難読漢字 歴史上の人物名編 解答と解説

延び延びとなってしまいましたが、
難読漢字の歴史上の人物名編の解答と解説をします。
1の王仁は「わに」で、応神天皇の招きで百済から来日したとされる古代の渡来人。
2の妙葩は「みょうは」で、南北朝時代の禅僧。
夢窓国師を助け、臨済宗の発展に尽くした。
3の西周は「にしあまね」で、江戸から明治の思想家。
オランダに留学した法学・哲学を学んだ。
4の以仁王は「もちひとおう」で、後白河法皇の第二皇子。
平氏追討の令を諸国に発した。
5の宮柊二は「みやしゅうじ」で、昭和期の歌人北原白秋に師事。
6の橘逸勢は「たちばなのはやなり」で、平安初期の書家。
空海とともに唐に渡った。
7の荷田春満は「かだのあずままろ」で、江戸中期の国学者
独学で古典を研究し国学を創始した。
8の各務支考は「かがみしこう」で、江戸中期の俳人
芭蕉の没後、蕉風の普及に尽力した。
9の角倉了以は「すみのくらりょうい」で、戦国~江戸時代の京都の豪商。海外貿易、河川改修も進めた。
10の海北友松は「かいほうゆうしょう」で、安土桃山時代の画家。海北派の祖。
11の舎人親王は「とねりしんのう」で、奈良時代の皇族「日本書紀」を完成させた。
12の高向玄理は「たかむこのくろまろ」で、大和朝廷時代の学者。渡来人の子孫。
13の塙保己一は「はなわほきいち」で、江戸後期の国学者。和学講談所を設立した。
14の千々石ミゲルは「ちぢわミゲル」で、天正遣欧使節の一人。洗礼名がドン・ミゲル。
以上で終わりますが、勉強になりましたか?