希ちゃん誕生日おめ!名シーン集

今日はのんたんこと東條希ちゃんの誕生日ですが、恒例の名シーンをお送りしたいと思います。

まず2期9話「私の望み」でBパートで、真姫ちゃんが希ちゃんにどうしてラブソングに拘るか詮索するシーンです。

希、真姫、絵里の3人は希のアパートに入った。

真姫「お邪魔します」

希「遠慮せんで入って」

希はお湯を沸かして、

希「お茶でええん?」

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真姫「あ、うん・・・一人暮らし・・・なの?」

希「うん、子供の頃から、両親の仕事の都合で、転校が多くてね」

真姫「・・・そう」

絵里「だから、音ノ木坂に来て、やっと居場所が出来たって」

希「そんな話はやめてよ!こんな時に話す事じゃないよ!」

するとやかんが沸騰している音が出て。

希「おっとっと!」

真姫「ちゃんと話してよ!!もうここまで来たんだから!!!」

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絵里「そうよ。隠しておいてもしょうがないでしょ?」

希はお茶を淹れながら

希「別に隠していたわけないんよ、えりちが大事にしただけやん」

絵里「嘘!µ‘s結成した時から楽しみにしていたでしょ?」

希は近くにある砂時計を逆さにした。

希「そんな事ない」

絵里「希!!」

希「うちがちょっとした希望を持っていただけよ」

真姫「いい加減にして!!!!いつまで経っても話が見えない!!!!どういう事?希!!!!!」

絵里「簡単に言うとね、夢だったのよ。希の」

希「えりち!!」

絵里「ここまで来て、何も教えない訳にはいかないわ」

真姫「夢?ラブソングが?」

絵里「ううん、大事なのはラブソングかどうかじゃない。9人皆で曲を作りたいって。一人一人の言葉を紡いで、思いを紡いで、本当に全員で作り上げた曲、そんな曲を作りたい、そんな曲でラブライブに出たい。それが希の夢だったの。だからラブソングを提案したのよ。上手くいかなかったけどね。皆でアイデアを出し合って、一つの曲を作れたらって」

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希「言うたやろ?うちが言うてたのは夢なんて大それたものやないって」

真姫「じゃあ何なの?」

希「何やろね。ただ、曲じゃなくてもいい。9人が集まって、力を合わせて、何かを生み出せば、それで良かったんよ。うちにとってこの9人は奇跡やったから」

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絵里「奇跡?」

希「そう!うちにとってµ`sは奇跡!!」

希が小学生時代に転入した頃に遡る。

担任「今日からこのクラスに転校してきた、新しいお友達を紹介します」

黒板には「東條希」と書かれていた。

担任「皆、仲良くしてあげてね」

希は一礼した。しかし希は顔が曇っている表情だった。

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希「転校ばかりで友達がいなかった。当然分かり合える相手も」

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そして希が音ノ木坂に入学し、絵里の自己紹介の時。

絵里「皆さん、初めまして。絢瀬絵里といいます。よろしく」

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絵里の後ろの席に座っていた、希は「あっ・・・」と一言。

希「初めて出会った、自分を大切するあまり、周りを距離を置いてみんなと上手く溶け込めない。ズルができない。まるで自分と同じような人に思いは人一倍に強く、不器用な分、人とぶつかって」

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そして放課後、希は絵里に話しかけた。

希「あの!!」

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絵里「あなたは?」

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希「私・・・うち、東條希!」

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希「それがうちとえりちの出会いやった。その後も、同じ思いを持つ人がいるのに、どうしても手を取り合えなくて、真姫ちゃんを見たときも熱い思いはあるけど、どうやって繋がっていいのかわからない」

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希「そんな子が、ここにも、ここにも」

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希はピンクの紙にマジックで「µ‘s」という文字を書いた。

希「そんな時、それを大きな力で繋いでくれる存在が現れた!!」

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希「思いを同じくするのがいて繋いでくれる存在がいる!!必ず形になりたかった!!!この9人で何かを残したかった!!!!」

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希「確かに歌という形になれば良かったかもしれない。けど、そうじゃなくてもµ‘sはもう既に何か大きなものをとっくに生み出している。うちはそれで充分!!夢はとっくに・・・」

