だって・・・」
メイ「実際、自分達が先輩達より上だなんて思えないし・・・」
四季「私達の力で優勝なんて・・・」
きな子「夢の又・・・夢」
夏美「昨日、冬毬と話しましたの」
冬毬「このままスクールアイドルを続けても、また、きっと傷つく日が来ます」
夏美「分かってる」
冬毬「叶わなかったら、高校でロストした時間の分だけ後悔する」
夏美「・・・分かってる」
冬毬「マニーを稼げる様になって、姉者は落ち込まなくなった。いつも笑顔になったし、自信に満ち溢れていました」

冬毬のパソコンのモニタにはオニナッツチャンネル登録者6万8千となっている。
冬毬「私は姉者の笑顔が好きなのです。姉者にはずっと笑顔でいてほしい」
メイ「笑顔か・・・」
夏美「実際、冬毬の言う通りですの。ここにいるメンバーで頑張っても届かなかった時はきっと・・・」
四季「傷ついて落ち込む」
盗み聞きしているかのんは。
かのん「みんな・・・」
かのんは夏美達のところに向かおうとしたが、可可に止められてしまった。千砂都も左右に首を振っていた。ここはきな子達に任せようと考えだ。
きな子「でも、きな子、このノート見た時、感動したっす!!」
夏美「感動?」
きな子「そうっす!!夏美ちゃん、こんなに沢山挑戦してきたんだって!!」
夏美「全部、失敗してきたんですのよ・・・?」
メイ「私は大して失敗もしてないのに、くよくよした事もあって、カッコ悪いな、自分・・・って思った。夏美はすげーよ!!!!」
夏美「メイ・・・」
きな子「夢を叶えようと思ったら、傷ついたり、落ち込んだりするから、笑顔になれる日が来るんすよね!!!」
夏美「きな子・・・」
四季「No Rain,No Rainbow」
メイ「何だそれェ?」
四季「外国の諺(ことわざ)。雨が降らなければ虹は出ない」
因みにこのNo Rain,No Rainbowはハワイの諺である。
きな子「素敵な言葉っすね!!!みんなで虹見たいっす!!!」
メイ「お~いいじゃん!!いいじゃん!!!!どーせなら、デッカイ虹がいいよなァ!!!!」
千砂都「いつの間にか成長していくんだよなァ」
かのん「うん・・・!」
その頃冬毬は地下鉄の千代田線の表参道駅で電車が来るのを待っていた。丁度電車が来て。冬毬のスマートフォンから振動音がきて。
冬毬「姉者?」
牛久駅に着いた冬毬。牛久駅の近くにある牛久シャトーの前で夏美達2年生が冬毬を待っていた。

冬毬「何ですか?コレは」
夏美「冬毬・・・ありがとう。私の笑顔を好きと言ってくれて」
冬毬「それは事実ですから」
夏美「落ち込む時や傷つく時があったとしても、スクールアイドルに出会えて初めて分かったの」
雨が止んで、陽が射し始めた。
夏美「本当に楽しいって思える笑顔。マニーよりも、もっと、もっと素敵な最高の笑顔になれる日が来ると信じているの」
4人は手を繋いで。
夏美「だから、これからも、私を見ていてほしい!!!!!」
夏美「涙を流したここから、もう一度、最高の笑顔を目指しますの!!!!!!」
かのん達も隠れて見守る。

夏美「雨の後の、あの虹の様に!!!!!!オニナッツ~!!!!!!!!!」
4人「Song for All!!!!!!!!!!!!」
今回はここまでですが、オニナッツが何度挫折しても冬毬ちゃんは応援し続けるとは感動モノでした。実の姉に対してキツイ言葉には頭にきたことがありましたが、これ以上傷つけたくないというのが姉思いもあるなと感じました。
鬼塚姉妹の自宅が茨城の牛久なんて茨城のラブライバーも興奮してるかと思います。鬼塚姉妹を住民登録すれば、街づくりも活発になるかと思います。
次回は「你好!上海!小籠包~!」ですが、上海といえば可可ちゃんの故郷だけど、Liella初の海外遠征という事で、一瞬可可ちゃんの母親か、お姉さんなのか登場するけど、気になりますね~。


最後は「リエラのうた」に戻ったのかなっと思ったら、
「2つの焼き芋」というショートドラマらしいです。
出演 ウィーン・冬毬
冬毬「今日も練習に精が出ていましたね」
ウィーン「ウフフッ、聴いたわよねェ?私の歌声」
するとどこからか。
「いーしやーきいもーおいも」
冬毬「おや、このアナウンスは・・・マルガレーテ、向こうから焼き芋さんが!!!!」
ウィーン「人の話を聞きなさいよォ!!もう!!!!」
冬毬「マルガレーテェ、アサップで行きますよォ!!!」
冬毬はウィーンを引っ張りながら屋台を追いかけた。
何とか焼き芋をゲットしたが、ウィーンは息が荒れていた。
ウィーン「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・何で一人で先行っちゃうのよォ~!冬毬だけ走って、2つ買えば良かったんじゃないィ?」
冬毬「そ、それは合理的ではありますが」
冬毬は焼き芋を頬張った。
冬毬「はむ♡うん!美味しいです♡」
ウィーン「まァ、ただ待ってるなんて私らしくないか。決めた!次に屋台を見つけたら競争しましょ!」
冬毬「競争ですか?まあいいでしょう」
ウィーン「決まりね。はむ♡はふっはふっはふっはふっ!!あっつ!あっつゥ!!でも、これ、甘くて美味しいわね」
冬毬「でしょ?」