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希のカップには茶柱が立っている。希は笑みを浮かんだ。

希「一番の夢はとっくに・・・だからこの話はおしまい。それでええやろ?」

絵里「・・・って希は言うんだけど・・・どう思う?」

真姫と絵里は笑みを浮かんでスマートフォンを見せた。

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驚いた希は

希「まさか!皆をここに集めるの?」

真姫「いいでしょ?一度くらい皆を招待しても。『友達』なんだから!」

希「・・・」

そして穂乃果達が希のアパートに集まって。

穂乃果「えええェ!?やっぱり作るの!?」

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真姫「そう、皆で作るのよ!」

ことり「希ちゃんって一人暮らしなんだね」

海未「初めて知りました」

花陽「何かあったの真姫ちゃん?」

真姫「何にもないわよ!!」

絵里「ちょっとしたクリスマスプレゼント!µ‘sからµ‘sを作ってくれた女神さまに!!」

真姫と絵里はクスッと笑った。

花陽「皆で言葉を出し合ってか・・・」

すると花陽がµ‘sの集合写真を見つけた。花陽は写真を手に取って。

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花陽「これって・・・」

希「あっ!!!!」

希は写真を花陽から手に取って隠し始めた。

希「希ちゃん!!!」

にこ「そういうの飾ってるなんて意外ね!」

希の顔が赤くなって。

希「べ、別にええやろ!うちだってその位するよ!『友達』なんやから!!!」

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ことり「希ちゃん!!」

凛「可愛いにゃ~♡」

凛は希に抱きつこうとしたが、希はベッドにあるクッションで凛の顔をに当てた。

希「もう、笑わないでよ!!!!」

そしてにこも花陽も希に近づいた。希の後ろには絵里が抱きついた。

絵里「暴れないの!!たまにはこういう事もないとね」

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希「もう・・・」

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穂乃果が

穂乃果「ねえ、見て!!」

外には雪が降ってきた。9人は外に出た。近くの公園に来た9人ははしゃいだ。9人は雪を拾いながら

穂乃果「思い」

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花陽「メロディ」

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海未「予感」

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凛「不思議」

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真姫「未来」

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ことり「ときめき」

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にこ「空」

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絵里「気持ち」

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希「好き・・・!」

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次は1期7話のエリーチカで理事長から期末テストでメンバーが一人でも赤点を取ったらラブライブのエントリーは認めないという事で、勉強が苦手な穂乃果ちゃん、凛ちゃん、にこちゃんが猛勉強を余儀なくされてしまい、3人は気分転換でレッスンをするところを希ちゃんにお仕置きを受けてしまう「アレ」です。

屋上には穂乃果、凛、にこの3人がレッスンを始めようとしていた。

穂乃果「すごい太陽だね!」

凛「なつーかー」

にこ「よーし限界まで行くわよォ!!!!!」

3人は深呼吸しようとしたが、入口には希が見張っていた。

希「何やってるん?」

3人「ヴ?」

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希「昼休みは部室で勉強って約束したやん?」

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3人は慌てて。

穂乃果「いいや、その、分かってるんですゥ!!!!分かってるんですけどォ!!!!」

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凛「何かちょっと身体動かした方が頭にもいいかな~って」

にこ「私は二人に誘われただけよォ!!!!!」

穂乃果「あ~!!!嘘、にこ先輩が最初に誘ったきたクセにィ!!!!」

凛「そうだよ!!!希先輩の目にビビってる様じゃアイドルは務まらないとか何とか言ってェ!!!!」

にこ「デタラメ言うんじゃないわよォ!!!!!!」

となすりつけ合い。

希「そう。まあ、誰でもええやん。どうせ皆一緒にお仕置きやから♡」

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希「にひひひひ・・・♡」

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希は笑みを浮かべて、両手には構える体勢に入った。

3人は恐怖に怯えているのか逃げれなかった。

穂乃果「う、嘘・・・」

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※あれ制服?

希は穂乃果の胸を掴んだ。

希「ガシ♡」

穂乃果「いやあああああァァァァ!!!!!!!!」

希「穂乃果ちんはなかなかやね~♡」

凛「って言うか希先輩、楽しんでたんにゃ~ァ!!!!!」

屋上の違う場所で一人考え事をしている海未は幼少時代の絵里のダンスに頭が浮かんだ。

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お仕置きを終えた希は。

希「さて、部室に戻ろ」

希は海未が考えている所を見て。

希「ちょっと、ショック強すぎたかな?」

お仕置きを受けた3人は自力で起き上がれないほどの虫の息状態だった。

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